前回手持ちの古いWEBカメラの代わりにコンデジやミラーレス一眼をWEBカメラに出来ないかを色々と試していました。
USB接続では結局激安中華アクションカメラがなんの苦労もなくあっけなく繋がりました。
しかしアクションカムなので画角が広角なので部屋の隅々まで映ってしまうのが難点といえば難点。
やはり手元にあるコンデジとか出来ればミラーレス一眼とかをWEBカメラにできないかと激安HDMIキャプチャーボードを購入したところSONY RX100M3を無事にWEB CAMにすることができました！
目次
コンデジやミラーレス一眼をWEBカメラにできないか？
最近はZOOMやLINEでオンラインミーティングを行うことが多いですが、そのときどうしても必要になるのがWEBカメラです。
うちには10年以上前に購入したWEB CAMがあるのですが、解像度が異様に悪い（笑）
WEB CAMを購入しようと思っても品薄でなかなか手に入りません。
そこで思いついたのはコンデジやミラーレス一眼のWEBカメラ化です。
いろいろと試してみたのですが、USB接続の場合はどうしてもカメラの仕様が影響してコンデジやミラーレス一眼はWEBカメラにならず、最終的には激安中華アクションカムだけが素直にWEBカメラと使えることが分かりました。
ただ問題点が一つ。
それは、、画角が広すぎること。
アクションカムですから通常動作としては広角がありがたいのですが、WEBカメラとしては広角は弱点。
やはりコンデジかミラーレス一眼をWEBカメラにできないだろうか。。。
そうなるとどうしてもHDMI出力端子を使って画像を取り出すしかないのですが、どうしてもキャプチャーボードが高額なので諦めていました。
が、、、
探してみると、、激安品発見！（笑）
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実売2000円程で売られているじゃないですか！
これって本当に使えるんだろうか。。
まぁ2000円だし買ってみるか、、とポチってみました。
激安HDMIキャプチャーボードがやってきた！
注文して1週間ほどでやってきました。
HDMI キャプチャーボード
掌サイズのでコンパクト。
HDMI キャプチャーボード
一応入力は４K対応していますが、出力は1080Pまで。
HDMIループアウト対応なので、入力のHDMI端子にゲーム機を接続して出力側にモニターを接続すればそのまま大画面で（おそらく）遅延なくゲームができますし、同時に出力川のUSBにPCを接続するとゲーム画面を取り込んで今流行の実況中継を合成できるらしいです。
今回はコンデジやミラーレス一眼に標準装備されているHDMI端子からキャプチャーボードを介してWEBカメラとして動作させることができるかどうかを検証してみます。
HDMIキャプチャーボード開封
さて、中身ですが、、
HDMI キャプチャーボード
至ってシンプル（笑）
掌サイズの本体とUSBケーブルが２本だけです。
・USB A – USB A パソコンに接続用
・USB-A – マイクロUSB 本体電源供給用
ケーブル付属で安い割に意外に親切（笑）
説明書は英語と中国語。日本語はありませんが、基本いらないでしょう。
HDMI キャプチャーボード 出力側
こちら側には出力側のHMDIとPC接続のためのUSB端子があります。
HDMI キャプチャーボード 入力側
入力側には本体電源供給用のマイクロUSB端子とHDMI入力が装備されています。
この電源ですが、実は出力側のUSB端子にPCを繋いでしまえばそこから電源が供給されますからここに電源供給は不要。
なんであるのかなぁ〜という感じです（笑）
（追記）初めは電源用のマイクロUSB端子に接続せずに使用できていましたが、たまに動作が不安定になることがわかりました。
やはりここにマイクロUSBから電源をつながないと動作が安定しないようです。
モバイルバッテリーでもなんでも良いので電源を接続しましょう。
電源供給をするようになってから動作が格段に安定しました。
使用方法
カメラのHDMI端子からこのキャプチャーの入力端子にHDMIケーブルを使って接続し、出力側のUSB端子からPCのUSB端子を接続します。
（追記）入力側のDC/5VのマイクロUSB端子に電源を接続しましょう。余っているUSBポートからでも良いし、モバイルバッテリーからでもOKです。
ZOOMなどのアプリを開いてカメラの電源をON！
自動認識でカメラの画像が出れば成功です。
SONY RX100M3は無事にWEBカメラとして使用できました！
まず初めに接続したのは昔から愛用している「SONY RX100M3」。
これは無事に接続できてWEBカメラとして動作できました。
ズームも出来ますしf値も変えられるのでf値開放にしておけば背景が良い感じにボケるのでバーチャル背景を使わなくても部屋の様子を少しごまかせます（笑）
