【ANA SFC改定】やっぱり年300万円決済が必要に!さてどうする?/ Vol.2 Star Alliance Goldはどうする? ANA・ターキッシュ・EVA・THAIを比べたら……結局ANA?(笑)

【ANA SFC改定】やっぱり年300万円決済が必要に!さてどうする
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Vol.1では、2028年4月から始まるANA SFCの新制度について、再検討で何が変わり、何が変わらなかったのかを整理しました。

私の結論は、

年間300万円をANAカード・ANA Payへ寄せない。

ただし、一つだけ残したいものがあります。

Star Alliance Goldです(笑)。

海外でStar Alliance加盟航空会社を利用すると、ラウンジや優先チェックイン、手荷物の優先受け取りなど、やはり便利なんですよね。

では、ANAに300万円を寄せずにStar Alliance Goldを維持するにはどうすればいいのか。

最近取得しやすいと話題のTurkish Airlinesは?

台湾へよく行くならEVA Air?

タイへよく行くならTHAI?

それとも、ANA Platinumをもう一度取る?

実際に条件と費用を比べてみると――。

「あれ? 結局ANAが一番現実的なんじゃない?(笑)」

という、少々意外なところへ戻ってきました。

Vol.1 再検討で何が変わった? 半年待った最終回答は……そこじゃない(笑)
Vol.2 Star Alliance Goldはどうする? ANA・ターキッシュ・EVA・THAIを比べたら……結局ANA?(笑)
Vol.3 あれだけ乗っていたANA、なぜ選ばなくなった? 長年乗って見えてきたANAとJALの違い


ANAに300万円は寄せない。でもStar Alliance Goldは欲しい(笑)

2028年4月以降、年間300万円の決済条件を満たさなければSFC LITEとなり、Star Alliance Goldではなくなります。

だったら、

「別のStar Alliance加盟航空会社でGoldを取ればいいのでは?」

と考えました。

私は台湾やタイへよく行きます。普段の旅行を利用してGoldまで取れるのなら、それも悪くありません。

そこでまず気になったのが、マイルを比較的貯めやすく、Star Alliance Goldも取得しやすいと最近話題になっているTurkish AirlinesのMiles&Smilesでした。

Turkish Airlinesなら取りやすい? 実際に計算してみた

Turkish AirlinesのMiles&Smilesでは、Star Alliance Gold相当のEliteになるために12か月間で40,000 Status Milesが必要です。

数字だけを見るとなかなか魅力的です。

ただ、私の旅行の中心はアジア。

そこで普段の旅行に近い東京―バンコクで考えてみました。

もちろんTurkishが東京―バンコクを直行便で飛んでいるわけではありません(笑)。

THAIの東京―バンコク便に乗り、Turkish Miles&Smilesへ積算する

というモデルで考えてみます。

東京―バンコクは往復約5,700マイルなので、100%積算対象運賃なら40,000 Status Milesまで約7往復。

実際にTHAI公式サイトで10月27~30日の東京―バンコク便を検索してみると、こんな運賃が出てきました。

積算率

片道運賃

78%

67,620円

100%

74,940円

110%

98,140円

100%積算対象運賃なら往復約14万9,000円。

これを7往復すると――。

100万円を超えます(笑)。

もちろん航空券価格は日程によって変わりますし、安い運賃では積算率も下がる場合があります。

逆に、日本からトルコや欧州、アメリカ本土などへ長距離国際線を何度も利用する人なら、一度に稼げるStatus Milesも多くなるので、Turkishはかなり面白そうです。

私の旅行スタイルには少し合わなかった、ということでしょう。

台湾へよく行くならEVA? ……ちょっと複雑すぎる(笑)

次はEVA Air。

台湾へはよく行くので、

「だったらEVAでGoldを取ればいいのでは?」

とも考えました。

ところが制度を見ていくと、まずSilver、その先にGold。Silverになるには12か月以内に30,000 Status Miles+対象便4回など、そのSilver期間中にさらに50,000 Status Milesなどが必要です。

……。

ちょっと複雑すぎる(笑)。

EVAをメインに使い続ける人なら検討する価値はあるのでしょう。

ただ、私は台湾へ行くときでもEVAだけではありません。JALも使いますし、キャンペーンなどで安ければLCCも使います。

細かな費用計算をする以前に、Gold取得のためにEVAへ固定するのは私には合わなさそうです。

タイへよく行くならTHAIはどうだ?

