初めてマカオに来た時はまだコタイは建設ラッシュの真っ最中でした。
超大型の施設といえばベネチアンぐらいで、その周りにホテルの建設をしている段階でした。
それも今は昔。コタイ地区には煌びやかな大型リゾートホテルが立ち並ぶようになりました。
そして2018年6月に都市型リゾート施設「シティーオブドリーム」に「モーフィアス(Morpheus)」というホテルが誕生しました。
特筆すべきはその外観。
ぱっと見ですぐにザハデザインだとわかります。
見た目も斬新なのですが、世界で初めて柱のない外骨格鉄骨構造で高層建築を実現したということでちょっと見に行ってみました。
旅行期間 2019/6月
エリア 香港、マカオ
テーマ 街歩き、食べ歩き
目次
・Vol.1 日本航空 JL29 羽田 – 香港 エコノミークラス搭乗記
・Vol.2 Ovolo Southside(オヴォロ サウスサイド) 宿泊記
・Vol.3 フォトジェニックな香港オールドタウンセントラルを散策してみた
・Vol.4 JWマリオットホテル香港(香港JW萬豪酒店)宿泊記 ディナーはJohn Anthony Hong Kong(荘館)で驚きの中華フュージョンを堪能
・Vol.5 ザハ・ハディド設計「香港理工大学・ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」を見学しに行ってみた
・Vol.6 世界最長の海上橋「港珠澳大橋(こうじゅおうおおはし)」をバスで通ってみた
・Vol.7 シェラトン・マカオ(Sheraton Grand Macao, Cotai Strip)宿泊記
・Vol.8 ザハ・ハディド設計のマカオに新名所「モーフィアス(Morpheus)」を見に行ってみた!
・Vol.9 夜のマカオは豪華絢爛!だけどやっぱり落ち着かない
・Vol.10 香港国際空港 キャセイパシフィックファーストクラスラウンジはやはり贅沢な空間だった
・Vol.11 日本航空 JL26 香港 – 羽田 エコノミークラス搭乗記
<往路>
JL29 HND (10:00) – HKG(13:45)
<復路>
JL26 HKG(15:15) – HND(20:25)
目次
ザハ・ハディド設計の「モーフィアス(Morpheus)」
今回はマカオまで来たついでにザハ氏が設計した最新ホテル「モーフィアス(Morpheus)」を見にきました。
ここは高級ホテルなので機会があれば是非宿泊してみたいのですが、マカオという土地柄を考えたとしてもなにせ宿泊料金が高額です。
そうですねぇ、、このホテルの近くにある超高級ホテル、グランドハイアットやセントレジスの倍の値段はします(笑)とても手の出るお値段ではありません。。
というわけで見るだけです(笑)
香港でもザハ氏設計の建築を見に行きましたが、周囲とは圧倒的に違う外観にびっくりします。
まるで近未来のようです。
ただ、その外観の複雑さがそのまま内部まで影響を及ぼしていて意外と使いにくいんじゃないかと、、、
で、この「モーフィアス(Morpheus)」ですが、外から見ただけでその他と違うことがよくわかります。
右の丸い建物がグランドハイアットでその左横が「モーフィアス(Morpheus)」です。
近寄ってみると、、
まるでマユのようですね。
見た目も斬新なのですが、世界で初めて柱のない外骨格鉄骨構造で高層建築で建設されたということですから、外側のマユのような構造で建物を支えているということのようです。
建築はあまり詳しくないのですが、要するに柱が少ないってことでしょうかね。
真ん中がなんか弾丸で撃ち抜かれた痕のような形になっています。
これは、、、使いにくそうです(笑)
見る分には楽しいんですけどねぇ、、、なんか使いにくそう(笑)
「モーフィアス(Morpheus)」の中を見てみる
この巨大なマユのような中身はというと、、
エントランスも同じようなデザインで幾何学模様のデザインになっています。
だんだんと目がチカチカしてきた(笑)
なるほど外から見た時に真ん中の穴の空いているところが天井に見えますね。
こうなっているのか〜
確かに天井まで(というかどこが天井だ?)どーんと開けた空間があるのですが、今ひとつ開放感が感じられないのはなんでだろう、、、
なんか天井が広い!!と感覚的に感じられないのです。
実際によく見てみると確かに外壁までの距離は高いですからそれなりの空間なのです。
小さな空間を大きく感じさせるのは日本の茶室などのお家芸ですが、なんかその逆をやっているような気がするのが気のせいでしょうか(笑)
せっかく柱が少ないんだったらもう少しどうにかなったんじゃない?と素人ながらそう思ってしまいました。
やはりザハデザインは外から見た存在感はものすごいインパクトなのですが、その代償として内部の使い勝手が今ひとつ、、、のような印象を受けます。
新国立競技場の建設費が高すぎる!ということでザハデザインは見送られました。
新しい東京のシンボルとしてこれだけの存在感の建築は安かったのでは?とも思いましたが、美術館としてなら良いですが、実用上使い勝手が悪いのは競技場としては致命傷ですから正しい判断だったと個人的にはそうおもいます。
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「モーフィアス(Morpheus)」って意外とコンパクト?
少し外から俯瞰してみると真下で見たほど建物自体が大きくないことがわかります。
まぁお隣のホテルと同じぐらいの大きさです。
もっとも、そもそものこの一帯のモールの規模が非常に大きいので相対的に小さく見えているだけなのかもしれません。
それでも夜景は結構綺麗だった
建物としてはどうかな?と思う「モーフィアス(Morpheus)」なのですが、街の中にあるこの建物のインパクトは絶大です。
昼間も奇抜なデザインが目を引きましたが、夜のライトアップもビルらしくなくて素敵です。
やっぱりこの建物は街のシンボルとして眺めるのが良いですね(笑)
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