ただし一点だけ注意事項があります。
そのまま接続すると、カメラの設定文字やグリッドなど撮影時の情報が全て載った映像が送られます。
それを消すためには設定を一部の設定を変えることが必要です。
RX100M3HDMI情報表示を消す方法
メニュー画面→「HDMI設定」→「HDMI情報表示」→「なし」
「HDMI設定」
メニュー画面の「HDMI設定」に移動。
「HDMI情報表示」
次の画面の「HDMI情報表示」を選択して、、
「なし」
無しに設定。
こうすることでHDMI端子から出力された画像情報に情報表示がされなくなりますから動画そのものをWEBカメラの動画として使用できるようになります。
ソフトをPCにインストールしたりすることもありません。
意外に簡単でした（笑）
RX100M3 WEBカメラ化
というわけでこれからこのシステムでZOOMを使おうと思っています。
ミラーレス一眼「パナソニック GM-1K」「オリンパスOMD-EM1」はWEBカメラとして使用できるのか？
コンデジのSONY RX100M3は簡単にWEBカメラ化出来ましたが、手持ちのミラーレス一眼は同じようにWEBカメラ化できるか試してみました。
今メインで持ち出しているマイクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラ「パナソニック GM-1K」＆「オリンパスOMD-EM1」。
レンズも色々あるのでWEBカメラにできたらマクロレンズとか使えるんじゃなかろうか？とも思ったのですが、、
残念ながらWEB カメラにはできませんでした！
理由は、どうやらHDMI出力の仕様がどちらも「保存されている映像ファイルをテレビに映し出すため」だけに存在しているようで、接続した瞬間にファイル再生モードに切り替わって、撮影した写真だけが表示されるのでした。
うーん、、だめか。。
（追記）オリンパス OM-D E-M1はWEB CAMになる！ただし問題が、、
後日オリンパスからOM-DシリーズをUSB接続でWEB CAMにできるWINDOWS10用のソフトウエアが発表されました。
詳細は下記の投稿をご参照ください。
オリンパスのミラーレスカメラって小型で頑丈で好きなんですけど、、一応WEB CAMとして使えなくはないのですが、使用時に電源供給ができないのでずっと使い続けるには難ありです。
CAMを切り替えて特別な用途として使う分には何か面白い使い方ができるかもしれません。
ミラーレスカメラ「SONY NEX-6, NEX-7」はWEBカメラになるか？
これも結構古いミラーレスカメラ。
思入れの強い機種ではありますが、この頃の形が一番好きでした。
今のαシリーズはなんか形がごっつすぎていまいちエレガントさに欠ける。。。
で、これは出力が「ミニHDMI」なので変換プラグが別にいります。
さて、これは、、ちょっと微妙。
一応動画はWEBカメラとして使用できます。
ただし、、画面上の周囲にカメラ撮影の為の情報表示がされてしまいます。
しかも消す設定がない！
消せればなぁ〜ちょっと高級なWEB CAMになったんですけどねぇ〜
残念！
一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」はWEBカメラになるか？
オールドレンズを使う為に使っている一眼レフカメラは使えるかどうか試してみました。
LiveViewモードがありますのでそれに切り替えて使用します。
接続してみると、、あ、動画が出た！
LiveViewの設定で画面表示は消せますし、「Info」ボタンを押すとLiveiew時の表示を変えることができるのであらかた消せます。
ただし白いフォーカスエリア表示だけは消せなくて、、それを消せれば一応使えます。
残念ながらカメラ自体が結構大きいので少し大げさかもしれません（笑）
使えないわけではなさそうです。
まとめ
ZOOMなどWEB会議用のカメラとして自宅にあるデジカメが活用できるかどうか試してみました。
HDMIキャプチャーボードは従来15000円以上していたのですが、激安品が実は存在して、それを使ってカメラ側のHDMI出力を使ってZOOM動画として使用することができます。
ただし、全てのカメラができるかどうかはそのカメラのHDMI端子の仕様で異なります。
今回はSONYのコンデジRX100M3はHDMI情報表示を消す設定をすることでWEBカメラとして使用できることが分かりました。
カメラの仕様によってHDMIはメモリカードに保存している画像をテレビに写すだけの仕様になっていることもあってその場合はWEBカメラとして使用できません。
また、動画は映せてもカメラの設定情報を消せないデジカメもあるので、それを承知の上で使うのであれば特に問題はないのかもしれませんね。
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