2度目の緊急事態宣言直前に4泊5日で沖縄に行ってきた / Vol.4 レンタカーでドライブ〜なぜ「プリウスミサイル」になるかよくわかった〜

プリウス
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今回島内移動は市バスのヤンバル号とか使おうと思ったのですが、新コロ拡大中とかあって、少し忖度してレンタカーを借りて移動することにしました(笑)

あれほど忖度を叩きまくっていたのに最近は「自粛」という名の「忖度」を強要されるという摩訶不思議なことが行われていてちょっと気持ちが悪いです。

あれって責任の所在を曖昧にして結局誰も何をして良いかわからなくしているだけなんですけどね。。

で、一番安いコンパクトカーを予約したのですが、レンタカー屋さんの都合でプリウスになりました。

運転してみると、、、あ、なんかちょっと前から流行っている「プリウスミサイル」の意味がなんとなくわかったような気がしました。

車の運転をしない人にはなんのことかさっぱりわからない投稿ですので無視していただいてOKです(笑)

ただ、レンタカーでプリウスになっちゃった人は要注意です。

これ慣れないと本当にどっかに突っ込みますよ〜(笑)

ご注意を。

旅行期間 2020/7月
エリア  沖縄
テーマ  街歩き、食べ歩き

目次
・Vol.1 久しぶりに沖縄に観光に行ってみた!久しぶりの羽田空港はどうなった!?JAL DIAMOND PREMIER LOUNGEへ
・Vol.2 JAL919 羽田 – 那覇 搭乗記〜初めてのA350!やっぱり新造機は良い〜
・Vol.3 4連休の国際通りは日本人観光客で賑わっていた〜昔に戻った気がする〜
・Vol.4 レンタカーでドライブ〜なぜ「プリウスミサイル」になるかよくわかった〜
・Vol.5  地上の竜宮城「美ら海水族館」へ!〜ここは何時間居ても飽きない〜
・Vol.6 伊江島へ行ってみた!〜観光客がほとんどいない観光地を原付で疾走〜
・Vol.7 古宇利島のハートロックに行ってみた!〜これよく観光地にしたなぁ(笑)〜
・Vol.8 沖縄食べ歩き「ジャッキーステーキ」と「やっぱりステーキ」を比べてみた
・Vol.9 那覇空港 JAL DIAMOND PREMIER LOUNGEはどうなった?
・Vol.10 JAL904 那覇 – 羽田 搭乗記〜帰りは一番新しいA350 6号機〜

<往路>
JAL919 HND(14:55) – OKA(17:30)

<復路>
JAL904 OKA(11:10) HND(13:40)


島内移動は感染防止に忖度してレンタカー

どうやら新コロ拡大注意報が出ていてなんとなーく自粛ムードが漂っていたので、「忖度」して島内移動は全部レンタカーにしました。

まぁこれだと密になりようがない(笑)

レンタカー屋さんで予約したのは一番安いコンパクトカーだったのですが、レンタカー屋さんの都合によりプリウスにグレードアップ!

プリウス

プリウス

走りも快適で安定感があってそれ自体は良かったのですが、ものすごく気になったことがありました。

それは、、異様に使いにくい(笑)

レンタカーはよく借りていろいろな車種を運転するのですが、なぜかこのプリウスは操作系が中途半端に変更されていて感覚的に分かりにくいのです。

運転しているうちに気がつきました。

そうか、、、ここ数年話題になっている「プリウスミサイル」ってこのことなのか。。

てっきりあれは高齢者の認知不足が問題なのだと思っていましたが、扱ってみるとこれは確かに危ないなぁ、、、と体験からなんとなくわかるような気がしたのでした。

普通の車のはずなのに何故か使いにくい、、

プリウスの売りはなんといても先進性。

未来型のフォルムに進化したハイブリッドシステムで環境にも優しい。

そんなイメージを持っていました。

で、使ってみると、、妙に使いにくい(笑)

なんでこんなに使いにくいのか使っているうちになんとなく分かりました。

それは、、、

プリウス インパネ

プリウス インパネ

なんと言っても操作系が恐ろしく複雑で分かりにくいのです。

もうボタンが無数にあります(笑)

ここだけじゃなくて、ハンドルにもハンドルの脇にも無数のボタン、ボタン、ボタン、、、

こりゃわからないなぁ(笑)

ちなみ筆者は自宅でトヨタのコンパクトカーを乗っていますし、その前は同じくトヨタのハイブリッドカー(ハリヤーハイブリッド)に乗っていました。

ですからある程度トヨタの操作系やハイブリッドシステムには慣れているのですが、それでもここまでボタンが多いと戸惑います。

しかもナビのタッチパネルと物理ボタンが無数に混在、、、(笑)訳わからん!

