バス感覚でスクート(SCOOT)に乗って台湾へ / Vol.1 スクート TR899 成田 – 台北(桃園) エコノミークラス搭乗記〜桃園空港は常客証があるとイミグレが楽々〜

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3月は電車で台湾一周したわけですが、今回はSCOOTのセールであまりの飛行機代の安さに負けて思わずポチッとしてしまった「SCOOTで行く2泊3日台湾の旅」に行ってきました。

いやぁ、、往復約15000円ですからねぇ、、大阪片道の新幹線代よりも安い(笑)

まさにバス感覚で飛行機にひょいっと乗って行けるなんていい時代になりました。

旅行期間 2019/5月
エリア  台湾
テーマ  街歩き、食べ歩き

目次
・Vol.1 スクート TR899 成田 – 台北(桃園) エコノミークラス搭乗記〜桃園空港は常客証があるとイミグレが楽々〜
・Vol.2 シーザー メトロ タイペイ (Caesar Metro Taipei)(凱達大飯店)〜客層がいまいちだけどそれ以外はコスパが抜群のホテル〜
・Vol.3 台北食べ歩きあれこれ 〜朱記、鼎泰豊(ディンタイフォン)などなど〜
・Vol.4  台北から気軽に行ける絶景スポット「猫空ロープウエイ」の魅力と楽しみ方
・Vol.5 台湾最強のパワースポット「龍山寺」でおみくじを引いてみた!参拝方法とおみくじの意味を徹底解説
・Vol.6 台湾のB級グルメを食べ歩き!胡椒餅と牡蠣オムレツのおすすめ店はここだ!
・Vol.7 台北桃園空港「PLAZA PREMIUM LOUNGE」でお昼ご飯
・Vol.8 スクート TR874 台北(桃園) – 成田 エコノミークラス搭乗記 〜帰りはエコノミーフラットで楽々帰国〜

<往路>
TR899 NRT (12:05) – TPE(14:50)
<復路>
TR874 TPE (15:00) – NRT(19:30)


スクートで台湾まで片道4190円?

年間の旅行計画は年初にだいたい決めている分けですが、4月に入ってSCOOTから悪魔のメールが飛び込んできました。

LCCはいつもお得なセールが開催されていますが、SCOOTも座席が埋まるまで毎月のようにセールをしています(笑)

で、なんとなくサイトを見ていたのですが、、安い、、

台湾まで往復で15000円?バンコクまで往復20000円?

ただしLCCのセールは座席限定の場合が多くて客寄せ用の座席は販売と同時に売り切れてしまうのでまぁほとんど手に入れることはできません。

ところが検索して見ると、、結構残ってる!

というわけで、急遽自分のカレンダーの中でところで探していくと、、、あ、行けそう!(笑)

というわけで、今回は台湾行きのチケットを約15000円で発券することができました。

詳細は下記の投稿をご参照ください。

結局台湾往復でいくらかかったかというと、

成田(NRT)→台湾(TPE)支払い内容
往路の料金 JPY4190
復路の料金 JPY4190
手数料と税金 JPY5409(成田・桃園空港使用料と出国税)
決済手数料 JPY1600
合計 JPY15389

本来のチケット代は4190円?

諸税などはどの航空会社を使っても同じようにかかりますから、実質の運賃だとJALの格安運賃と比較しても1/4ぐらいで台湾に行けちゃいます。

まぁここぐらいが個人的には底値だと思っています。

他社でもキャンペーンの時はもっと安いものもありますが、あれは取れませんからねぇ〜

何度かトライしたこともありますが、まずサーバーダウンで繋がらない!(笑)

でもって繋がった時には安いチケットは完売です。

その間1時間程粘る分けですが、努力が報われたことはありません!

というわけで、最近ではほとんど激安チケット争奪戦には参加していません。

スクートは程よく底値のチケットがある程度余裕を持って取れますから良いですね。

スクートという航空会社は大丈夫?