THAI Royal Orchid Plusはどうでしょう。

タイへはよく行くので、一見すると相性はよさそうです。

現在のGold取得条件は、12か月で50,000 Qualifying Miles、24か月で80,000 Qualifying Miles、または12か月に対象となるTHAI国際線40区間です。

THAIは2026年に予定していた新基準の導入を延期しており、現行基準が引き続き適用されています。

特に24か月で80,000QMという選択肢は魅力です。

1年間に集中して飛ぶ必要がなく、暦年にも縛られないので旅行予定に合わせやすい。

ただ、必要な搭乗量はかなり多い。

先ほどと同じ東京―バンコク往復約5,700マイル、100%積算対象運賃を約14万9,000円として単純計算すると、

50,000QMなら約9往復 → 約134万円。

80,000QMなら約15往復 → 約223万円。

40国際線区間なら東京―バンコク単純往復で20往復ですから、さらに大変です。

もちろん実際には他のStar Alliance便も組み合わせられますし、運賃や積算率も変わるので、あくまで比較のためのモデルケースです。

それでも、期間の柔軟性は魅力。でも必要な搭乗量と費用はかなり大きい。

タイへよく行く私でも、GoldのためにTHAIへ固定するのは少し違うかな、という感じです。

ANA・Turkish・EVA・THAIを比べてみる

ここまでを整理すると、こんな感じです。

プログラム

Gold相当の主な条件

私から見たポイント

ANA Platinum

1暦年50,000PP

国内線PP2倍が強い。約50万円/ほぼ2年(年換算約25万円)

Turkish Elite

12か月40,000 Status Miles

東京―BKKモデルなら100%積算で約7往復、約100万円超

EVA Gold

Silver取得後、さらにGold条件達成

二段階で条件も複雑。台湾旅行だけで自然にGoldまで行くのは難しい

THAI Gold

12か月50,000QM/24か月80,000QM/12か月国際線40区間

東京―BKK・100%積算モデルで50,000QM約134万円/80,000QM約223万円

※各社で資格期間や積算条件が異なるため、単純な金額比較ではありません。航空運賃も日程によって変動します。ANAの「約50万円/ほぼ2年」については、このあと説明します。

こうして並べると、

「海外の航空会社ならもっと簡単にStar Alliance Goldを取れるのでは?」

と思っていたのですが、そうでもありませんでした。

むしろ目立つのがANAです。

「なんでANAだけこんなに現実的なの?(笑)」

ANAが有利なのは「国内線PP2倍」が効いている

その大きな理由が、ANA国内線のPremium Pointです。

国内線ではPremium Pointの計算に路線倍率2倍が効くため、日本在住者にはかなり有利です。

効率を考えれば、羽田―那覇、石垣、宮古などの長距離路線が中心。特に羽田―那覇は距離が長く便数も多いので定番です。

ただし――。

ずっと沖縄を往復していると、さすがに飽きます(笑)。

そこは多少PP効率を落として、中部―那覇や関西―那覇を入れたり、福岡―新千歳を往復してみたり。

実際、私はそんな修行もやっています。このブログでもその様子を公開していますが(笑)。

50,000PPまでの過程そのものを旅行として楽しむ。

私の場合は、これくらいがちょうどよさそうです。

そもそもStar Alliance Goldって必要?

