2年前に自力でiPod Touch 第6世代のバッテリー交換をやってみました。
あれから2年。。。。
バッテリーの容量は普段使いでは特に問題になっていなかったのですが、見事にバッテリーが膨張しまして（笑）ホームボタンを押すのもちょっと苦労するようになりました。
仕方がない、、もう一回交換するか（笑）
ということで、再度バッテリー交換をやってみました。
2回目なので今回はスムーズ。
後2年は延命できたかな？（笑）
目次
5年前のiOSデバイスも結構使える「iPod Touch 第六世代」
このiPod Touchは実に5年前に発売された機種になります。
iPod Touch 第六世代
実はこの頃iphoneは使っていなくてアンドロイドスマホとこれを併用していました。
小型で手にすっぽり入って馴染む小型デバイス。
メールを見たり、Kindleとか楽天koboとかの本を読んだりしてまだ現役です。
ちょっと前にリリースされたアンドロイドスマホなんかより全然スムーズに動作します。
しかし、最近iOS14がリリースされましたが、流石にこの機種は肥大化するOSに対応できないのかiOS12でアップデートが止まっています。
しかも、最近使い続けているとデバイスが熱くなる（笑）
非力なプロセッサーをフルに稼働させて頑張ってくれているのがよくわかります（笑）
もうそろそろ引退かなぁ〜かわいらしくて好きなんですが（笑）
前回バッテリーが劣化して一念発起して自力でバッテリー交換をしたのが丁度2年前。
あれから2年。。。バッテリーの持ちはさほど悪くはないのですが一つ問題が、、
バッテリーの膨張！
iPod Touch 第六世代 バッテリー膨張
もうホームボタンを押しにくくって（笑）
ここまで持ち上がると押しにくい以前にどこかにひっかけて液晶を割りそうで怖い（笑）
仕方がないまたバッテリー交換をするか、、、
一念発起して再び iPod Touch 第6世代のバッテリー交換を自分でやってみた
というわけで、今回もアマゾンでバッテリーを物色。
バッテリーを固定するテープも付いていて良いかなぁ〜と。
前回より500円ほど高いけど、いろいろなメーカーを試してみるのも良いか、、ただそれだけです。
MUKUZI バッテリー iPod Touch 6G 6 6th gen
工具もついていましたが、まぁあってもなくても良いか、、、
持っていない人は一応その工具だけでもなんとかなります。
後はハンダコテが必要ですね。
MUKUZI バッテリー iPod Touch 6G 6 6th gen
一応新品っぽい（笑）
まぁ中身はわからんですからねぇ。
ちゃんと使えればそれで良いです。
前回はハンダコテを買いましたが、、
前回購入品ですがこれで668円。
激安（笑）
全然これで大丈夫です。
一応このセットの中にハンダゴテ台が入っているのですが、非常に不安定だったので奮発して今回ハンダゴテ台買いました！（笑）
これから先もずっとハンダゴテ使う気だろう（笑）というやる気満々のお買い物（笑）
これがないとハンダゴテの加熱部分をジュ！って持ったりして危ないんですよねぇ〜（笑）
作業に集中してコテを見ていない時は特に。。（笑）
あと、地味にこの下のスポンジが重要で、温度を下げたり小手先をきれいにしたり、、
ティッシュじゃ焦げちゃうんですよねぇ（笑）
そんなマニアックなことを考えて、前回の反省を元にご購入〜
これも668円！
ハンダゴテと同じ値段だ！（笑）
買い物に火がついて（笑）ついで買いで吸引線とハンダ、、、
でも結局ハンダゴテに付いていたハンダと吸引線だけで用が足りたので実は買わなくてよかった（笑）
さて、部品も揃ったので分解開始！
さて！分解開始！
一応全部必要なものは揃えて開腹手術準備が整いました。
目の前にはiPadで自分の書いたブログを見ながら手順を確認しながら分解します。
さあ作業開始
ipod Touch 第6世代開腹 側面からホームボタン側にピックを入れる
本来ならばホームボタンの両側を熱してそこについているテープを溶かしながらゆっくりと剥がすという作業が必要です。
しかし、今回は既にパネルが十分浮き上がっていてピックも入れやすい。
さらに、前回剥がしてそのまま再利用して粘着性も弱くなっていたので楽に液晶パネルと本体を引っ付けている場所を剥がすことができました。
第一関門クリア！
ipod Touch 第6世代開腹 粘着テープから脱離
テープが剥がれて液晶板が本体から分離しました。
ipod Touch 第6世代開腹 フロントパネルの外枠を外す
で、ここからはボディと液晶パネルの間にある外枠を外していきます。
ipod Touch 第6世代開腹 フロントパネルの外枠を外す
外枠を外すけど、、外れない（笑）
変に力技でとっても割れちゃいそうだしなぁ、、慎重に慎重に（笑）
ipod Touch 第6世代開腹作業終了
あ、取れた！
ここまでくればこの後の難関は電源の半田の取り外しだけ。
ビスをなくさないように
前回同様にビスを無くさないように内部構造の写真を印刷してビスの位置に両面テープを貼ってなくならないようにしながら慎重に分解。
このビスが全部同じじゃないのがアップルの設計者の意地悪なところ（笑）
こんなのわかんないよ〜小さすぎて。
この2年でずいぶん老眼が進んだということをひしひしと実感！見えないんですよねぇ〜ビス穴が（笑）
ipod Touch 第6世代開腹 金属パネルを開ける
金属パネルが取れました。
ipod Touch 第6世代 新旧バッテリー