2011年11月11日という嘘のような本当の日にシンガポール航空の出資で長距離国際線を運航するLCCとして設立された「スクート」(SCOOT)。

「SCOOT」とは「走り出し」という意味なので、気軽に出かけましょう!という気持ちが込められているのでしょう。

就航当初はシンガポール航空のお古のボーイング777で就航していて、LCCで値段が安いのにフルサービスエアラインの快適性が売りでした。

数年後にはなんとお古のボーイング777をポイポイして、ボーイング787の新造機を就航させるという豪華さです。

ただし乗ってみると、座席のTVやコントローラーなどはミニマイズされていて、そこはLCCらしさが伺えますが、それでも機内の快適性は変わりませんからLCCの中でも快適性で突出しています。

LCCというと値段は安いけど小さい飛行機で座席の間隔も狭くして目一杯お客を積み込んで飛ぶというイメージが強いです。

その点「スクート」は比較的大きな飛行機を使っていて機内もゆとりがありますし、座席間隔も日本の国内線レベルなので他のLCCと比べても余裕があります。

これなら機内サービスがなくても3〜4時間ぐらいなら楽に乗っていられます。

まさに日本の国内線感覚と言いますか、バス感覚で乗れると言いましょうか、、

ちょいっと気軽に乗ってお出かけできます。

LCCのお約束、遅延や結構は?

LCCのあるあるで、「遅延や結構が多い」というのもありますが、SCOOTは意外と正確に飛びます

まぁそれほどたくさん利用したことはないのですが、経験した範囲で今までほぼ定刻に飛んでいます。

昔就航したばかりのエアアジアジャパンなんて朝1便以外は全て遅延してしまいましたからそれに比べれば優秀です(笑)(エアアジアジャパンはその後現在のバニラエアになり、この夏からピーチに統合されます)

あれは辛かった(笑)

というわけで、遅延もそれほど発生せず、座席間隔も日本の国内線並み、しかも安いということでなかなかよくできたエアラインなので個人的には結構好きな航空会社なのです。

バンコク線ではノックスクートとしてドンムアン空港へ直行!

昨年「ノックスクート」としてバンコク ドンムアン空港へ成田から直行で行けるようになって、さらに利便性が上がりました。

まぁ何もサービスがなくて7時間はちょっときついですが(笑)我慢できないわけでもない(笑)

というかそこぐらいがもう限界でしょう。

お値段も格安です。

今回同時に発券した成田ーバンコクの料金は下記の通りです。

成田(NRT)- バンコク(DMK)支払い内容
往路の料金 JPY7016
復路の料金 JPY7016
手数料と税金 JPY6148(成田・ドンムアン空港使用料と日本出国税)
事前旅客情報システムE7 JPY244
決済手数料 JPY1600
合計 JPY22024

往復2万円、、、大阪往復するより安いってどういうこと?

もっともこの値段はオプションを全て省いた手荷物10kgのみ、座席指定なしの料金ですから、2泊3日程度の旅行になりますが、それを承知の上であれば「ちょこっとバンコク」も可能なんですね。

詳細はまた後日。

成田空港第二ターミナルから出発!

成田空港第二ターミナルBカウンター

成田空港第二ターミナルBカウンター

スクートはJALなどと同じ成田空港第二ターミナルから出発です。

Bカウンターに行くと、、

成田空港第二ターミナルBカウンター

成田空港第二ターミナルBカウンター

チェックイン20分後ですが、それほどお客さんはいません。

いわゆる長蛇の列がありません(笑)

搭乗してみてわかりましたが、機内はほぼ満席状態。

チェックインカウンターは直後を除けば意外と空いています。

成田空港第二ターミナルで使えるラウンジはなし、、カフェで少し朝食

成田空港第二ターミナルで一言文句が言いたいのは、、「プライオリティパスが使えるラウンジが制限区域内にない!」ということです。

出国前ならば食事処やカードラウンジもあるのですが、出国してしまうと海外では半ば常識の「プライオリティパスが使えるラウンジ」がありませんし、そもそも飲食店が少なすぎます。

