バンコクのBTSとMRTですが、いつの間にか新しい区間が延伸してどんどん便利になってきています。
王宮やワットポーなどは観光名所で有名なのですが、個人旅行で行くには少しめんどくさい場所にあるのです。
王宮やワットポーに行くにはチャオプラヤー川のボートを使うのが一番便利だったのですが一般旅行者には少し難しく、バスやタクシーはバンコク市内の渋滞でいつ到着するかわからない、、といった状況でしたので、初めてバンコクに来た人がそこに行きたい場合はツアーを利用するのがオススメ!となっていたのでした。
しかし!いつの間にかMRT(地下鉄)が延伸して近くに地下鉄の駅ができちