何度も足を運んでいる台湾最強のパワースポット「龍山寺」。
今回はまさにその龍山寺の裏のホテルに宿泊しているので行かないわけにはいきません(笑)
でもっていつもの通りお参りするわけですが、毎回気になっていたのは台湾のおみくじ。
石ころのようなものを何回も投げている人も居るし、あれってどうやるんだろう、、と思っていたのですが、たまたま日本人観光客の御一行様がやってきて「日本語で」おみくじの引き方を解説してくれていたのをそっと横から聞いていました(笑)
いえ、聞こえてきていたんですね(笑)
ようやくおみくじの引き方がわかったので、真似をして初めておみくじを引くことにしました。
結果は「大吉」!
おみくじの詳しい内容は中国語なのでわかりませんが、漢字ですからなんとなーく言わんとすることはわかります。
おみくじは無料なので龍山寺に来た時にはやってみてはいかがでしょうか。
旅行期間 2019/5月
エリア 台湾
テーマ 街歩き、食べ歩き
目次
・Vol.1 スクート TR899 成田 – 台北(桃園) エコノミークラス搭乗記〜桃園空港は常客証があるとイミグレが楽々〜
・Vol.2 シーザー メトロ タイペイ (Caesar Metro Taipei)(凱達大飯店)〜客層がいまいちだけどそれ以外はコスパが抜群のホテル〜
・Vol.3 台北食べ歩きあれこれ 〜朱記、鼎泰豊(ディンタイフォン)などなど〜
・Vol.4 台北から気軽に行ける絶景スポット「猫空ロープウエイ」の魅力と楽しみ方
・Vol.5 台湾最強のパワースポット「龍山寺」でおみくじを引いてみた!参拝方法とおみくじの意味を徹底解説
・Vol.6 台湾のB級グルメを食べ歩き!胡椒餅と牡蠣オムレツのおすすめ店はここだ!
・Vol.7 台北桃園空港「PLAZA PREMIUM LOUNGE」でお昼ご飯
・Vol.8 スクート TR874 台北(桃園) – 成田 エコノミークラス搭乗記 〜帰りはエコノミーフラットで楽々帰国〜
<往路>
TR899 NRT (12:05) – TPE(14:50)
<復路>
TR874 TPE (15:00) – NRT(19:30)
目次
台湾最強のパワースポット「龍山寺」へ
MRT龍山寺駅を出ると目の前にある台湾最強のパワースポット「龍山寺」。
MRTができるまでは旅行者には少し敷居の高い場所にあったのですが、アクセスが格段によくなってからは気軽に来ることができるようになりました。
今日は平日なので参拝者は少なめです。
境内にある「台湾式おみくじ」。これってどうやるの?
参拝するときはお線香とろうそくをもらってお祈りする、、ことまではやっていたのですが、いつも気になっていたのはこれです。
どうやらおみくじのようなのですが、左にある不思議な木片とセットになっているようなのです。
引き方がわからない、、、
みんなこの木片を一心不乱に地面に投げつけています。
しかもこのセットは境内のあちこちにあってみんな同じような動作をしているわけです。
と、そのとき数名の日本人観光客がやってきてガイドさんからレクチャーを受けています。
いえ、寄っていったわけではなく、私の立っていた場所に寄ってきたのでレクチャーが聞こえてきたわけです(笑)
それによると、、なんとなくおみくじの引き方がわかってきました。
龍山寺の台湾式おみくじの正しい引き方〜擲筊(ポアポエ / ポエ占い)をして籤(qiān チエン / おみくじ)を引く方法〜
台湾のおみくじの引き方はまず神様の前でお願い事をして占いをしてからおみくじを引くという手順を踏みます。
要は神様におみくじを引いて良いかと確認しなければならないのです。
お金を入れて紙を引くという単純な日本のものと比べるとちょっと複雑ですね。
でもって、占いは「擲筊(ポアポエ / ポエ占い)」と言い、おみくじは「籤(qiān チエン / おみくじ)」と言います。
先ほどの左側が占いの「擲筊(ポアポエ / ポエ占い)」に使うもので、右側の棒がおみくじが「籤(qiān チエン / おみくじ)」になるわけです。
だからこれは1セットですね。
まずは台湾式占い「擲筊(ポアポエ / ポエ占い)」をしてみよう!