やっぱり右のバッテリー膨れてますねぇ。。
こりゃカバーを押し上げるわけだ。
バッテリーの見た目はほとんど変わらない。
ipod Touch 第6世代 電源端子カバー除去
絶縁用の電源端子カバーを外して、、、
これはただ単にかぶさってるだけで固定も粘着性もないただ置いてあるだけのカバー（笑）
ipod Touch 第6世代 電源端子カバー除去
次に電源端子の上に貼ってあるテープ状のカバーを取ります。
ipod Touch 第6世代 電源端子カバー除去
既にボロボロになっているテープを丁寧に破れないように剥がして、、これは汲み上げるときにまた再利用します（笑）
その下にはこのバッテリー交換作業で一番難しいバッテリー端子の半田付け箇所が見えてきました。
ipod Touch 第6世代 電源端子
ここを半田ゴテで温めながらひっぺがす！
これがやはり難しいのだけど、意外とこの電源端子の粘着力がオリジナルよりも弱いからなのか割とスムーズに取れました。
端子だけじゃなくてこのシール状のところも満遍なくハンダゴテで温めてやると粘着力が落ちてスムーズに取れる感じです。
前回とは違って無理くりひっぺがしたって感じではなかったです。
ipod Touch 第6世代 電源端子
アルコールがなかったので、新コロ騒ぎの折に購入した消毒用アルコール綿を代用。
きれいに粘着テープの残りを除去。
ここで、端子に注目！
電源端子の両脇にポッチがあるのですが、これが新しい電源端子を半田付けするときに非常に重要になります。
互い違いになっているということが重要な意味を持ちます。
これアライメントマークなんですね。
ipod Touch 第6世代 バッテリーの取り出し
古いバッテリーをケースから引っ剥がして、、
本当は新しいテープを入れ替えて貼れば良いんですけど、うーん、まだ使えそう（笑）
使えるものは再利用〜
というわけで、テープの張り替えはせず。。
新旧バッテリー
右側の今まで使っていたバッテリーは全体的に２倍ぐらいに厚みになっています。
リチウムイオン電池の宿命とはいえ、これなんとかならないですかねぇ〜
どうしても原理上膨れちゃうのは仕方がないか、、でもきっと技術開発は進んでいるはず！？
太らなければまだまだ使えたのになぁ。
ipod Touch 第6世代 新品バッテリーの端子
さて、今回の交換用バッテリーの電源端子ですが、実はちょっと違っていました！
なんと粘着テープになっていない！
そっか〜
ということは、貼ってから端子を温めて導通を確保するんじゃなくて、、
位置を片手で合わせながらハンダゴテで加熱しながら端子を固定するって高度なことを同時に行わないといけないのか！！
若干難易度が上がったぞ？（笑）
で、その位置決めですが、この端子をよく見てみると端子の両脇にポッチがあります。
そっか〜基板のポッチとこの電源端子のポッチを目視で合わせたところが正確な位置なんだ！ということが判明。
そうだよね〜じゃないと端子の位置を合わせられないよね（笑）
このように位置を決めるマークのことを「アライメントマーク」と業界用語では言います。
機械でやる場合はカメラでこのマークを認識してズレを補正して正確な位置に持っていくのですが、この大きさだと人間用でしょうね（笑）
ipod Touch 第6世代 基板のバッテリーの端子とアライメントマーク
ここに合わせます。
まず交換用の電池をケースにしっかり固定したあと、電源端子をこの基板上の位置まで持ってきて、上から見ながらアライメントマークが合うところで、、手で固定！
ハンダゴテを持って行って、、うーん、熱い！（笑）
でも辛抱！（笑）
なんかずいぶんと取り付けの難易度上がったなぁ。
ipod Touch 第6世代 バッテリー端子
お、ちゃんと半田付けできた！
なんかちょっと不安定だけど大丈夫かなぁ。。。
とりあえず動作チェック！
ipod Touch 第6世代 動作チェック
りんごマークも出て起動しました。
特に問題はなさそうですね。
というか、、この電池残り充電時間10%切ってるじゃん（笑）
動作確認もできたので組み上げます。
一気にipod Touch 第6世代 を組み上げる
ipod Touch 第6世代 電源端子保護用テープ
電源端子保護用のシールを貼り戻して、、
ipod Touch 第6世代 電源端子保護用テープ
さらにもう１枚シートを置いて、、、
ipod Touch 第6世代 金属パネルの取り付け
金属パネルをビスで固定して、、、
液晶パネルを元に戻したら完成！
ipod Touch 第6世代 バッテリー交換後の動作チェック
完成！
前回フロントパネルを開けるのにかなり時間を要しましたが、今回はその分がなかったのと大体やり方はわかっていたので40分程で完成。
もう慣れた（笑）
でも、きっとこれが最後なんだろうなぁ〜
まとめ
2年ぶりにiPodTouch 第六世代のバッテリー交換をやってみました。
2年前に一度液晶とかバッテリーのテープ剥がしをしているので、2度目は粘着力も弱まっていて楽々に分解できました。
ただ、前回も一番難しかったバッテリー端子を剥がすのと再度半田付けを行う工程は想定外に難易度が上がっていました。
ハンダゴテを初めて持つような人には全くお勧めしません。
この系の作業が慣れている人にとっても難易度としてはやはり高いなぁと思います。
最悪壊しても良い！と覚悟を決めてやる分には良いと思いますが、リチウムイオン電池は曲げたり傷つけたりすると爆発しますから作業は慎重に、、自己判断でお願いします。
コメントを残す