要するに操作系が洗練されていなくて後付けで追加した機能を全てボタンにしたために増築に次ぐ増築で複雑怪奇になったラビリンスのようになっているのです。

これならテスラのようにインパネに巨大iPadを組み込んで使いたい機能を人間の直感によりそうみたいな、、全部統一したタッチパネルにした方が良くないか?と思うぐらいです。

これは移動中に操作するのは非常に危ない、、、ボタンを探している間にぶつかっちゃいます(笑)

これはまるでアップルのiPhoneとSONYのウォークマン

iPhoneは説明書を読まなくてもなんとなく操作できるようになっていますが、SONYのウォークマンはディスプレイが付いて物理ボタンがたくさん付いて、、、分かりにく!

目的としているところは同じなのに妙にウォークマンが使いにく、、あれと同じです(笑)

慣れだよ!っていう人もいますが、そもそもそんな操作のマニアではないので楽に使える方がいいに決まっています(笑)

日本企業の悪いところなのですが、機能がいっぱいつけるのが高級車という神話がありますが、これは高齢者の方とかメカに疎い方は使いこなせないでしょうね。。。

しかもプリウスはそもそも人気があって販売金額的にも高いのでご高齢の方が買うことが多いでしょうが、確かにこれはとてつもなく難しいでしょう。

多分ほとんどの人は使いこなせていないんだろうなぁ〜(笑)

ちなみに、、私は普段からクルーズコントロールを多用して楽をしているのですが、このプリウスは衝突軽減センサーなるものが搭載されていて(笑)車間が詰まると自動でブレーキがかかるのです。

それに気がつかず前の車が居なくなった瞬間にクルーズコントロールが急加速し始めたのはびっくりしました(笑)

まぁ乗りこなせば便利なんですが、、いつもと違うクルーズコントロールの動作に慣れるまでしばらく時間がかかりました(笑)

「プリウスミサイル」の元凶はこれか?車を長く乗っている人ほど危ない?

で、問題の「プリウスミサイル」ですが、筆者が感じた危ない元凶はこれ。

独特なシフトレバー操作方法です。

プリウス インパネ

プリウス インパネ

筆者が感じた違和感は以下の3点です。

1.シフトレバーの位置が遠くて手を伸ばさないと操作できない箇所にあるのでチラ見ではなく首を動かしてガッツリインパネの下を見る必要があるので一瞬脇見運転になる。

2.パーキングポジションがボタンになっているので、感覚的に車を止める、動かす感覚に乏しい。

3.シフトレバーがジョイスティックのようになっていて常に中心に戻る為、どのレンジに入っているのか直感的にわからない。

特に3は致命的で、シフトレバーの位置からは今どのレンジに入っているのかシフトレバー自体からは判別不能で、インパネの表示をみなければならず車を操作するステップが一つ多いのです。

しかもストロークが短いのでDに入れたつもりがBに入ってしまったり、N(ニュートラル)に入っていて、空ぶかし状態になってみたり、、、

この状態から慌ててDに入れると急発進で「プリウスミサイル」になりますよねぇ(笑)

ああ、なるほどそうなるのか!納得です(笑)

しかも従来の車では車を動かなくするためにパーキングモードにする場合、シフトレバーを「P」にするにはヨイショ!って一番前に倒して「車を止めました!」って感じがしますし、発進する時もヨイショ!って「P」から手前に引いて「動かします!」って感覚があるのですが、プリウスはちっこいボタンだけ、、、動かす時はドライブモードにすると勝手に解除されちゃうし、、、

この「ヨイショ!」って感覚がないのでちゃんと止まっているのか動く状態にあるのかよくわからなくなるんです。

更に更に、、あまりにシフトレバーが軽く動くのでゲームのジョイスティックと同じと頭の中で錯覚して前進しようとしてシフトレバーを前に(R)に倒してしまい当然バックして驚いてみたり、、、

これは正直危なかった。

危うく自分で「プリウスミサイル」にするところだった(笑)

扱ってみるとその危なさがよく分かりました。

「高齢者が」というより長く車を運転している人が錯覚しやすい

微妙に変更されているシフトレバーは長年車の運転をしている人の感覚からすると随分とズレがあります

錯覚ですね。。

初めのうちは目視して操作するので一瞬脇見運転にはなりますが、一応動かせます。

そのうち慣れてくるとシフトレバーを見ずに操作をし始めるわけですが、そこでこのジョイスティックのような普段車で動かしているレバーとは違う操作が入って頭の中で混乱して誤操作をするわけです。

