今回は潰れそうな「銚子電鉄」に乗って、風光明媚な「三陸鉄道」に乗って、五能線「リゾートしらかみ」で日本海を疾走した後、秋田の名湯「乳頭温泉」でシメる(笑)
そんな今まで行きたかったところを4日間に凝縮して行ってきました。
結構大変でしたが「大人の休日倶楽部パス」と「GO TO トラベル」の恩恵をフルに享受したので、恐ろしいほどの無駄に電車に乗りつつ豪勢な料理をがっつり食べて温泉に使って、、結構楽しめました。
旅行期間 2020/10月
エリア 東北
テーマ 電車、街歩き、食べ歩き
目次
・Vol.1 1日目:経営がまずい!「銚子電鉄」に乗ってみた!
・Vol.2 1日目:気仙沼といえばフカヒレ!気仙沼プラザホテル宿泊記
・Vol.3 2日目:「三陸鉄道」と「さんりくトレイン宮古」に乗ってみた
・Vol.4 2日目:ビュッフェが豪華すぎて食べすぎた!秋田ビューホテル宿泊記
・Vol.5 3日目:五能線 リゾートしらかみに乗ってみた〜乗車時間5時間でも飽きなかった〜
・Vol.6 3日目:大鰐温泉卿「不二やホテル」宿泊記 〜ご飯も温泉も素晴らしかった〜
・Vol.7 4日目:乳頭温泉郷「蟹場温泉」に行ってみた
目次
「大人の休日倶楽部パス」で4日間JR東日本乗り放題!
通常6月、11月、1月に設定される「大人の休日倶楽部パス」。
50歳以上になると「大人の休日倶楽部」というクレジットカード会員に入会できて、年に3回乗り放題パスが販売されます。
まぁ閑散期の需要喚起策のような感じもしますが(笑)今年は6月は新コロで中止。
その代わり9月の行楽シーズン真っ只中に臨時で設定されました。
大人の休日倶楽部パスはちょくちょく利用していて、昨年は毎日日帰りで東北の温泉を回る旅行とか、、、
北海道をずーっと電車に乗り続ける旅とか、、、
若干体力勝負的なところもありますが(笑)結構楽しめます(笑)
行楽シーズンなのに本当にお客さんが少ない!だからだと思います。
でもって、そのパスを使って、今回はこんな旅行計画を立ててみました。
題して、、「大人の休日倶楽部パスとGO TO トラベルを駆使して「銚子電鉄」と「三陸鉄道」と「五能線」を乗りに行く!」です。
本来別々に旅しにいくところですが、電車が乗り放題なので全部くっつけちゃったらどうなるか!ということで全部繋げちゃいました(笑)
どこも一度行ってみたかったんですよねぇ〜
これだけつなげると一旦家に帰るということもできず(笑)必然的に宿泊が必要になるわけですが、そこは「GO TO トラベル」で激安で宿泊できますから、豪華な旅がリーズナブルに楽しめてしまいました。
なんたって、交通費は4日間16000円ぐらいで温泉旅館一泊二食付き豪華お料理付きで7000円程、、で2000円の地域クーポン付きですから今後こんなお値打ちな旅行はできないんじゃないかと、、(笑)
第一日目は経営が危ないことが売りの「銚子電鉄」に乗ってみた!
さて、1日目は銚子電鉄にただ単に乗って(笑)そのまま気仙沼に向かいます。
三陸鉄道を楽しむためにどうしても気仙沼まで行かないと次の日がなかなか電車に接続できないんですよねぇ、、、
気仙沼泊はそんな理由です。
でもって、今回は事前に「大人の休日倶楽部パス」を購入して「リゾートしらかみ」東京発着の「はやぶさ」の指定をしておきました。
大人の休日倶楽部パスは4日間で6回まで指定席が使えます。
というか、「リゾートしらかみ」は全席指定ですし、東京-盛岡間の「はやぶさ」「こまち」も全席指定。
必然的に取っておく必要があります。
ちなみに、盛岡-青森間の「はやぶさ」と盛岡-秋田間の「こまち」は自由席特急券で指定席の飽き席に特例で座れますから大人の休日倶楽部パスを持っていれば自由に乗り継げます。
そのほかの特急はその日の混み具合で指定を入れるかどうか判断しますが、基本ガラガラみたいなので(笑)多分大丈夫。
さぁ4日間乗り放題の旅に出発!
まずは銚子に向かいます。
■新宿
| 中央線快速(東京行) 7.7km
| 07:20-07:29[9分]
| ↓
◇御茶ノ水
| 中央・総武線各停(千葉行) 4.3km
| 07:31-07:39[8分]
| ↓
◇錦糸町
| しおさい1号(銚子行) 115.7km
| 07:46-09:34[108分]
| ↓ ( 指定席 1,890円 )
■銚子
しおさいって初めて乗ります。
千葉県を西から東に移動。。。
若干昔の香りのする(笑)電車ですが快適です。
気になったのが、、ほとんど人が乗っていない(笑)
こりゃやばいな(笑)
銚子駅に到着!
