インドネシアは実は鉄道王国です。
せっかくなので大都会ではないちょっと田舎のインドネシアを見たくて電車に乗ってボゴールまで行ってみました。
鉄道はあまり詳しくないのですが、インドネシアでは日本の中古の電車が現役で使われていて、乗車してみるとなんとも懐かしいというか、、日本で電車に乗っている気分になります。
まぁ乗っている人が当然インドネシアの方々なのでそっちの方がむしろ違和感を感じるぐらいです。(笑)
ボゴールはといえばまさにアジアのカオスって感じでごちゃごちゃ感満載な訳ですが、道端のちょっぴりコンパクトな屋台とか道端で売られているものとか、、雰囲気だけを感じることができました(笑)
旅行期間 2018/6月
エリア ジャカルタ・クアラルンプール
テーマ 街歩き、食べ歩き
目次〜Part.2 ジャカルタ編~
・Vol.1 ジャカルタに到着!ジャカルタ空港はとっても立派だったけど初めての場所はやっぱり迷う
・Vol.2 アロフト ジャカルタ ワヒド ハシム (Aloft Jakarta Wahid Hasyim) 宿泊記〜出来たばかりで快適だった〜
・Vol.3 トランスジャカルタを乗りこなせばジャカルタ市内はスイスイ!?でもなんか少し人が少なくないか?
・Vol.4 グランドインドネシアは巨大なショッピングセンターだった
・Vol.5 ちょっと怪しいBlok M Plazaはカルフールも入っていてアジアっぽいショッピングセンターだった
・Vol.6 日本の電車に乗ってボゴールへ!まさにアジアのカオスそのものだった!
・Vol.7 ジャカルタ動物園”Ragunan Zoo”へコモドドラゴンを見に行ってみた〜広大な敷地はジャカルタっ子の憩いの場だった〜
・Vol.8 町の中心にそびえる”モナス”は巨大で広大で、、バテバテになった
・Vol.9 初めからこっちに来るべきだった(笑)セントラルパークモール(CENTRAL PARK MALL JAKARTA)は快適だった
・Vol.10 スカルノ・ハッタ国際空港のサファイア・プラザプレミアムラウンジ(saphire Plaza Premium lounge)は豪華だった
・Vol.11 マレーシア航空 MH726 ジャカルタ – クアラルンプール搭乗記
・Vol.12 マレーシア航空 MH70 クアラルンプール – 成田 ビジネスクラス搭乗記
<往路>
MH89 NRT(10:20) – KUL(16:45)
MH721 KUL(14:00)- CGK(15:05)→MH723 KUL(16:30) – CGK(17:35)
<復路>
MH726 CGK(4:25) – KUL(7:25)
MH70 KUL(9:50) – NRT(18:00)
クアラルンプール編はこちら
目次
鉄道に乗ってボゴールへ!
ジャカルタは大都会なので中心部分バンコクとかクアラルンプールとかとあまり代わり映えがしない訳です。
ショッピングモールとかは便利で快適なのですが、ほかのアジアの大都市と大きく変わっているわけでもないのです。
やっぱりインドネシアに来たからにはちょっと田舎の雰囲気も感じてみたいなぁ〜ということで、日帰りできる程度に離れている「ボゴール」へ行ってみることにしました。
なんでここにしたかと言えば、鉄道の終着点が「ボゴール」になっていまして(笑)ただ鉄道に乗ってみたかっただけというのが本当のところです。
ボゴールへはKRL一本でジャカルタから行くことができて、電車で約1時間半程の距離になります。
Stasiun Gondangdia駅からボゴールへ!
今回宿泊しているホテルから歩いてStasiun Gondangdia駅へ。
徒歩10分ほどで到着です。
まずはチケットを購入。
ここでも非接触カード型のチケットになっています。
改札をチケットをかざして通るってのは日本と同じですね。
ただし、ゲートがパタン!って開くやつじゃなくて金属の棒を押して通りタイプですので多少コツが入ります。
この駅は意外と綺麗ですね。
Jakarta Kota駅とは大違い(笑)
ちょっぴり近代的です。
鉄道の駅はどこもこんな感じですが、プラットフォームが結構長いような感じがします。
電車は日本の中古の車両!まるで日本にいるような乗り心地
電車に乗り込むとそこは、、
ん??これは、、、
乗った瞬間からそこは日本(笑)
全然違和感を感じませんねぇ。。
それもそのはず、この車両は日本の中古の電車なのです。
走行音も乗り心地もまさに日本の電車そのものです。
とっても快適(笑)
日本と違うのは乗ってくる人々(笑)
インドネシアの方々が乗ってくるのは当たり前なのですが、その違和感が不思議な感じでした。
電車の側面に表示されている記号を見るとどうやらこれはJR東日本で使われていた車両のようです。
電車は詳しくないのですが、そう言えば以前JR南武線で携帯電話を無くした大学生が、その後車両がインドネシアに渡りそこで発見されたってニュースになっていましたね。
ちょっと思い出しました。
ボゴールへ到着!駅の周りはカオスだった
快適な電車に揺られて(笑)1時間半ほどでボゴールへ到着。
さて、、どうしようか。
一応到着したので電車に乗るという目的は達成されました(笑)
日本の電車が外観そのままに走っているのは不思議な感じがします。
その電車からわさわさとインドネシアの方々が降りていきます。
ただこのプラットフォームは日本ではあり得ないほど危ないのです。
一応ドアの前とプラットフォームは段差がさほどないようにしてありますが、その脇は強烈な段差がありますので、よそ見をしているとここに転落してしまいます。
このような段差がプラットフォームのあちこちにあって、結構危ないのです。
なんでこうしたんですかねぇ〜
とりあえずJRの車両がたくさんあるので電車の記念撮影。
こういうのは見る人が見れば細かい違いがわかるんでしょうね〜
ボゴールは終着駅なので、きっとここから折り返しジャカルタ行きになるのでしょう。
タイ国鉄は駅舎も含めてなんとなくぼろっちいのですが(笑)ここはしっかりしていますね。
改札には乗る時と同じようにゲートがちゃんとあります。
でもってここにおそらくタッチ!
