台湾といえば「夜市」が有名です。
観光客がたくさん訪れる大規模に整備された「観光夜市」は大勢の人で賑わいますし、そもそも町中のあちこちに小さな「夜市」が点在していて夜になると地元の人にも人気です。
屋台街はどこもそうなのですが、最近では衛生面や街のイメージ(?)が悪いということで規制されつつありますが、個人的にはこれも一種の文化の一つですから是非残して欲しいと思っています。
台北の夜市で有名なところの一つとして「士林観光夜市」がありますが、ここも20年ほど前はまさに小さな通りに所狭しと屋台が並んだそれはもの凄いカオス状態の場所で、通りを歩くのも人が多くて一苦労、、、(当然スリも横行していました)
それがいつの頃か屋台が一掃されて屋根付きの巨大なスペースに移動、、更にそこから再整備された今の場所に再移転しています。
そのおかげかどうかはわかりませんが、スペースが街全体に一気に拡大したので昔のおしくらまんじゅう状態の通りが少しは歩きやすくなって快適になりました。
ご飯を食べるところも1箇所にまとめられて、まぁ便利になったのですが個人的な感想では少し値段が高くなった印象があるのと、どのお店も同じようなものを売り出して少し個性がなくなって来たような気がします。
そんな中、昔ながらの屋台も実は従来の通りで生き残っていて、実はそちらの方が結構面白かったりします。
昔ながらの台湾の味から一風変わった最新の屋台まであって活況です。
今回はそちらの屋台をぶらっと歩いてみました。
旅行期間 2018/1月
エリア 香港、ホーチミン(ベトナム)、台北(台湾)
テーマ 街歩き、食べ歩き
第一部 「旅の始まりは香港から」の巻はこちらからどうぞ。
第二部 「ホーチミンは相変わらずうるさい街だった」の巻はこちらからどうぞ。
・Vol.33 キャセイパシフィック CX470 香港 – 台北 搭乗記〜この路線も機内食が美味しくない!〜あ、スーツケースの足がとれちゃった!
・Vol.34 台北のホテルは西門駅近くのビジネスホテル、内江商旅(ネイ ジャン ホテル(Nei Jiang Hotel)宿泊記
・Vol.35 これを食べないと台湾に来た気がしない!屋台の「臭豆腐」と「幸春三兄妹豆花」の「豆花」を食べて一息つく
・Vol.36 台北でも人気の牛肉麺のお店「富宏牛肉麺」。ここの牛肉麺は麺が決めて!
・Vol.37 寒い時にはやはり温泉?暑い時も温泉?「皇池温泉」でゆっくり旅の疲れを癒す
・Vol.38 士林夜市は裏通りの屋台がオススメ。
・Vol.39 初めて寧夏路夜市に行ってみた。「蚵仔煎大王」の蚵仔煎、「古早味」の豆花がめちゃくちゃうまい
・Vol.40 西門のデパートの地下にある「金園排骨」はボリューム、味、値段の3拍子揃ってコスパが良い
・Vol.41 高速バスに乗って台湾東部「礁渓温泉」に行ってみた
・Vol.42 台北最後の夜はちょっと豪華に「Shin Yeh Main Restaurant(欣葉台菜創始店)」へ。でも、ちょっと期待はずれでした
・Vol.43 台北桃園空港 キャセイパシフィック ラウンジ訪問記
・Vol.44 キャセイパシフィック CX450 台北 – 成田搭乗記
CX509 成田(NRT)(9:00) – 香港(HKG)(13:25)
CX767 香港(HKG)(8:25) – ホーチミン(SGN)(10:20)
CX766 ホーチミン(SGN)(11:25) – 香港(HKG)(15:15)
CX470 香港(HKG)(17:40) – 台北(TPE)(19:30)
CX450 台北(TPE)(12:50) – 成田(NRT)(16:55)
今回の周遊旅行の全行程リンクは下記をご参照ください。(頑張って書きます(笑))
目次
士林観光夜市の行き方
MRT「剣潭站」下車して道案内の通り(人の流れについて行ってもよし)に行けばまず迷うことはありません。
ちなみに、MRTでは「士林駅」もあるんですが、そちらまで行かないようにしましょう。ちょっと遠回りになります。そこだけが若干ややこしい、、
台北でも一番有名な「士林観光夜市」ですが、何と言っても観光客でもわかりやすいアクセスの良さが人気の秘密です。
なんたって駅を降りて数分歩けばそこは夜市です。
ここは全体がアーケード街のように屋根がありますので雨が降っても大丈夫。
地下1Fが巨大な食べ物の屋台の集合体になっていて、1Fはお土産屋や射的などの昭和初期の日本を思わせるような場所があります。
この辺はあまり変わらないです。
再開発されて現在の位置になっていますが、ここだけでも雰囲気は味わえますしちょっとしたご飯を食べに行くのも良いです。
