実は今だにiPhone SE の第1世代を現役で使っています。
普段の生活ではメールとニュースの閲覧、車ではナビゲーションのサブと音楽プレイヤーとして大活躍中(笑)
そんな可愛らしいSEですが最近突然バッテリー1%とか表示されるようになって、、、
どうやらバッテリーが劣化してしまったようです。
OSのアップデートも無くなっちゃったしそろそろ潮時か、、ともおもったのですがバッテリー交換をして延命させることにしました。
交換後はすっかり元気を取り戻して第一線に復帰しました。
とりあえず備忘録として記録しておきますが、もしご自身で試してみよう!と思う方がいらっしゃいましたら自己責任でお願いいたします。
目次
- 1 キュートで愛着が持てるiPhone SE 第一世代 未だ現役
- 2 いきなりバッテリー残量1%?残量表示が不安定になってきた原因と対策
- 3 まずは分解工房さんの動画でお勉強。そうか半田ごてはいらないんだ
- 4 早速分解開始!まずは準備から
- 5 電源を切ってSIMカードを抜く
- 6 フロント液晶パネルに吸盤をつけて引っ張る!!でも開かない!(笑)
- 7 ホームボタンの接続ケーブルが、、、ちっこい!
- 8 バッテリーを切り離す!あ、間違えた、このコネクターじゃなかった(笑)
- 9 フロント液晶パネルを分離する〜うーん、作業が細かすぎ〜
- 10 最難関、バッテリーの取り外し
- 11 新しいバッテリーを取り付けて組み上げる!
- 12 まとめ
キュートで愛着が持てるiPhone SE 第一世代 未だ現役
一年ほど前にヤフオクで1万円ほどで購入したiPhone SE 128GB。
手にすっぽりおさまって片手で操作できるサイズ感とズボンのポケットに入れても邪魔にならないってのが良いんです。
普段の生活ではメールやニュースの閲覧、車ではgoogle mapでカーナビのサブと音楽プレイヤーとして活躍中です。
SIMは楽天モバイルからauを経てUQモバイルに変更したキャリアを使用しています。
UQになって4ヶ月半。。後1ヶ月半ほどこのまま使って最終的にpovoに移行して0円運用に切り替えます。
300kbpsでもメールとニュースぐらいならギリギリ大丈夫(笑)
Google mapもギリギリ大丈夫なレベル。。
今での必要な時意外は高速通信を切っていますので今の使い方で特に不自由はありません。
ちなみにこの時に手に入れたiPhone SE3はメイン端末のバックアップ用。
紛失・破損の場合にすぐに切り替えられるようにしてあります。
今の世の中スマホが使えなくなると死活問題ですからね。
ちなみに、、メイン端末はiPhone13proにahamoのSIMを入れてあるのでこのiPhone SEはいざとなればau回線を使えるサブ回線専用端末になっています。
もう一つandroidのoppo RENO3も現役で稼働中でここにはタイのSIMを入れて現地で使っています。
このSIMはローミングで日本ではソフトバンク回線を使用できるので、、結局大手3社の回線を使えるようにしています。
通信障害対応でサブ回線の必要性が言われるようになっていますが、元々私は複数回線使っているので今更感はあります。
今やスマホはインフラですから、スマホが壊れるかもしれないし盗まれるかもしれない、通信障害でどこかのキャリアが使えなくなるかもしれない、、全部経験していますので(笑)必然的に端末も回線もバックアップを用意しているのです。
スマホが水没してdocomo不信になった記事。
スマホが盗難にあって大変な目にあった記事(笑)
いきなりバッテリー残量1%?残量表示が不安定になってきた原因と対策
そんな活躍中のiPhone SE 第一世代ですが最近いきなりバッテリー残量1%という表示が出始めました。
再起動すると70%ぐらいの表示に戻るので本当になくなっているわけではないようです。
さらにメールを見ていると目に見えてバッテリーが減る(笑)
バッテリーの状態で最大容量を見ると86%なので劣化しているようには思えないのだけれど動作がおかしいのは事実。
どうしよう、、もう退役させようか。。
いや、バッテリーを自分で交換しよう!と思い立ったのでした。
アマゾンで見ると色々売られていて購入したのはこれ。
「DIGIFORCE for iPhone SE 互換 バッテリー 大容量 1850mAh」
アマゾンだと工具なしで1880円で購入できました。
以前iPodの電池交換の時に簡単な工具は付いてきたのでそれが使えます。
純正品よりも表記上は1割強容量がでかい(笑)
まぁ表記は大きくても実際にどうかは調べようがないのでなんとも言えないのですが、口コミもさほど悪くないので容量が大きいかどうかは別にして使えそうかなぁという判断です。
発注して1日。
即届きました(笑)
普通の電子部品っぽい。
バッテリーを固定するテープは2セット入っていて、仮に一回失敗してしまっても大丈夫(笑)
一応表記は1850mhA。
こればかりは素人では測定できないので表記を信じるしかありません。
色々分解・組み立てしてきましたが、iPhoneってどんな感じなんだろう?
