一度は行ってみたかった立山黒部アルペンルート。
現地をよく知っている友人の引率で今回は長野側の扇沢駅まで自家用車で行って、そこから雪壁のある「室堂」を往復するというルートにしました。
ルートが解禁された直後の土日ということで人出も多かったのですが、出来るだけ人混みを回避する秘策?を駆使した結果意外とスムーズに楽しむことが出来ました。
やっぱり現地を知っている人は強い(笑)って感じです。
旅行期間 2022/4月
エリア 長野、富山
テーマ 山歩き
目次
・Vol.1 翌日に備えて前泊 「カナディアンビレッジ モントリオール」宿泊記
・Vol.2 立山黒部アルペンルートの立山雪の大谷は絶景だった
・Vol.3 雪壁もすごかったけど黒部ダムもすごい!次は夏に来てみたいな
目次
GW中も大盛況のはずが、、落石で通行止め?
このGW中にも立山黒部アルペンルートだ大盛況!と思いきやどうやら落石で通行止め区間ができたようで混乱していたようです。
どこかと思ったらどうやら富山側からのルートということで、、今回はそっち側には行かなかったのでピンと来なかったわけです。
立山黒部アルペンルートって結局どうやって行けば良い?
一言で立山黒部アルペンルートって言っても富山駅から長野駅まで「バス」「ケーブルカー」「ロープウェイ」などを乗り継いで行くので非常にややこしい。
一般の車で通り抜けは不可能。
立山黒部アルペンルートの楽しみ方は人それぞれ。
目的に応じてどこに行くかを決めてからルートを設定するわけですが、今回の目的は「雪壁を見る」です。
雪壁ってどこにあるのか?と思ったらどうやら「室堂」というところに行けば良いらしいのです。
おおよその行程はオフィシャルページで詳しく解説してあります。
これを見ると、、、
富山からのルート、長野からのルートがあって雪壁のある「室堂」まではどちらを選んでも結構大変なわけです(笑)
富山→室堂→黒部ダム→扇沢→長野
もしくは
長野→扇沢→黒部ダム→室堂→富山
で抜けるのが公共交通機関を使った王道なのかもしれないですが車で行く場合は結局立山か扇沢に車を置いて同じところに戻ってくる必要があります。
ということで、今回は大町温泉郷に一泊して車で扇沢まで行ってそこに車を置いて室堂を往復することになりました。
というわけで、扇沢から室堂まで往復5時間!で切符を購入して雪壁を見に行くことになりました。
雪壁を見に行こう!
さて、ここからは経験者の采配で混雑に出来るだけ巻き込まれないように行きます。
まずは扇沢の駐車場。
今回は前日に大町温泉に泊まったので当日は6時には宿を出て扇沢の駅へ向かいます。
車で走ること約15分ほど。
駐車場は無料の町営駐車場もあるのですが、この時点で既に満杯!
駅の周りに有料の駐車場もあるのですが、駐車台数もさほど多くないので部屋すると路駐でえっちらおっちら坂道を登ることになるのでやはりここは早めに駅に向かうのが正解だったようです。
とりあえず駐車できたのでそのまま駅へ向かいます。
駅と言っても電気バスの発着場です。
事前にwebで時間指定券を買っていたので、その時間に乗る時は専用の券売機でささっと発券できます。
しかし、、時間を変更する場合は窓口で変更してもらうしか手がありません。
もう少し柔軟にしてくれるととっても嬉しい(笑)
立山黒部アルペンルート web切符の予約はこちら(公式HP)
無事発券完了!
この右下のQRコードが重要で、各駅の改札でQRコードをピッとかざして入場するスタイルになるのでこれを無くしたら大変なことになります。
扇沢→黒部ダム(関電トンネル 電気バス 16分)に乗る
さて時間指定便で出発!
結構人が多いんです(笑)
山スキーに向かう人や普通の観光の人、、ごちゃごちゃですが結構人数いますねぇ。
ちょっと前までは天井から給電するトロリーだったようですが、今では普通の電気バスになっています。
15分ほど乗車してトンネルを抜けると、、黒部ダムに到着です。
黒部ダム駅→黒部湖駅まで歩く!(約15分)
そういや「黒部の太陽」という映画にもあった通り結構難航時だった黒部ダム。
ほぼコンクリートで覆われていて、、、
よく作ったなぁ、、こりゃすごい建造物です。
このトンネルを抜けると、、
ダムの上に到着。
黒部ダムの水は、、まだ凍っています(笑)
ここは帰りに観光するということで先を急ぎます。
黒部ダム観光は帰りにするので、まずはケーブルカーの駅に急ぎます。
とにかく一番混むロープウェイに乗ってしまわないと待ち時間が相当発生するということらしく、ここは小走りに通過して黒部湖駅まで足速に向かいます。
とりあえず写真をパチパチ(笑)
黒部湖駅→黒部平駅(黒部ケーブルカー 5分)
さてここからはケーブルカー!
なんか色々乗り物がありますねぇ(笑)
タイの方は大喜びかもしれません。
タイ人は乗り物好きだから(笑)
さて、ここからはケーブルカー。
乗車時間は5分ほど。
割と並んでいますが、臨時便もだして輸送力を強化しているようでほどなく順番がまわってきました。
最大斜度は高尾山のケーブルカーらしいのですが、全区間トンネルの中を走る全線地下式ケーブルカーはここだけなのだとか。
黒部平駅に到着!
黒部平駅→大観峰駅(立山ロープウェイ 7分)
さてさて先はまだもうちょいあります。
今度はロープウェイです。
ここが混むらしいので急ぎみに来たのですが急いでここまでやって来た恩恵なのか(笑)割とスムーズに乗り込むことが出来ました。
ロープウェイからの絶景は素晴らしかったです。
それもそのはず、今まで電気バスとかケーブルカーとかほぼ地中を走行しているので外の景色は見えなかったのでした。
やっぱりせっかくここまで来たら外の景色を見たいですよね〜
大観峰駅→室堂 (立山トンネル トロリーバス 10分)
さて、最後はトロリーバスです。
いろんな乗り物を乗り継いでようやくこれで最後!
室堂で雪の壁を見に行く!
室堂に到着!
駅から案内板に従って歩いていくと、、、
お、雪の壁が近くなって来た!
ここが雪の壁「雪の大谷」か〜
ようやく到着です。
前方からくるバスはきっと立山方面からのバスなのでしょう。
バスが通ると雪壁の高さがよくわかりますね。
昨シーズンは雪が多かったらしく例年に比べて5mほど高いらしい。
というわけで、せっかく来たのでここで写真を撮りまくって観光客らしいことをやって来ました(笑)
雪壁からの帰り道は、、雪の平原の中を散策しながら室堂駅まで引き返します。
ここもまた絶景。
登山の装備が何もなくても雪の平原を楽しめるのでとってもお手軽に自然を楽しめます。
登山をする友人は、あの尾根をずっと歩いていくと、、と解説してくれましたが、そもそも尾根まで歩いて行かないので聞き流します(笑)
夏になって雪がなくなるとこの辺も高山植物が群生して別の景色が見えるんでしょうね。
目的としていた「雪の壁」は堪能できたので、帰り道にはちょっと寄り道をしながらゆっくり下山することにします。
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