レンタカーで使うには慣れた頃には返却なのでこれは結構辛い。

操作系の違和感に慣れるまで結構時間がかかるのでこれは注意が必要です。

というか、、レンタカーでプリウスはもういいや(笑)

ネットでの「プリウスミサイル」の問題点の指摘事項は確かにそうだった

ネットを検索してみると、昨年プリウスでの急発進事故が多発したので様々な原因の分析が指摘されています。

ここで指摘されているのもこのプリウスの独特の操作方法。

●ネットで指摘されているプリウスのシフト操作方法

■独特のシフト配置/
PからR、N、Dにシフトする際にはブレーキ踏まないと変わらないが、NからR、Dにシフトする時はブレーキ踏まなくても変わる。駐車場の料金支払い時などで運転者の意志に反してNレンジ(エンジンの空ぶかしはない)に入り、アクセルを吹かし、その時メーター内のN表示を見て咄嗟にDレンジに入れると誤って急発進してしまうことになる

■見た目のレバー位置は同じ/
どのレンジに入っているかはメーター内の表示で確認できるが、どのレンジに入っていてもレバーの位置は見た目は同じ。常に元の位置(ニュートラルポジション)に勝手に戻るので区別がつきにくい。しかもエンジンが停止しても無音だから気づかない

■紛らわしいBレンジの存在/
山道などを走行する際にエンジンブレーキを効かせたい時に使用するBレンジ。一般的なAT車はDレンジから1段階シフトチェンジするだけで簡単に2レンジに入れることができるが、プリウスの場合は一度Pを経由しなければエンジンブレーキを効かせるBレンジに切り替えることができない。高齢者(RがHパターンの右下のMTに慣れた人は特に)であればバックと勘違いして後退をしたい時にRではなくてBレンジに入れてしまう可能性がある
<span class="su-quote-cite"><a href="https://bestcarweb.jp/news/90530" target="_blank">ベストカーWEBから引用</a></span>

まさに個人的に感じた違和感がこれに近いものがありました。

この独特な操作系の為、従来のシフトレバーで車の運転に慣れ親しんだ熟練者が特に混乱するのだと思います。

つまり、、、高齢者です。

まぁ筆者も高齢者にほんのちょっとつま先をびみょーに踏み入れていますが(笑)30年間運転した体に染み付いたクセのような感覚と合わないんですよねぇ。

しかもこのシフトレバーの位置が体に合わない(笑)

シフトレバーって左手をアームレストに乗せた状態から握って操作するのですが、、プリウスのシフトレバーはインパネにあるので遠い、、

シフトレバーを操作しようとして何度となくスカッと空を切りました(笑)

シフトレバーの位置を目視で確認しないといけないので一瞬前方からシフトレバーの方によそ見をするわけです。

これが結構危ない。

更に更に更に!!手を伸ばしてシフトレバーを操作するので感覚的にシフトレバーとは違うものを操作する感覚に陥ってしまい、ジョイスティックの前後の動きに頭の中で修正されて本来のシフトレバーの動作とは逆の操作を一瞬してしまいそうになるということが結構あってちょっと怖い感じがしました。

あ、しかも山道でBにするにはPを押さないと入らない???なんだそりゃ(笑)通りでエラーになったわけだ。

Pって基本車が絶対に動かない設定のはずだから止める時以外は押さないでしょう。。なんだこの仕様は!(笑)

「プリウスミサイル」の意味が身を以て体験してよくわかった

昨年立て続けにプリウスが急発進して交通事故が起こるということが報道されました。

「またプリウスか、、、」となんとなく不思議な違和感を感じていましたが、きっと認知機能が低下した高齢者が陥る操作ミスだろうぐらいにしか思っていませんでした。

ところが、、、今回レンタカーで初めてプリウスを運転してよく分かりました。

プリウスは危ない、、、

特にずっと運転してきたようなベテランと言われる人が特に陥りやすい錯覚による操作ミス、、ハイブリッド特有の振動がない感覚など非常に錯覚しやすいのではないかと思いました。

おそらくプリウスは従来のアナログ的な車とテスラのような全く発想の違う中間にあるためにとてつもなく中途半端に出来上がってしまっているのでアナログになれた人にもデジタルに慣れた人にもどちらにも使いにくい車になっちゃってる気がします。

変えるなら操作系を一新しないと、、、

トヨタのものづくりは世界一と思っていましたが、人とのインターフェースに関してはあまりにも日本的な悪い癖が抜け切れていないような、、そんな感じがします。

レンタカーでプリウスは、、、要注意です。

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