昨年ブラタモリで見てからちょっと行ってみたくなりました。
なぜならここは「地獄との通路がある」らしいのです。
行ってみると、、だーれもいない!(笑)
地下鉄を使って清水寺に行く時の道沿いにあるのですが、あまりにマイナーなせいかだーれもいないのです。
外国人観光客は皆無!
でもって閻魔様が鎮座しております。
あの世への出入り口は、、特別拝観の時でないと近くまでいけないのですが、ちょこっと扉の向こうに見ることができます。
静かで小さなお寺ですので清水寺に行く時にちょっと立ち寄ってはいかがでしょうか。
旅行期間 2019/3月
エリア 福岡・京都
テーマ 街歩き、食べ歩き
目次
・Vol.1 全日空 ANA245 羽田 – 福岡 プレミアムクラス搭乗記〜なんかお食事がグレードアップしている!〜
・Vol.2 最初で最後、梅ヶ枝餅が美味しい 福岡空港 ANASUITE LOUNGEへ行ってきた
・Vol.3 全日空 ANA428 福岡 – 伊丹 プレミアムクラス搭乗記
・Vol.4 いつものアパホテルよりちょっと上質な印象の「アパホテル<京都駅堀川通>」宿泊記
・Vol.5 京都観光 ど定番の「伏見稲荷大社」は外国人で溢れかえっていた
・Vol.6 京都観光 どマイナーな「六道珍皇寺」で閻魔様に会ってきた
・Vol.7 京都観光 ついでにど定番の「清水寺」まで山登りをしてきた
・Vol.8 京都観光 源氏物語 執筆地 紫式部の邸宅跡「廬山寺」〜織田信長廟のある「阿弥陀寺」を発見しながら京歩き
・Vol.9 京都観光 観光客は誰もいない「御霊神社」にお参りに行ってきた
・Vol.10 京都観光 最強のパワースポット「白峯神宮」は球技の神様になっていた
・Vol.11 最初で最期、明石焼き美味しい(笑)伊丹空港 ANAスイートラウンジへ行ってきた
・Vol.12 全日空 ANA36 伊丹 – 羽田 プレミアムクラス搭乗記
<往路>
ANA245 HND (9:00) – FUK(10:50)
ANA428 FUK(17:30) – ITM(18:40)
<復路>
ANA036 ITM (18:00)- HND(19:15)
目次
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)とは?〜冥界に通ずるミステリースポット〜
魑魅魍魎が闊歩する京都のミステリースポット「六道珍皇寺」。
ここにはあの世とこの世を行き来できる不思議な井戸があります。
そもそもこの一帯は平安時代に焼き場があったそうで、その名残であの世との境になっているようです。
六道とは「地獄道」「餓鬼道」「畜生道」「修羅道」「人道」「天道」の6種類の冥界を指していて、人は死ぬと閻魔様に裁かれて各冥界で輪廻転生するという世界観のことを指しています。
その出入り口となる「冥土通いの井戸」がこのお寺にはあるのです。
特別拝観の時以外は通常はこの井戸に近寄ることができず、扉の小窓から覗く形で見ることができるのです。
母親の霊に会いたいと願った小野篁が餓鬼道で苦しんでいる母親を見つけて閻魔大王に直談判!
母親を救い出したことをきっかけに昼間は朝廷に出廷し、夜はこの井戸から地獄に行って閻魔様の助手として裁判を補佐したと伝えられています。
いわゆるダブルワークですね(笑)
見所は冥界を行き来した井戸と閻魔様、小野篁の像、そして「迎え鐘」をついたら一通り観光したことになります(笑)
井戸には2種類あって、本堂背後の庭内にある「冥土通いの井戸」と隣接する旧境内にある小野篁があの世からこの世に戻る時に使った冥土の出口の「黄泉がえり之井戸」があります。
また、境内には冥土まで響く「迎え鐘」があって、自由に突くことができます。
六道珍皇寺ってどこにある?