以前iPod Touchのバッテリー交換をやったことはあります。
それも2回も!(笑)
だいたい2年ほど経つと劣化してバッテリーを交換したくなるらしい(笑)
あれから2年。
実は現在も使っていますがそろそろバッテリーの持ちが悪くなってきたので、、どうしようか考え中です。
iPod Touchは電源の接続に1箇所だけはんだごてがいるので結構上級者向きだと思います。
その他にもXperiaの電池交換をやってみたりして、、
Xperiaって電池が膨張しやすいので困ったものですが、膨張していると逆に既に半分パネルが開いちゃってるので(笑)開腹してバッテリー交換しやすいわけです。
Xperiaはソケットとフレキとの接続だけで構成されているので割と分解と組み立てがやりやすい。。
さて、iPhoneってどうなんだろう。。
結論から言うと相当小さなネジと相当密集したコネクターを爪を使いながら感で繋ぎわせるって感じでした。
まぁこれぐらいが人間が組み立てられる限界?
よく作り込まれているな〜という印象でした。
ただ老眼にはきつい!(笑)
もうネジが見えません!
まずは分解工房さんの動画でお勉強。そうか半田ごてはいらないんだ
何もわからずに分解するのは非常にリスキー。
そんな時は以前もお世話になった分解工房さんの動画でまずはお勉強。
そうか〜ほとんどはめ込み型のコネクターで接続されていて半田付けはいらないんですね。
見た感じではやはりフロントの液晶パネルを開けるのが少し大変そう。。
あとは根性でなんとかなるかも?
動画を見てるだけだったらなんとなくできる気になるんだけど(笑)大丈夫かな〜
早速分解開始!まずは準備から
さてさっさと交換しちゃいましょう。
以前購入したiPod Touchの電池に簡易工具が付属していたのでまぁそれで良いかな。
あとは交換する電池とネジが無くならないように固定する粘着テープ。
これだけです。
電源を切ってSIMカードを抜く
交換するバッテリーに起電力が残っているとショートした時とか大変なことが起こるような気がするので(笑)YouTubeなんかの動画を延々と流して出来るだけ放電させておきます。
放電がざっくり終わったらiPhoneの電源をOFF。
SIMカードを抜いておきます。
ホームボタン側、ライトニングコネクターの横にある2箇所に小さなネジを外しました。
星型のAppleの特殊なネジなので専用工具が要ります。
既に前交換した時に入市したものがあったのでそれでOKでした。
フロント液晶パネルに吸盤をつけて引っ張る!!でも開かない!(笑)
まず第一の関門フロント液晶パネル開封をします。
これでしくじるとフロント液晶パネルまで交換になるので(笑)慎重に。。。
まず動画で見たようにホームボタンの上あたりに吸盤をつけて引っ張る!!