あれ、このカードどうしたっけなぁ、、、リサイクルだっけ、、記憶がありません(笑)
ボゴール駅周辺がカオスだった
せっかく来たのでとりあえずちょっとだけ歩き回ってみます。
ジャカルタと違って空が広い!
横断歩道のようなところから通りを眺めると、、駅周辺は車がいっぱい。
というか、これミニバスのようなものかな?
同じようなミニバンがたくさんあります。
階段狭いのに途中で物売りのおじさんが!
これなんだろう、、怪しすぎです(笑)
歩道橋の上は狭いのにこんなところで物売りとは、、、
このごちゃごちゃ感!
これが見たかったんです(笑)
インドネシアの人力車?
通りには屋台もあるのですが、若干小さめですね。
特に奥行きがない。
売っているものが怪しすぎます(笑)
うーん、、これは買う気がしない(笑)
そのお隣はすり身ボールのようなものか?
タイとか台湾の屋台は結構利用するのですが何故かインドネシアではその気にならず。。(笑)
衛生状態がイマイチ掴みきれていなくて、ちょっと注意が必要ということも聞いていたので買い食いはやめておきました。
コンビニのような商店というよりリヤカーを半分にぶった斬ったような奥行きのない屋台なんですね。。
インドネシアはこんな感じなんだ。
屋台だけじゃなくて道端でも色々と売っています。
ここはバナナ売りのようですね。
ちょっと立派になるとテント付き(笑)
実はここはボゴールで有名なスイーツ屋さんの出店らしいです。
スポンジケーキのようなものか?
開店すると同時に買い求める人が結構いました。
駅周辺なら何かあるだろうと思ってここまで来たは良いのですが、小さな屋台とかがあるだけで普通に食事ができる場所が見つかりません。
と、、ケンタッキー発見!
ここなら安心してご飯を食べることができますね(笑)
お店の中は結構な人だかり。
そりゃそうですよね、、他にないんだから(笑)
とりあえずちょっとだけチキンを食べて一息。
雰囲気を味わったので、ジャカルタへ引き返します。
帰りは結構電車が混み合っていて結構カオスだった
ボゴールへ来る時は電車の中は空いていたのですが、ジャカルタへ戻る時間帯は結構乗客が多めでした。
さて、切符を買わなければ。
一番奥が切符売り場。
この広大な空間が駅舎です。
というか、巨大なプレハブのような感じ。ちょっと蒸し暑いです。
ジャカルタまで1時間半ほどの電車の旅の値段は6000ルピア(45円)
激安です。
半日電車を楽しめて往復100円ほど(笑)
コスパ良いです。
改札を入ってプラットフォームへ。
えーっと、どっちだろう?
なんか来た時より人が多いのは気のせいかな?
帰りもJRの205系電車に乗って帰ります。
日本の電車なので日本にいる気になったら大間違い。
ここでは電車に整列して乗り込むってことはないので電車の扉が開くと皆さん我先に乗り込みます。
プラットフォームに強烈な段差がある理由
ボゴール駅に到着した時に、プラットフォームに強烈な段差があることが分かりましたが、帰りに通過駅の状況を眺めていてその理由が理解できた気がしました。
乗り換え駅でも皆さん結構急いで電車に乗り込みます。
まぁ日本でも結構こういう場面はありますが、約1,5倍速で皆さん動きます(笑)
結構小走りに。。
ここでよく見ると、皆さん「線路」のレベルからプラットフォームまで少し登って電車に乗りこんでいます。
引きで見るとこんな感じ。
なんでこんなにプラットフォームに段差があるんだろう?と思っていたのですが、結局プラットフォーム間を移動する時は線路上を通るんですね。。
だからあんな強烈な段差があるんだ。。
線路のレベルから車両のレベルまでスロープで登って、、ドアの前には鉄製の通路もありますが、足元をしっかり見ていないと転落します(笑)
車両は日本で使われていたものなので油断していると危険ですね。
ホームドアなんて親切な安全設備はありません。
プラットフォームを歩いているだけで転落することもあるというスリリングな駅の作りになっています。
きっと年間何人もプラットフォームから落ちているはず!(笑)
まぁ世界各国色々ですね。
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