BitCoin(ビットコイン)とか仮想通貨と聞いてどのようなイメージを持たれるでしょうか。
4年前の「マウントゴックス事件」を発端にして日本人にビットコインへの不信感が深く刻まれてしまいました。
ところが海外に目を向けてみれば、このビットコインの暗号化技術(ブロックチェーン)を利用した金融が盛り上がりを見せていますし、それに呼応するように国家破綻したキプロスの裕福層が資産をビットコインに逃避させたり、最近では中国の裕福層が国外の資金移動に多額のビットコインを利用しているなど世界中で広がりを見せています。
国内に目を向けて見てもビックカメラの2店舗でビットコインでの支払いが可能になり、電気料金の支払いもできるようになるなど徐々に広がりを見せつつあります。
しかも、この4月から「仮想通貨関連法」が施行され、国家の法整備も着々と進みつつあります。
インドでもひょっとしたら今年にでもビットコインが使えるような報道もあり、一気に爆発しそうな勢いがあります。
海外を旅行していて一番面倒なのが通貨両替。もしかしたら近い将来ビットコインで旅行が全て完結してしまう世界が訪れるのかもしれません。
そろそろビットコインも試してみてはいかがでしょうか。
目次
マウントゴックス事件が日本の仮想通貨への拒絶反応の根源
知る人ぞ知るビットコインが日本で急に認知されたのは不幸にも2014年3月に発生した「マウントゴックス」でのビットコイン消滅事件。
ビットコインの認知度も高くなくどのようなものかもわからず、しかもサイバー攻撃の被害にあったと言うから更に不安は最高潮へ。
「仮想通貨」というだけあってやはり怪しいものだという論調がほとんどで、やはり通貨としては危険なものとう認識が日本人の中に植えつけられてしまいました。
ところが事態は一変します。
結局は社長が不正にビットコインを横領しただけというお粗末な結末だったのです。
横領は犯罪ですから許すまじですが、それよりも仮想通貨に日本人が出遅れた責任の方が大きいと思います。
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ビットコインってなに?
一口に言うと、「暗号化されたの証文」とでも言うとアナログチックでわかりやすい(?)かもしれません。
昔から続く借用書の裏書のようなもの。(というともっとわかりにくい?)
実際の世界では国家が保証した「紙」を偽造されていないという信用を元に「紙幣」として使用していますが、ビットコインの世界では紙幣やコインは存在せず、「取引データ」を世界中のサーバーに保管されている過去の取引履歴を照合して全てのサーバーで履歴を管理することで信用を保証して「確かにその人に所有権がある」と保証することで価値を担保する仕組みになっています。
これは一つのサーバーではなく、世界に点在する5千以上のサーバーの中に同じ履歴が格納されるようになっていて、全世界のコンピューターネットワークの中にある暗号化された「帳簿」によって改ざんがないように監視されているのです。
いわば人類の叡智が到達した不正が完全にできない地球規模で平等な「通貨」ということになります。
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ビットコインのメリットってなに?
何と言っても送金手数料の安さと取り扱いがあれば世界どこでも使えるということです。
国内外に送金をするときにはかなり手数料を取られます。国内だと数百円ですが、国外だと数千円単位になります。
これが1/100程度になると言われています。
現金を扱わずに直接取引ですからコストが安いのは当たり前ですね。
なんか新手のオレオレ詐欺が出てきそうですが、、、被害に遭わないためにも今のうちに知識を身につけるためにも少額で仮想通貨に慣れていても良いのではないでしょうか。
しかも世界で使えるようになれば、どこの国でも使えるようになります。ただし、その国の物価情勢によってビットコインの価値は変わるはずですが、少なくとも両替をしてその国の通貨に変える必要は無くなりますからそのぶんお得です。
この本を読めばビットコインがわかるようになる
中身を紐解くととても難しいのでいくつか本を紹介します。
「これでわかったビットコイン」はまさに初心者からもっと詳しく知りたい人までおすすめできる導入本です。
「ヤバイお金 ビットコインから始まる真のIT革命」はこれから仮想通貨によってどんな世界が広がるのかを少しマニアックに記述してあります。
とりあえずこの2冊を読んでおけば今世の中で起ころうとしている「通貨」の流れがわかると思います。
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とりあえず購入するにはどこで買えるの?
日本でビットコインを購入するためには「取引所」で購入できます。
とりあえず3つ口座を作ってみました(笑)
基本的機能は同じですが、色々と特色があります。
使って見た感想は後日お伝えしたいと思います。
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