青ヶ島は天候次第で上陸できるかどうか運次第ですから多少スケジュールにバッファーを設けていました。
それが八丈島(笑)
とりあえず一泊分だけですが、青ヶ島行きのヘリコプターや船が欠航した時を想定して保険をかけていました。
ところが予想以上にスムーズに(笑)青ヶ島に行くことができたので一泊分は八丈島観光に使えることになり、前回行けなかったところやもう一回行ってみたいところをぐるっと巡ってみたのでした。
旅行期間 2022/5月
エリア 青ヶ島、八丈島
テーマ 観光&温泉
・Vol.1 絶海の孤島「青ヶ島」へ!東京都内を飛行機で移動?全日空 ANA1891 羽田 – 八丈島 搭乗記
・Vol.2 昨日まで運休中だったヘリコプターに乗って青ヶ島上陸!東方航空 TAL11 八丈島 – 青ヶ島 搭乗記
・Vol.3 ゆるーい島の民宿かいゆう丸宿泊記
・Vol.4 青ヶ島観光Part1 お昼ご飯は地獄釜。蒸している間に三宝港、御富士様参り。
・Vol.5 青ヶ島観光Part2 決死の大里神社登山!青ヶ島と言えばこの景色、大凸部でババロア鑑賞(笑)
・Vol.6 坂ばかりだった青ヶ島を後に八丈島へ戻る 東方航空 TAL12 青ヶ島 – 八丈島 搭乗記
・Vol.7 八丈島でキョンと対面!見てみたかった映画「トリック」のロケ地になった廃墟ホテル「オリエンタルリゾート」へ!目の前に忽然と現れる迫力の廃墟!
・Vol.8 八丈島でバスパで温泉巡り〜見晴らしの湯、足湯きらめき、やすらぎの湯を巡ってみた〜
・Vol.9 八丈島でカフェ巡り〜古民家喫茶中之郷、むかしの富次郎、八丈島ジャージーカフェを巡ってみた〜
・Vol.10 プール・大浴場完備でリゾート気分満喫!空港にも近い「八丈ビューホテル」宿泊記
・Vol.11 強運!振り返れば全て予定通り(笑)全日空 ANA1896 八丈島 – 羽田 搭乗記
<往路>
ANA1891 HND(07:30) – HAC(08:25)
TAL11 HAC(9:20) – 青ヶ島へリポート(9:40)
<復路>
TAL12. 青ヶ島へリポート(9:45) – HAC(10:05)
ANA1896 HAC(17:25) – HND(18:25)
目次
八丈島観光はどこに行こう?
八丈島には過去二回ほどきています。
一回目はプールでのんびり、ちょっぴりリゾート気分ということで、、、
二回目は一回目に辿り着けなかった八丈富士リベンジにやってきました。
沖縄の離島とはちょっと違う島の雰囲気や何と言ってもここは「東京都」なので普段と変わらない日常?がミックスされて独特な感じがするのでした。
さて、今回は、、過去二回で行けていなかったところともう一度行ってみたいところを巡ってみることにしました。
「八丈島のきょん!」の「キョン」に会いに行こう!
八丈島といえば、、そう「キョン」ですね(笑)
昔「がきデカ」で主人公のこまわり君の「死刑!」というポーズと一緒にメジャーになった「八丈島のきょん!」(笑)
もう若者はわからんだろうな〜
昭和の時代に少年だったおじさんは誰でも知っている(笑)
まさに意味不明でしたがインパクトは絶大。
八丈島ってのはキョンというシカのような生き物が生息するところってイメージが定着していたのでした。
その「キョン」がなんだったのか今まで見たことがなく、、実物を見に行くことにしたのでした。
まずは八丈植物公園、八丈ビジターセンターへ
八丈島空港のターミナルビルから滑走路を挟んだ向かい側に隣の広大な敷地に八丈植物公園があります。
その中の一角にキョンの飼育施設があります。
中にはちょっとした売店とか色々な展示物があります。
ここからキョンの飼育施設までは園内をかなり歩く必要がありますので、キョンだけを見に行くという目的であれば車で近くまで行っちゃうのが良いです(笑)
この横に実は駐車場がありまして、そこに車を停めればすぐにキョンに会いに行けます。
あ、いた!