京阪電車の駅から鴨川沿いの道から清水寺に向かう「松原通り」沿いを進むと左手にあります。
googleマップで「六道珍皇寺」を検索すると裏口に誘導されて迷ってしまいます(体験済み)
下記の「六道の辻石碑」が本堂の入り口になりますので、こちらから行きましょう。
京阪本線「清水五条駅」下車徒歩12分、「祇園四条駅」下車徒歩10分
基本情報
六道珍皇寺
【参拝時間】境内終日自由
【参拝料】境内無料
【電話】075-561-4129
【アクセス】京阪本線「清水五条駅」下車徒歩8分、「祇園四条駅」下車徒歩7分
【公式ホームページ】http://www.rokudou.jp/
特別拝観を観に行く時は公式HPでチェックしてみましょう。
六道珍皇寺に行ってみた
京阪電車「清水五条駅」からgoogleさんの道案内でテクテク歩いて行ったのですが、、、入り口がない!
住民の方に聞いてみると、、入り口は大通りに面しているらしい(笑)
googleマップって便利なんですが、入り口が正確に表示されていないので、今回京都を歩いた時に敷地の周りをグルグル回ることが多かったです。
まさにグルグルマップ!(笑)
上記の「六道の辻石碑」を目指していけば正確な入り口にたどり着けます。
ちょっとぐるぐるしましたが無事に到着!
さほど大きなお寺ではなくて、境内に入ると右手に何やら古い建物があります。
ここに閻魔様と小野篁の像が安置されています。
扉は開いていないのですが、両脇にのぞき窓があってそこから覗くと、、
閻魔様がいらっしゃいました。
閻魔様のいらっしゃった建物の脇に小ぎれいな建物がありまして、これが冥界まで響くと言われている「迎え鐘」です。
四方を壁で囲まれていて鐘は見えないのですが、どうやって突くのかというと、、
建物の真ん中に紐がありまして、これを引く!
ズルズルっと引き出して止まったところから更にぎゅっと引くと「ごーーん」と鳴ります。
お寺の境内にある鐘と同じ感覚で紐を引っ張って離すと棒が鐘に当たって鳴るのではなくて、引っ張って更に引くと鳴るのがちょっとわからなかったです。
境内に参拝しに来たリピーターの方が居なかったら鳴らせなかったかも(笑)
六道珍皇寺「冥土通いの井戸」
冥土通いの井戸は本堂に向かって右手の木戸の脇から覗けます(なんかこのお寺全て「覗く」んですよねぇ)
特別拝観の時はここから境内に入ってお庭にある「冥土通いの井戸」をみることができますが、タイミングが悪いことに特別拝観は「明日から」ということで今日は木戸の隙間から覗くことに(笑)
近くことはできませんでしたが、ここが冥土の入り口ということです。
本堂の入り口には写真だけが飾られていまして、、
こんな感じのようです。
実際に覗き込んでみたいですね、、そのまま落ちちゃうと困るけど(笑)
六道珍皇寺 「黄泉がえり之井戸」
ここまでくる時に迷ってgoogleマップが裏口に案内した時に立ち寄ったのは「黄泉がえりの井戸」でした。
ここも門が閉ざされていて入ることはできませんが、一応隙間から覗くことができます(笑)
この脇から中を覗くと、、
ここが冥界から小野篁が戻ってきたと言われている「黄泉がえりの井戸」。
ついでに記念の閻魔様御朱印を買ってみた
特別拝観は翌日からということで境内には誰もいないのですが、事務所を開けると準備中の方々がいた!(笑)
ちょっとお話をして年始に余ったという拝観記念の閻魔様の御朱印をご購入。千円でした。
手書きで凝ってる。なかなか良い感じです。
まとめ
今回は特別拝観前日ということでタイミング的には悪かった(ちゃんと調べときゃよかった)のですが、観光客で溢れるわけでもなく静かに拝観できたのでよかったです。
閻魔様にも会えたし、近づけなかったけど冥界の出入り口も見えたし(笑)。
電車で清水寺まで行くのは結構歩きますが、清水寺に行く道沿いなのでちょっと立ち寄ると良いでしょう。
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