うん、開かない(笑)
動画のような高価な治具はないですし、動画で見たようにパカ!っと簡単に開く訳でもない(笑)
仕方ないのでホームボタンの近辺にちょっとづつ力を入れて開かないか格闘。
格闘すること10分。。ぐらい(笑)
開かないなぁ〜と思っていましたが、ホームボタンの左下ぐらいにほんの少し隙間が見え隠れしてきました。
ここを突破口にする!というわけで、直接ヘラを入れるほどは開かなかったので爪を入れて少しこじ開ける!
もうこうなったら力技(笑)
爪が入ってほんの少し開いた状態になったのでそこへヘラを導入!
どうやらここだけ少し枠の形が薄くなっているようで隙間が出来やすいようです。
ヘラが入ればこっちのもの(笑)
あとは力技で周りをズリズリと枠を本体から外していきます。
動画で学習したようにホームボタンの下側には指紋センサーのケーブルがありますし、丈夫のカメラ部分にもケーブルがありますのでそこは注意して下側から両サイドにヘラを走らせてぐりぐりと開けていきます。
丁度ピックが入っている場所が少し薄くなっているように見えると思いますがやはりここが開ける時に他よりも空間が出来やすい場所のようですね。
ようやく開きました!
ホームボタンの接続ケーブルが、、、ちっこい!
ホームボタンと本体を接続するケーブルがあるのでこれを引っ張りすぎないように気をつけて。。。。
カメラ側にケーブルがあるので引っ張りすぎないようにずらします。
フロントパネルをずらしたのはこのケーブルを外すため。
これがまた小さい(笑)
老眼にはとっても大変。
まずはカバーを外すために下側からピンセットでエイっと外す!
するとどうやらコネクターまで一緒にひっかけちゃったみたいでケーブルも自動的に外れました(笑)
まぁ良いか。
コネクターカバーを外そうとしたら全部はずれたので、、まぁ結果オーライということで。
ホームボタンのケーブルが外れると垂直に開くようになりますがカメラ側のケーブルを少し引っ張っているので開きすぎには注意です。
動画ではここで固定する洗濯バサミみたいなやつを使っていましたが、うちにはそのようなものはないので左手で固定しながら次からの作業を続けます。
バッテリーを切り離す!あ、間違えた、このコネクターじゃなかった(笑)
さて、パネルが開いたので色々コネクターを外していきます。
まずはここのパネルのビスを外してプレートを外します。
プレートのメチャクチャ小さいネジを外してプレートを取りました。
次にバッテリーと接続されているコネクターを外します。
外すのは黄色いところ。。。。
なんだけど。
間違えてお隣の大きなコネクターを外したりして(笑)
本来は絶縁性のものが良いのがわかっているけれどどうしても取り外せず慎重に先の細いピンセットでチョン!
取り外せました。
バッテリーの電圧が直でかかっているのでとりあえずテープで保護。
ちょっとだけの気休めです。
フロント液晶パネルを分離する〜うーん、作業が細かすぎ〜
このままでも電池がすんなり変えられればやらなくても良い作業をします。
フロント液晶パネルを90°に引き上げてバッテリー接続端子を外した段階でバッテリー自体は他のケーブル類と干渉することはありません。
このまますんなりバッテリーが取れれば、、の話です。
ガッチリテープで固定されていますからどうしてもフロント液晶パネルとの接続コネクターに負荷がかかります。
と言う訳で、、基板と液晶パネルを分離します。
まずは4本のビスを外して保護プレートを取る!
ネジをなくすと一大事!
ぽんち絵を描いて場所と一緒に粘着テープに貼り付けて無くさないようにしておきます。
風で簡単に飛びますから要注意ですし、これ落としたらきっともう探せません(笑)
動画で見たのとは少し様相が違う、、なんかスポンジがついている(笑)
ここを①、②、③の順で外すとフロントパネルが取れるらしいのです。
が、しかし、、、
①、②を外した時点で3の上にスポンジのようなものがあって③が外せません。
仕方がないのでその横のコネクターと一緒にスポンジを取って③を外しました。
コネクターを外すと綺麗に分離できました。
最難関、バッテリーの取り外し
さて、結構大変なバッテリーの取り外しをします。
電池の側面のぴらぴらしているところを引き出して、、
半分に切ります!
