最近サブシステムで、レンズ遊びで使っているNEX7を持って出かけることが多くなってきました。
これにPENTAX A 50mmを標準画角のまま使える魔法のアダプター「Lens TurboⅡ」の組み合わせで遊んでいます。
当然AFは使えないのでマニュアルでピントを合わせるのですが、その際に重要なのは「ビューファインダー」です。
AFを使っている時は構図や色味を見ていましたが、本来の機能であるはずの「ピント」合わせに使ってみると、、日中の陽の光の下ではとても見にくい!
夜ならば特に気にならないEVFの輝度も、陽の光の下ではとにかく暗いんです。
マニュアルにして輝度をMAXにあげても(有機EL EVFの最大の弱点をあえて使う)とにかく見えないんです(笑)
EVFの輝度はこれ以上あげられないので、仕方がなく外光が入らないアイピースカップを購入することにしました。
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最近昔購入したNEX-7に魔法アダプター「Lens TurboⅡ」の組み合わせでPENTAX オールドレンズを画角で遊んでいます。遊んでいる記事は下記をご参照下さい。
目次
困っていたのは、、有機ELファインダーの見にくさ。有機ELのEVFは見にくい?
NEX-7をオールドレンズの為に再度持ち出すようになったのですが、一つ問題点が発生です。
NEX-7で初めて搭載された有機EL EVFですが、確かに応答性や発色は良いのですが、何しろ輝度が暗くて日中見えない(笑)
これは有機ELの致命傷というか宿命なのですが、有機ELは各画素に電流を流して発光させていますが、EL素子には半減寿命があり、電流を流せば流すほど、熱をかければかけるほど素子が劣化して輝度が出なくなっていくのです。
これは劣化したらそのまま劣化して復活しないのが困ったところです。
ですから、正確に言うと「出せない」わけではなく、出るけれど、出してしまうと「劣化が進んで輝度が出なくなって使えなくなる」というのが正確な言い方になります。
商品上劣化させたくないので、あえてMAXの輝度を低く抑えて商品寿命まで使用できるような輝度に設定しているため、輝度の調整範囲のMAXでも日中見づらさを感じてしまうのです。
最近の機種に搭載されているEL素子は改良されてだいぶ輝度も出せるようになって、半減寿命も長くなりましたが、初めて搭載されたNEX7はだめなんです。
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EVFの輝度が上がらない分は外光を遮断する工夫をしてみる
NEX7搭載の有機ELのEVFは輝度が出ないので、仕方なく外光を遮断する工夫をして見ます。
色々と探してみると、、純正品で大きめのアイピースカップがあるのです。
この部品はもともと外付け用のEVF用の部品なのですが、実はNEX7,NEX6にもそのまま取り付け可能という優れものです。
外付けEVFというのはこれです。
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ソニー SONY 電子ビューファインダーキット FDA-EV1MK
ファインダーアクセサリーとして外付けのビューファインダーですが、これが37000円!とめちゃくちゃ高い代物です。
でもって、この部品であるアイピースカップがこれです。
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【部品】SONY純正 ソフトアイピースカップ 対応機種:FDA-EV1MKこの部品が丁度NEX-7にそのまま装着できます。
(アマゾンの評価の項目を見ているとNEX-6、 α6000、α6300にも装着可能のようですが、私自身確認しておりませんので真偽の程は不明で保証し兼ねます。また、メーカーも取り付け可能とは正式コメントを出していません)
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実際に付属品より大きなアイピースカップをNEX-7につけてみた
左が付属のアイピースカップで右側が部品として購入した「FDA-EV1MK」のアイピースカップです。
随分と大きいですね。
取り付けてみると、、
標準がこれで、、
大きなFDA-EV1MKのアイピースカップを取り付けると、、
前からみるとちょっとおっきくなったかなぁ、、と言う感じですが、後ろからみると、、、
おっきくなっちゃた(笑)結構でかくなります
真横からみると随分と目を覆うように出っ張っているのがわかります。
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実際に使って見た感想
使ってみると、これは使い心地良いです。
接眼部分のラバーも柔らかく、メガネをしていても裸眼で見てもフィットしますし、何しろ裸眼でぴったりフィットしますのでピントを合わせやすくなります。
太陽の陽の下でもちゃんとみることができます。(もとの輝度をマニュアルで「high」に合わせないとさすがに厳しいですが)
このシステムを使っての撮影方法
EVFの輝度は劣化を覚悟の上で「high」にして、大きな「FDA-EV1MKのアイピースカップ」を使用。
ピント合わせはファンクションに7倍拡大を割り当ててピーキングありでそれを頼りにぴんと合わせをすると合わせやすいです。
ちょっと不恰好かもしれないけど、EVFの輝度が出ない分はこの部品を標準にしてくれないかなぁ。
もしくは正式に補修部品で市場に安価に供給してもらえると有難いです。
NEXとα6000番台を使っているユーザーは随分と助かると思います。
価格も2300円程で決して激安なわけでもないですが、これ一つで日中の撮影が楽になることは確かです。
おためしあれ。
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