ツノがまだ生えていない?と思ったのですが、後で係員の方に聞くところによるとツノはこれ以上伸びないらしい。
そういう種類のシカということです。
台湾や中国広東省には普通に生息するらしく、、
なぜ植物園に動物が?とも思いますが、園内の案内表示版にはちゃんと「キョン」への道案内がそこかしこにあるので植物よりもきっと人気があるのでは?と思います(笑)
お昼ご飯は「ふれあい牧場」で空港を見下ろしながら
お昼ご飯はどうするか、、、
東京都ですがコンビニなんてものはないので(笑)スーパーでご飯を買って少し見晴らしの良い場所へ。
天気が良いので八丈富士の中腹にあるふれあい牧場までやってきました。
ここまでくると気温が少し下がって涼しく感じます。
奥にある展望テラスまで行くと、、
八丈島空港を一望できます。
1日2便しかないですが、飛行機の発着に合わせてここにくると離着陸する飛行機がまるで模型飛行機のような感じで見ることができます。
というわけで、ここでちょっとお昼を食べます。
この前食べて異様にボリュームがあって美味しかったチキンバーガーを買ってきました。
この前はプールサイドで食べたっけ(笑)
意外とこれクセになる美味しさなんです(笑)
映画「トリック」のロケ地になった廃墟ホテル「八丈オリエンタルリゾート」へ!目の前に忽然と現れる迫力の廃墟!
飛行機で八丈島空港に着陸する直前にチラッと見える海岸沿いのでかい建物。
以前映画「トリック劇場版2」でロケ地になった廃墟のリゾートホテル「八丈オリエンタルリゾート」。
1968年開業(当時は八丈ロイヤルホテル)で、テイスコートやプールなどの豪華施設を有する巨大ホテルだったのです。
かつて海外旅行が一般的でなかった時代、東洋のハワイと言われ温暖な気候と南国風の雰囲気がマッチして新婚旅行先に賑わった場所です。
しかし海外旅行が一般化、目立った観光名所もなく交通も不便ということで観光客が減少。
「プリシアリゾート八丈」「八丈オリエンタルリゾート」として再建を試みますがとうとう2006年に閉館したのでした。
そこから今に至るまでずっと廃墟、、
今では日本三大廃墟とも言われるほど日本最大級の廃墟として有名になってしまいまいました。
前回は来れなかったので今回は是非行ってみたい(笑)ということで廃墟を見にやってきました。
場所は八丈島と竹芝桟橋を結ぶ東海汽船の敵航路が就航している港、「底土港」から八城一周道路を北へ向かった場所にあります。
地図で見るとなんか丸い道があるのですが特に何も表記なし。
そこに行くと、、
どーんとエントランスが見えてきます。
地図で見るところの丸い道路はこのエントランスを入ったところの車寄せ跡だったのです。
というわけで、ここに車を停めて、、(左に今回借りたレンタカーがちょこっと映り込んでいますね(笑))
ちょっと歩いてみることにします。
もちろん建物の中は立ち入り禁止。
ただ、外周の道路は生活道路と一体化していてそこを散策することは可能です。
あ、トリックで見たあの王冠のような形の巨だ建造物(笑)
草も生い茂り着実に廃墟になっていますね。
いやぁ、、これは巨大だ。
海外旅行が一般的でなかった時代、、そう、50年ほど前の建物にしては随分思い切った建物を建てたって感じです。
今の八丈島には雰囲気が馴染まない、、(笑)ということは以前も相当違和感がある建物だったに違いありません。
個人的に感じるのが装飾が悪趣味(笑)
入り口から左手に生活道路と一体化している道路があるのでぐるっとこの建物を回って裏手に回ってみます。
すると、、あ、ここにも車寄せがあった。
窓ガラスなどはまだあるのですが一部割れていたりして、、ここに夜来ると相当怖い物井ができるんじゃなかろうか。。
そんな雰囲気のする場所です。
昼間は緑に囲まれた普通の場所なんですけどね〜
エントランスのドアはもちろん鎖で施錠されていて入れないようにはなっているのですが、少しドアが空いている。。
そこからスマホだけをそっと入れて(笑)中の様子を撮影するとこんな感じです。
うわー廃墟だ(笑)
エントランスから伸びる階段やらその脇の電話ボックスがなんとも時代を感じさせるものです。
これ、、廃墟ツアーとかしたら人気が出るんじゃない?(笑)
もしやるんだったら参加しに八丈島まで飛びます!(笑)
日本三大廃墟と呼ばれるだけあって敷地はでかいし相当迫力があります。
これはこれで観光資源にしないともったいない。。
実はこのホテル立地的にもビーチや港に近くて相当便利な場所にあります。
廃墟にしとくには勿体無いですがかといってここまで大きい施設は今の八丈島にはいらないかも(笑)
とりあえずキョンにの会えたし廃墟もみることができたし今回は大収穫でした。
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