交換用の電池についてきた両面テープはこの部分は初めから分離されています(笑)
やっぱり交換の時に必ずここを切ることになるので無駄だよねってことになったのかもしれませんね(笑)
手でそのまま引っ張っても取れる、、、というかおそらく皆さんそうするのでしょうが、これ力の入れ具合ですぐ切れてしまって力技でバッテリーを引っぺがすことになると割と大変な作業になります。
ここは慎重に、、ピンセットで巻き取る作戦で引き出します。
外側の両面テープは無事にクリア!
綺麗に取り外せました。
内側のテープも同じように引き出して、、、
ぶち!
あ、切れた(笑)
もうこうなったらあとは力技(笑)
ヘラを使って残りの両面テープにくっついたところを側面から少しづつ剥がしていくししかありません。
徐々に持ち上げて、、、裏面が見れるようになったら張り付いているテープのところをヘラで少しづつ剥がす!
ようやくテープの残骸が見えてきたのであと少し!
なんとか無事にバッテリーの取り外しができました。
かなりバッテリー曲がっているけど、、格闘の後がわかりますね。
新しいバッテリーを取り付けて組み上げる!
ここまで解体できたらあとは組み上げです。
ここまでで1時間はかかりました(笑)
初めてですからねぇ、、iPhoneをバラすのは。
付属の両面テープの位置決めをします。
右側の黒いタブの部分がバッテリーの外周から飛び出るぐらいでこんな感じになりますのでこれで貼り付けてしまいます。
保護フィルムをとって本体にはりつけます。
注意するところは電源接続コネクターの位置。
こればかりは目分量なのですが、仮位置決めの時に色々動かしてみてどうやら外側にくっつけるように嵌め込むと位置が合いそうということがわかったのでそれでやってみました。
本当に小さなコネクターに横からはちゃんと位置が正確なのかわからないコネクターをくっつけるくっつけるんですからどきどきものです。
なんとか元通りにコネクターに接続。
これ本当に大丈夫か?ちょっとだけ不安。。
保護プレートを被せて、、、
電源コネクター部分を元通りにしたら一旦完成!
と思ったら、、、
指紋センサーのコネクターの接続がこれが結構大変。
なにしろ爪の先ほどのソケットに入れますからねぇ。。
しばし格闘(笑)
なんとか元通りにはめることができました。
外枠をパチンと閉める前にまずはケーブルの接続に問題がないかテスト。
電源を入れると、、問題なく起動。
カメラ機能も問題ないしホームボタンも通常通り動作しています。
音量ボタン、消音スイッチなどもきちんと動作しています。
ということで、、、完成!
フロント液晶パネルをパチンと本体に嵌め込んで最後はライトニング端子の両脇にあるビスをはめて、、終了!
これがメチャクチャ小さなビスなので老眼にはとてつもなくきつい。。(笑)
バッテリー容量も当然ですが100%に回復。
あとは耐久性ですがこればかりはメーカーを信じるしかありません。
2回ほど完全放電と完全充電を繰り返して通常仕様に戻します。
まとめ
今まで色々なデジモノのバッテリー交換をやってみましたが、ハンダゴテは不要と言うことで難易度は中程度。
ただし外すビスやコネクター全てがミニミニサイズなので手先の器用さと小さなものを見ることができる眼力が必要です(笑)
作業時間は初めてということで1時間半ほどかかりましたが、慣れれば1時間かからずに変えられそうです。
さてこのiPhone SEをいつまで使うか、、、
もうOSのアップデートも無くなってしまったので頃合いの良いところでバックアップ端末のiPhone SE3に切り替えようかと思います。
それまでは、、あと2年ぐらい使えるかな?
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