外観はこんな感じです。
実は士林観光夜市の周りの商店街も面白い
「士林観光夜市」の建物の中は広いのでそこだけでも面白いのですが、そこから一歩外に出た昔ながらの商店街も面白いのです。
今でも一通りがめちゃくちゃ多いですが、昔はその3倍は人がいたでしょうか、、もう歩けないぐらいでした(笑)
友人と一緒に行ってもまず確実に逸れました(笑)
昔からやっている店舗もありますし、新しく入れ替わった店舗もあります。
一時期屋台も少なくなったのですが、最近では微妙に増殖していて昔の情緒が復活しています。
士林観光夜市周辺マップ
昔ながらの夜市の商店街が周りに広がっています。
特に士林宮の前あたりに屋台が集中していますが、そこを中心にして町歩きをすると色々なものが見つかります。
この士林慈諴宮の前の通りは屋台がひしめいていて、色々な食べ物が売られています。
台湾の昔ながらの味「大腸包小腸」
昔からある台湾版ホッットドッグ。
大腸とはきりたんぽのように米をソーセージのように加工したもので、小腸とはまさにその名の通り台湾版ソーセージです。
それをホットドッグのパンの部分がきりたんぽになっている(笑)まぁそんな感じです。
味は10種類から選べます、、、って甘いかったり辛かったり色々です。最近は英語表記してくれるからありがたいです。
観光客がたくさん来るからね、、、
昔からの老舗のようですが、一つ難を言えば「結構待ちます」
お店の横から士林慈諴宮の方向に並ぶんですがこれが結構時間がかかります。
ただソーセージを挟むだけなんですけどねぇ、、、結局30分ほど待ちました(笑)
味はちょっと甘めのソーセージで熱々で美味しい。食べ歩きにはちょうど良いです。
そのお店の前はというと、、
アニキポテト?お店のネーミングが不可思議
ん?アニキポテト??
細長いポテトスティックのお店です。これは最近できたようですねぇ。
ビジュアル的には面白い(笑)ただしお味はご想像の通りの味です。
味は9種類。揚げたてにソースをかけてくれます。
なんかくまモンらしきものも見えますが、、これはお愛嬌?
注文して番号札をもらいますから、お店の横の電光掲示板に番号が出てきたら取りに行きます。
これもまた時間がかかること(笑)
あ、懐かしい!「家湘涼麺」の涼麺
昔台湾の友人に連れて行ってもらった涼麺のお店。
こんなところにまだありました。昔はもう少し小さかったような気がするのですが、、、
ここの涼麺はゴマだれの風味が効いていてラー油がかかっていて若干絡めの涼麺です。
「家湘涼麺」のロケーション
このお店のオーダー方法は独特です。
そもそもメニューが中国語で書かれているのでよくわかりませんが、とりあえずそれっぽいものを指差しで注文。ついでに臭豆腐も。
お金を払うと番号の書かれたマグネットをもらいますので、、、
座席の目の前の壁にペタッと貼る!
どうやらこうすると店員さんがあとで持ってくるときにわかるようになっています。
でもって、商品を持って行った時に番号札は回収、、
ですので、2〜3種類頼んだ時は途中で持って行かれないようにしましょう。
場所がわからなくなってしまいますからね。
あ、そうだ、これです。ごま風味の辛い麺です。
むちゃくちゃうまい!というものでもないんですけど、なんとなく素朴な味わいです。
うーん、懐かしい。
ここは涼麺屋さんではありますが、臭豆腐も売っています。
それほど臭いのきつくないカリッとした臭豆腐が美味です。
熱々を食べると中からは豆腐の水分がジュワっと出てきて美味しいんです。
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ん?点滴?いえ、ジュースです。
最近夜市を歩いているとこんなおかしなものが、、、
点滴パックのようなもの中にジュースが入っています。
まぁ企画ものでしょうがちょっと抵抗が、、、私よく入院しますので点滴はうんざり(笑)
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まとめ
士林観光夜市は再開発されたアーケード街を見て回っても天候に左右されないですし十分面白いのですが、周りの昔ながらの商店街も毎回色々目新しいものがあったり、昔からのものがあったりして食べ歩きをしながら見て回ると楽しいです。
ただし!今では随分と減りましたが人混みの多いところですので十分スリには注意しましょう。
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