左下にものすごく小さく記念プレートがある、、、もっと大きくすればいいのにね(笑)
銚子に到着すると、、なんかこう、、美味しそうな匂いがする、、(笑)
なんだろう??なんか蒸しているようなそんな感じでしたが、後でそのわけはわかりました。
隣接してヤマサ醤油の工場があるのでした。
そうか、、これは大豆を蒸している匂いなんだ、、納得(笑)
銚子電鉄に乗りにいく
■銚子
| 銚子電気鉄道(外川行) 6.4km
| 10:20-10:42[22分]
| 350円
■外川
■外川
| 銚子電気鉄道(銚子行) 6.4km
| 10:48-11:07[19分]
| 350円
■銚子
ただ単純往復なのですが、銚子電鉄に乗りに行きます。
銚子電鉄の駅はJRの駅のホームの先っぽにつながっていて、SUICAでタッチして乗り換えます。
大人の休日倶楽部だとフリーパス、、、JRは乗り放題ですからね。
JRのホームの先っぽに駅がああります。
「絶対にあきらめない」か、、、
IR企業「サイボウズ」なのに非電子掲示板。
風刺が効いています(笑)
電車がやってきました。
本日はあいにくの雨、、
しかも電車乗り場には屋根がない(笑)
銚子電鉄は大人の休日倶楽部パスは使えないので1日乗車券を購入。
調子から外川まで普通乗車券で350円。
往復700円ですが、一日乗車券も700円。
どっちを買っても良い感じです。
ちょっと痛々しい装飾があちこちに(笑)
あまりメジャーじゃない千葉県のゆるキャラ「チーバくん」
横から見ると千葉県の形になっているという、、なんともコメントがしにくいマスコット(笑)
バルーン製作の会社が沿線にあるようでそこが作っているようです。
ガタンガタン〜
元々は「笠上黒生(かさがみくろはえ)」駅。
別の漢字を当てると髪の毛が黒く生えるみたいな印象に(笑)
ネーミングライツでしょうかね。。
売れるものはなんでも売る!(笑)
昭和の匂いがぷんぷんします(笑)
関東最東端、、、ものは言いようで、日本最東端とか本州最東端とか、、、、
どこにも一つぐらい特徴はあるものです。
終着駅「外川駅」に到着。
Always 三丁目の夕日の世界ですね(笑)
古い!
これだったら、台湾の平渓線というローカル線の日本統治時代に建てられた「菁桐駅」がまだ保存状態は良い(笑)
ふと思ったのだけど、銚子駅にも終着駅の外川駅にも物品販売をしているところがない!
せっかくまずい棒とか買おうと思ったのに、、、、
いったいどこに売ってるんだ?
どうやら犬吠埼灯台の最寄駅である犬吠駅には売店があるらしい、、、
それか通販のようです。
どうせ売るなら電車の車内にあればいいのとせめて銚子駅で買えればいいですね、、、
ネット販売もあるけど、、、
できればその場で買いたいんですよねぇ、、、こういう物って(笑)
ロズウェル、、、UFOでも出てくるのか、、、意外と名前が怪しい反面駅は地味。。
なんかもう少し面白くできそうなんだけど(笑)
車内にはなんと同じような(経営の)危ない鉄道会社「いすみ鉄道」のポスターもありました。
今回は行けなかったんですけど、これも乗ってみたいんですよねぇ〜
次はここかな(笑)
銚子電鉄頑張って!
売り上げの8割が関連グッズという何をしているのかわからない鉄道会社なのですが、この新コロ騒動で観光客激減でさらに輪をかけて窮地に立っているようです。
確かに沿線は犬吠埼ぐらいしか観光名所がなく今ひとつ地域の観光地で呼ぶには力不足、、、
かと言って沿線住民の足として最重要かといえば、、全長6Kmほどですからねぇ、、バスでも自転車でもいいわけです(笑)
普通に考えれば鉄道をやめて、線路部分を舗装してバスを走らせるBRTという方式が妥当なのでしょう。
ただ、、一回全てをやめてしまうとこの鉄道は永久に復活しないわけで、もう一踏ん張れると良いのかなぁ。
沿線の若い人がぶっ飛んだ電車企画をしてくれると面白いんですけどねぇ。
車内の装飾とか物販とか、どうも欲しいのに買えない、ノスタルジーを思いっきりくすぐられそうなんだけど今一歩、、、あと一押しが足りない感じがします。
2両も走らせているんだから一両分は完全に企画車両にしちゃうとか、、、駅舎も今のままちょっと工夫すればなんか味があると思うんですけどね、、、
頑張っているのはわかりますが、もっとせっかく走ってるんだからもう少し面白いことができそうな、、そんな感じがしました。
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