まずはおみくじを引いて良いかお伺いを立てるために占いをしなければなりません。
木片を二つとって手のひらで挟みます。
で、そもまま以下のことを神様に伝えます。
・名前
・住所
・生年月日
・お願い事
お願い事は詳しく具体的に願うことと、お願い事は一回につき一個です。
欲張って色々お願いしゃちゃダメですよ(笑)
実は日本の神社でも本当はお祈りするときにこれ言わないといけないんですよねぇ〜ほとんどの人は言わないと思いますが。
じゃないと神様もどこの誰だかわからないと言うことらしいのです。(神様なんだからなんでも知っていそうなんですが、、)
そして、両手を離して木片を落とします。
この赤い三日月型をした木片は「筊杯(jiǎo bēi ジャオベイ)」と呼ばれ、これを二つ投げると、神様がそのお願いに対して返事をしてくれるという仕組みです。
でもって、そのお願いに対しての神様からのお返事は以下の通りです。
ちなみに膨らんでいる方が表で平べったい方が裏です。
<神様のお言葉>
・聖杯(shèng bēi シンベイ):2つの筊杯がで表が一つ・裏が一つ。
→おみくじを引いて良いですよ
・笑杯(xiào bēi シャオベイ):2つの筊杯が両方とも平らな面。(両方裏)
→お願い事が意味不明と神様が笑っています。もう一度やり直し!
・陰杯(yīn bēi インベイ):2つの筊杯が両方ともふくらんだ面。(両方表)
→神様がお許しになっていません、もしくは怒っています。もう一度やり直し!
これがOKで、、、
これがNGですね。
細かいことは抜きにして、表と裏が出ればOK。それ以外(二つの向きが揃ったら)NGということです。
「最初からやり直し!」とは箱から木片をとって自己紹介、お願いをするところからやり直し!と言うことです(笑)
道理でみんな何回も何回も一心不乱に投げているわけだ、、
神様から許可が降りるまで延々と繰り返すわけです。
神様から「おみくじ引いて良いよ〜」と許可が出たらめでたくおみくじを引くことができます。
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神様から許可が出たらおみくじを引く しかし!それだけでは終わらない!
占いで自分の願い事に対して占いで「おみくじ引いても良いよ」と神様から許可が出たら隣の棒を引きましょう。
ここからがまた試練が待っています。
このおみくじで良いですか?ともう一度確認が必要なのです!
方法は先ほどと同様に木片を2つとって自己紹介をして木片を落とします。
そして3回連続で「表と裏」(OK)が出ればめでたくおみくじの番号が決まるのです。
もしここでNGとなったら、、、
最初の「おみくじを引いて良いか?」の確認からやり直しになります(笑)
こりゃ普通にやってたら恐ろしいほど時間がかかりますねぇ、、、
無事に「この番号で良いですよ」と神様から許可が出たら、引いた先の番号を覚えて元に戻します。
そして近くにある引き出しから自分の番号のおみくじを取りましょう。
こんなところにおみくじが!
今回は61番だったのでそこに入っている紙を見てみると、、
わーい、大吉(笑)
何が書いてあるのかわかりませんが、
「交易 利」→仕事運順調?
「家宅 安」→家内安全?
「求財 順」→儲かります?
のような気がします(笑)
ちなみに全体運は左上に書いてありますが、「吉」とか「小吉」とかはなくて、「良い」順に、「大吉、上上、上下、下下、(空白)」になります。
空白は要するに「凶」ということでしょうね(笑)
英語の解説書もあるのですが、、
61番は「To recite verses in day time & singing under the moon, one enjoys a happy..& smooth living.」と意味不明です(笑)
中国語の解説書をみると、、
こっちの方がまだマシかも?
なんとなーく感覚的にわかりやすいですね。
近くに「解籤處」というおみくじを解説してくれる場所もあるので、おみくじを持っていけば説明してくれるようです。
ただし中国語、、(笑)土日なら日本語のできる人も居るかもしれないらしいので立ち寄っても良いかもしれませんね。
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まとめ
日本のおみくじと違っておみくじを引くまでにかなり面倒な手続きをしなければいけないのですが、それだからこそ「よく当たる」と言われる所以なのかもしれません。
簡単にまとめると、、
1.三日月の形の木片を2つ持ってお祈りをして地面に投げる。
2.「裏」と「表」が出たらおみくじを引いてOKのサインなので棒を引く
3.棒を引いたらもう一回木片を二つもって地面に投げる。
4.「裏」と「表」が出たらそのおみくじで良いですよとのサインなのでその棒の番号を覚える。
5.覚えた番号のおみくじをおみくじ棚から出す。
まぁこんな感じです。
龍山寺にはたくさん神様がいらっしゃるので、実はそれぞれの神様の前にこの占いセットが置かれています。
それぞれの場所でこれをやっていたらそれこそ1日じゃ終わらない!?(笑)
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