仕方がないのでいつものエクセシオールカフェで簡単な朝食を食べます。

エクセシオールカフェの朝食

エクセシオールカフェの朝食

サテライト側に行けばなぜか「吉野家」とかの飲食店があるんですけど本館は少ないのです。

時間を潰すならばサテライト側に早めに行っておくと良いかもしれません。

スクート TR899 成田 – 台北(桃園) エコノミークラス搭乗記

さて、ボーディングの時間になりました。

ゲートに行くとちゃんと飛行機は到着していました(笑)

以前はゲートに行ってもまだ飛行機がなくて心配しましたが、それでもちゃんと定刻に出発するからすごいです。

まぁ、成田空港が混雑するからスクートのせいではないといえばそれまでなのですが。

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あ、これボーイング787−9ですね。

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いつの間にかスクートも787ドリームライナーを10機、もう少し大きめのボーイング787−9を9機保有する航空会社になりました。

小さめのA320、A319も36機も運行している!

北/DSC00105.JPG スクート TR899 成田 - 台北(桃園)ボーディング

北/DSC00105.JPG
スクート TR899 成田 – 台北(桃園)ボーディング

この飛行機は台北経由でシンガポールまで行きます。

シンガポール直行だと7時間以上かかるので台北で機外で一休みできるのは楽かもしれません。

同じ席に座りっぱなしは流石に3時間が限度でしょう。

しかも台北桃園空港はプライオリティパスが使えるラウンジが豊富ですからなおさらですね。

スクート TR899 成田 - 台北(桃園)エコノミークラス

スクート TR899 成田 – 台北(桃園)エコノミークラス

さすが787−9です。広い!

スクート TR899 成田 - 台北(桃園)エコノミークラス

スクート TR899 成田 – 台北(桃園)エコノミークラス

アサインされたのはトイレの前の窓側。

座席指定は有料でできますが、今回はそれもしませんでした。

でもって、空港のカウンターで指定できるのかと思ったら、システムで勝手にアサインされるらしく座席の希望は運次第です(笑)

ですから、どうしても窓側!とか通路側!という人は追加料金を払って指定する以外に方法がありません

スクート TR899 成田 - 台北(桃園)エコノミークラス

スクート TR899 成田 – 台北(桃園)エコノミークラス

スクートの座席の間隔は、31インチ(78.74cm)。

ナローボディ機を使用しているLCCのシートピッチは26〜29インチ(約66cm〜約73.6cm)なのでSCOOTは5cmほど広めです。

ちなみにJALは国際線仕様で同じ787型機だと約84cm、国内線仕様だと約79cm。

スクートのエコノミークラスのシート間隔はほぼ日本の国内線の普通席と同じということになります。

成田空港離陸!

定刻に出発です。主翼の丁度後ろ側なのですが、フラップを動かすたびに結構な音がします。ボーイング787って静かなイメージだけどこんなにうるさかったかなぁ、、

というかお隣の若者カップル(?)が離陸から着陸まで延々とお話しているのをただただ聞かされていましたが、よくそんなに話題があるもんだと感心するばかり(笑)

夕方ほどではないですが、この時間も成田空港は離陸待ちの飛行機で大混雑です。結局30分近く待ってようやく離陸できました。

富士山

富士山

途中富士山の横を通過します。

でもって、この直後に雲に隠れてしまいました。

機内サービスは何もなし!水ぐらい持って乗るんだった、、と思いつつ、まぁ3時間ちょっとですから一眠りすればすぐに着いちゃいますから、搭乗前に水分補給しておけばそんなに必要なわけでもありません。

台湾桃園空港着陸!

