50歳以上の会員限定でJR東日本区内の新幹線を含む鉄道を4日間15200円で好きなだけ乗り放題(笑)という破格な切符を使ってたまにぶらっと旅をしています。
何しろ海外に行けないですからねぇ〜
年寄りに優しい「大人の休日倶楽部パス」。
素晴らしいです(笑)
今回のメインは観光列車「リゾートビューふるさと」に乗って日本の原風景を見ようと思ったのがとっかかりです。
その他は後付けですが(笑)、まもなく営業運行が終了する二階建てのE4系新幹線に最後に乗ってみたかったのと、それに付随して地底深くにある無人駅「土合駅」にいくことをくっつけてみました。
あとは、、やっぱり温泉?
鉄道だけで行ける「鳴子温泉」でのんびり温泉に使って美味しいものをたくさん食べて、、
4日あれば結構いろいろできました。
旅行期間 2021/9月
エリア 東北・甲信越(新潟、宮城、長野)
テーマ 食べ歩き、電車
目次
・Vol.1 これで乗り納め!ラストラン間近の二階建てE4系新幹線に乗って新潟へ!
・Vol.2 日本一のモグラ駅「土合駅」へ行ってみた 〜地下世界はひんやりしていた〜
・Vol.3 ジュラクステイ新潟宿泊記 〜朝食ビュッフェが幸せすぎた〜
・Vol.4 新潟から一気に宮城 鳴子温泉へ!ありがとうMAX! 二回目の鳴子温泉も雨だった。
・Vol.5 大江戸温泉物語 鳴子温泉 ますや 宿泊記 part1〜夕食ビュッフェが強烈でノックダウンしてしまった〜
・Vol.6 大江戸温泉物語 鳴子温泉 ますや 宿泊記 part2 〜朝食のビュッフェも強烈すしてすっかり食べすぎてしまった〜
・Vol.7 新幹線「やまびこ」「はやぶさ」「はくたか」を乗り継いで長野へ。長野に来たら善光寺へは行っておかないとね
・Vol.8 天然温泉 善光の湯 ドーミーイン長野宿泊記 〜これぞ至れり尽くせりのサービス!〜
・Vol.9 観光列車 リゾートビューふるさとで日本の原風景&日本三大車窓を満喫
目次
WEB限定大人の休日倶楽部パス(通称:おときゅうパス)で4日間電車乗り放題の旅へ!
50歳以上で会員になれるJR東日本のクレジットカード「大人の休日倶楽部」。
年に数回JR東日本管内の新幹線を含む鉄道が4日間乗り放題になるというパスが発売されます。
【2021年度】
○大人の休日倶楽部パス利用期間
第1回 2021年6月24日(木)~7月6日(火)
第2回 2021年11月25日(木)~12月7日(火)
第3回 2022年1月13日(木)~ 1月25日(火)
計画された期間のほかに追加で特別設定がされることがあります。
○特別設定 大人の休日倶楽部パスの東日本スペシャル
・利用期間:2021年4月13日(火)~4月22日(木)
○特別設定 大人の休日倶楽部パス 東日本・北海道スペシャル
・利用期間:2022年3月1日(火)~3月10日(木)
そして、今回利用したのはこれです。
○えきねっと限定発売 Web限定 大人の休日パス 東日本・北海道スペシャル
鉄道マニアでなくても普通に使ってもかなりお得です。
いろいろ検討して作った計画はこんな感じです。
まずは10月1日にラストランを迎える上越新幹線の二階建て新幹線E4系に乗ることにしました。
スキーに行くときにはちょくちょく乗っていた二階建て新幹線。
老朽化と速度が遅くてダイヤを組むのに支障が出てきたというのがその理由のようです。
2階席のちょっと目線が高い風景が好きでしたし、プラットフォームの地面が目線になる1階席もそれはそれで面白かった(笑)
もうなくなっちゃうんですね。。。
それだけだと面白くないので、以前車で駅舎まで行った地中深くにある謎の駅「土合駅」にも行ってみることにしました。
いつかはここの地下ホームから電車に乗ってみたいなぁ〜と思っていましたが、その「いつか」が今回になりました(笑)
そのあとは意味もなく新潟まで行って一泊。
翌日は新潟から宮城県の鳴子温泉まで行きました。
この辺はほとんど脈絡がない(笑)
9月5日にお台場にあった大江戸温泉物語が18年間の営業を終えて終了しましたが、実は他にも系列の温泉があって、どうやら結構リーズナブルらしいという評判を聞いて行ってみたいと思っただけなのでした。
鳴子温泉は「毎日日帰りで新幹線を使って温泉に行く旅」てのをやったときに行った温泉地ですが、そのときちょっと気になっていたんです。
その時は共同浴場を回ったのですが、鉄道だけで行ける温泉地ということで街の規模感とか温泉とか結構気に入ったのでした。
今回は一泊。
鳴子温泉の大江戸温泉物語は評判通りに夕食・朝食のビュッフェが凄かったです。。
で、翌日はなぜか長野へ!