ここまで調べていて、そもそもの疑問も出てきました。

「そこまでしてStar Alliance Goldって必要なの?(笑)」

なくても飛行機には乗れます。

でも実際に使ってみると、やっぱりあると楽なんですよね。

年末年始にバンコクへ行ったときは、どの航空会社も高いなか、直前でも比較的リーズナブルだったEVA Airを利用して台北経由で向かいました。

こんな安い航空券を選んだときでも、Star Alliance Goldがあれば上級会員サービスは使えます。

台北での乗り継ぎではラウンジで休める。優先チェックインも使える。預けた荷物も早く出てくる。

格安で取った航空券でも、Goldがあれば楽ちんです(笑)。

一つ一つはなくても困りませんが、海外旅行ではこれが重なるとかなり快適です。

では、そのためにどこまでなら負担するのか。

ここで重要になるのが、ANA Platinumの資格期間です。

なぜ「2年に一度のANA修行」でいいのか?

ここが今回の作戦のポイントです。

新しいSFC制度が始まる2028年に合わせて、2028年1~3月に50,000PPを達成すると、現在の制度ではこうなります。

時期

状態

2028年1~3月

ANA Platinum修行・50,000PP達成

2028年4月中旬~2029年3月末

Platinum事前サービス

2029年4月~2030年3月末

Platinum本サービス

ANAでは1~3月に50,000PPを達成した場合、事前サービスが始まるのは4月中旬から。その後、翌年度のPlatinum本サービスが翌々年3月末まで続きます。

つまり、2028年4月中旬から2030年3月末まで、ほぼ2年間Star Alliance Goldを利用できるわけです。

そこで、

2028年1~3月に修行
→ 2030年3月末までGold
→ 2030年1~3月に次の修行
→ 2032年3月末までGold
→ 2032年1~3月に次の修行……

というサイクルにする。

これが今回考えている「2年に一度のANA修行」です。

修行界隈では以前から「2年に一度のダイヤモンド修行」という考え方がありますが、いわばそのPlatinum版ですね(笑)。

必ず1~3月に集中させる必要はありませんが、Goldを切らさずつなぐには分かりやすく、冬場は旅行需要が落ち着く時期もあるので運賃を探しやすいのもメリットです。

1回の修行費用を約50万円と考えれば、

約50万円で、ほぼ2年間Star Alliance Gold。

年換算では、

約25万円。

これなら私の場合、Goldを持っていた方が圧倒的に楽です。

年300万円は寄せない。でも結局ANA?(笑)

結局、私が避けたいのはStar Alliance Goldのために普段の旅行まで特定の航空会社へ固定することです。

JALもEVAもTHAIも使う。安ければLCCも使う(笑)。

そのとき条件のいい航空券を自由に選びたい。

その点ANAなら、2年に一度、国内線を中心に50,000PPを取ればいい。

年間300万円の決済先をANAへ固定するより、

2年に一度、「今年はANA修行の年(笑)」と決めて飛ぶ。

しかも約50万円は単なる資格維持費ではなく、実際に飛行機に乗って旅行するお金です。

海外のプログラムまでいろいろ調べた結果、

「……結局ANAでいいんじゃない?(笑)」

というところへ戻ってきました。

まとめ|SFCを卒業しても、ANA修行は卒業しない?(笑)

2028年4月以降、私は年間300万円をANAカード・ANA Payへ寄せるつもりはありません。

でもStar Alliance Goldは残したい。

Turkish、EVA、THAIまで調べてみましたが、私の旅行スタイルなら2年に一度ANA Platinumを取り直す方法が一番しっくりきました。

まずは、

2028年1~3月に50,000PPを取る。

そして2年後にもう一度。

年換算すれば約25万円。その費用で実際に旅行も楽しめます。

というわけで、2028年にはSFCを卒業するかもしれないのに、

ANA修行は卒業しないことになりそうです(笑)。

さて、ここで一つ疑問が残ります。

今まで50万ライフタイムのタグをもらうほどANAに乗っていたのに、

そもそも、なぜ私はANAにあまり乗らなくなったのか?

次回Vol.3では、以前かなり乗っていたANAをなぜ積極的に選ばなくなったのか。

長年ANAとJALの両方に乗ってきて見えてきた違いを、実際の体験を振り返りながら書いてみます。

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