ずっと座ったままの4時間でしたが、意外と快適に過ごせましたし、座席もLCCにしては広めなので快適でした。

機内食や飲み物は有料なので一切出ませんでしたが、4時間なら国内線と同じだと思えば特に苦になりませんでした。

到着直前になると厚い雲の下へ。

台湾も既に梅雨に入っているようで天気が良くありません。

それにしてもずっと隣席で話しているカップルはまだ延々としゃっべています(笑)

それが一番苦痛だったかも(笑)

ほぼ国内線感覚で台湾まで来てしまいました。

台湾桃園空港入国は長蛇の列!常客証があれば待ち時間なしでイミグレーションを抜けられる

市街地に近い台北松山空港は就航都市が少なくて就航している機材も小さめなので意外とイミグレーションを抜けるのも楽なのですが、台北桃園空港はその逆でイミグレーション待ちで1時間なんてのもざらです。

でもって、今回もイミグレーションに行ってみると、、、すでに長蛇の列。

でも大丈夫!常客証があります(笑)

常客証とは過去1年間に3回以上入国した人は発行することができて、それを使うと「スピーディーレーン」を使うことができます。

桃園空港でも松山空港でもイミグレーションの一番端っこにありますから、長蛇の列を横目に一番端っこの空いているレーンへ向かいます。

表示も「Speedy lane」とか「ASEAN」になっています。

発行する手間が若干あるのでそれを入手している人が少ないのかもしれませんが、今回もスピーディレーンはガラ空きです(笑)

長蛇の列を横目にスルッと入国することができました。

申請方法などの詳しくは下記の投稿を参照してください。


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台湾入国の入国カードは必要?不要?

前回JALで台湾に来た時はなぜか「台湾入国カードは要りません」と機内で配られませんでした。

台湾入国カード

台湾入国カード

いつの間に廃止されたんだ?と不思議に思っていたのですが、今回はしっかりと機内で入国書類が配られました(笑)

公式発表を探しても「いらなくなった」という発表はないので基本「入国カードは必要」です。

ただあれってめんどくさいんですよねぇ、、機内でボールペンを探したり、揺れる機内でせっせと記入したり、、、

最近では老眼も進んでいるのであんな小さな文字は見えません!(笑)

というで、台湾に行く時にはWEBからオンラインで入国手続きを済ませておくことをお勧めします。

オンライン申請をしておくと入国カードは不要。

誰でも(台湾が初めての人でも)申請が可能で、パスポートだけで入国できます。

便利なので申請しておくことをお勧めします。

申請方法は下記の投稿の最後の方に書きましたので参照してください。

ただこの申請で不親切なのは、申請を受理しましたよ〜と記録が送られてこないこと、、

画面で「SUCCESS」の文字がでると基本は大丈夫なのですが、控えの印刷画面もないし、メールが飛んでくるわけでもない。

本当に申請が受理されているのかちょっと不安になりますが大丈夫(笑)


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台湾に行く時はSIMカードは事前に購入しておくと楽

スマホは旅の必需品となりましたが、現地でネットに接続する場合、日本のキャリアのサービスは非常に高額です。

一番安くネットに繋ぐ方法は「SIMフリー化して現地のSIMカードを使う」ことです。

SIMフリーって何?という方は下記の投稿をご参照ください。

SIMカードも現地に到着したら到着ロビーに携帯会社がたくさんありますからそこで購入してセットアップまでしてもらえます。

ただ基本英語なので(台湾は日本語を喋る人もたまーにいます)言葉に不安のある人は日本でネット注文して事前に用意しておくと手間が省けて楽です。

今回使ったのはこれです。

台湾5日間SIM

台湾5日間SIM

これをアマゾンで購入しておきました。お値段700円。

結構使えます。

販売業者で「ワイズ・ソリューション」のSIMをよく使うのですが、今まで繋がらなかったことはないですしお値段もリーズナブル。

サポートは日本語説明書をつけてくれますから安心して使用できます。

ですからちょっと怪しげなSIMカードの場合は販売業者が「ワイズ・ソリューション」になっていればまぁ個人的には安心して購入ボタンを押しています。

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到着してゴタゴタするよりも事前購入して機内でSIMを入れ替えておくとイミグレに並んでいる間にセットアップできてすぐに使えるようになるので便利ですよ。

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