この無駄に新幹線を乗りまくることができるのもフリーパスのおかげ(笑)
長野に宿泊したのは翌日に観光列車「リゾートビューふるさと」に乗るためで、そこで本来の目的を達成することになったのでした(笑)
4日間新幹線をフル活用して乗り倒しましたが4日間新幹線をフル活用して4日間新幹線をフル活用して乗り倒しましたが、鉄道の旅は座席がゆったりしていて自由に歩き回れるので疲れることもなく、車窓をみながらうとうとしたりおやつを食べたり(笑)ぼーっとするにはとっても快適でリフレッシュできました。
今回も6回分の指定券をフル発券!
大人の休日倶楽部パスは新幹線を含む6回分の指定券を追加料金なしで発券できます。
特に全席指定列車はあらかじめ指定しておく必要があります。
今回は「はやぶさ」と「リゾートビューふるさと」「特急あずさ」は全席指定だったのでMUSTで発券しなければなりません。
それと二階建て新幹線E4系MAXの二階席は指定座席になっているのでそれを2回分。
残りの1区間は北陸新幹線「はくたか」を指定しておきました。
毎度のことですがこんな感じで発券しておきました。
今回はWEB限定パスということでほぼ全ての指定券をWEB予約して、券売機で発券しました。
というか、、やっぱり紙の切符がいるんだ(笑)
SUICAとかで全部の改札を通過できるようにしたらいいのに。。
これが4日間フル活用する便利なパスです。
これがなかったら今回の旅行も行かなかったでしょう。
大人の休日倶楽部パスをWEB発券するときの注意点
今回JR東日本の「えきねっと」のリニューアルを記念した(?)特別発売だったようですが、初めてWEB限定になったことでいろいろと問題がわかりました。
何しろパスの買い方が複雑です。
トップ画面には「大人の休日倶楽部パス」という項目はないので、右下の「おトクなきっぷ」のところをクリック!
次の画面でもまだ「大人の休日倶楽部パス」は出てきません。
下に小さく書かれた「詳細条件を指定する」をクリックすると、、
ようやくここで「大人の休日倶楽部会員限定」って項目が出てきます。
ここに辿り着くまでにちょっと時間がかかりました。
ここまでくれば使用したい期間を入力すれば購入できます。
もちろん「大人の休日倶楽部」のクレジットカードでないと購入はできません。
次の難関は指定券の指定だった、、
無事に大人の休日倶楽部パスを購入できてもここで安心してはいけません(笑)
指定券の指定が結構難航。。。
えきねっとのマイページから購入した大人の休日倶楽部パスを選択すると、そのチケットで「列車を予約」という項目があるので希望の列車を指定するのですが今回利用したかった「リゾートビューふるさと」がうまく指定できません。
「長野→松本→南小谷」のチケットを通しで指定したかったのですが、どうやっても「長野→松本」と「松本→南小谷」で分割されてしまいます。
駅の券売機も同様です。
仕方がないので「みどりの窓口」に行くと無事に通しで発券することができました。
原因はリゾート列車は無駄にゆっくりあちこちに停車するのでシステムで検索すると「合理的に一番早く到着できる電車」を選んでしまう為、希望通りの列車を指定できないということになるようです。
リニューアルしたという謳い文句のえきねっとですが、UIが今ひとつです。。
特殊な切符が深い階層にあって見つけられなかったり、希望の列車が指定できなかったり色々なので、この辺は改善しないと今後WEB購入は浸透しないんじゃないかと思います。
1日目のスケジュール
1日目は二階建て新幹線MAXときに乗って地下の無人駅「土合駅」に行ってみました。
■東京
| Maxとき313号(新潟行) 199.2km
| 09:28-10:49[81分]
◇越後湯沢
| 上越線(水上行) 24.9km
| 12:13-12:39[26分]
■土合
■土合
| 上越線(長岡行) 24.9km
| 13:49-14:13[24分]
◇越後湯沢
| とき323号(新潟行) 134.7km
| 15:00-15:47[47分]
■新潟
土合駅に停車する電車はとっても少ないのでよーく吟味する必要があります。
さて出発!二階建て新幹線MAX “とき” にのる!
今回の旅程は割とゆったりしているので楽々です。
まずは東京駅まで行ってみると、、
げ、人がうじゃうじゃだ(笑)
久しぶりに今人混みを見た(笑)
さっさとお弁当を買ってプラットフォームへ!
1日目のお目当ては、、
二階建て新幹線MAXとき!
これも見納めか〜
なくなると思うとちょっと感慨深いものがあります。
車体には「Thank you MAX!」のステッカーが。
もうなくなっちゃうんですね〜
いくつか作られた「Maxをありがとう」のポスターも。
最近話題なのはこれですかね〜
Maxのありがとう
いっぱいの思い出と感動を未来に。#Maxラストラン #Maxありがとう pic.twitter.com/B4lfsNUEHP— Maxラストラン (@MaxLASTRUN) March 26, 2021
子供と車掌さんの2ショットが話題となっていました。
役目を終えた新幹線と新しい未来に出発する子供の対比が印象的です。
Maxありがとう#Maxラストラン #Maxありがとう pic.twitter.com/YGY1UQyOsR
— Maxラストラン (@MaxLASTRUN) March 25, 2021
公式ツイートにはラストランのイメージ動画が公開されていますが、なかなか感動的です。
ちょっとうるうるしてしまいます。
新幹線を作った人の想い、運行する人の想いそして利用する人たちそれぞれの想いがぎゅーっと詰まった結晶なので人それぞれに感じるところは様々。
そういった意味で鉄道も飛行機もただ単に移動するだけの手段と思えない愛着があるのは不思議なところです。
一階席と二階席に分かれるこの階段も見納め。
昨今のバリアフリーとは相反する思想の構造です。(笑)
これが作られた当初は大量輸送が課題でしたからね。
一回で運べる列車としては世界最大の電車です。
飛行機の世界も大量輸送を可能とする二階建ての飛行機も時流に合わずに消えていく運命ですからね。。
これも時代の流れなのかもしれません。
思わず東京駅の売店に売っていたパスケースとキーホルダーを買ってしまいました(笑)
パスケースはSUICAを入れると窓の所にペンギンさんが顔を出すという凝った作り(笑)
もっとも、最近はモバイルSuicaでスマホの中に入れるのが主流になりつつあるので物理カードがないとこれはあまり意味がないかもしれません(笑)
これも時代の流れかも?
駅弁といえばやっぱりこれでしょう。
出張の時には崎陽軒の「チャーハン弁当」が安くて美味しくて好んで食べていました。
シウマイ弁当はちょっと高めだったので個人的には「高級弁当」の部類に入っていまして(笑)仕事ではなく旅行に行った時に食べるちょっと「贅沢なお弁当」なのです(笑)
これを食べる時が至福の時です(笑)
普段はあまり口にしないスナック菓子なんかも旅行中は無礼講(笑)
商品開発が素晴らしくて100円でちょこっと食べるにはちょうど良いサイズのものが駅の売店売ってます。
企業戦略におんぶに抱っこで乗っかります(笑)
まぁ旅行中はこんなもんです。
二階建て新幹線E4系の二階席はちょっと目線が高くて特別な眺めだった
普通の電車と違って二階建て新幹線に二階席はちょっと目線が高くて非日常が体感できるので結構好きでした。
このちょっと独特な眺めが特別な思いを感じさせるのかもしれません。
ちょっと目線の高い眺めが好きだったんです。
B747やA380と同じで二階建ててのは無くなる運命なんですかね~ pic.twitter.com/rwRVl6NGCe— comloy.jp (@comloy_jp) September 7, 2021
この眺めも見納めか〜
スキー板をかけてえっちらおっちら登った階段(笑)1階席も特殊で座った時の目線がホームの地べた(笑)
ちょっと見上げると、、これまずいんじゃないか?といつも思っていましたが(笑)流石にそれを指摘する人はいなかったようですね。
いろいろと思い出ある新幹線でした。
越後湯沢駅に到着!
あっという間に越後湯沢に到着!
ここからちょっと引き返して日本一のモグラ駅「土合駅」に行くわけですが、ローカル線が非常に本数が少ないのでここで1時間ほど空白の時間ができてしまいました。
雪のない越後湯沢駅ってのもある意味新鮮。
さっきお弁当食べたしなぁ〜
ご飯はもう良いかな。
1時間何しよう(笑)
駅前には足湯があります。
冬は暖かい温泉が循環しているのですが、日が射していてちょっと暑いけど足湯ってどうなの?って思ったのですが、そこはちゃんと考えられていました。
「冷たい!」(笑)
ほどよく冷えていて快適です(笑)
熱いだけが温泉じゃない!ってことで。
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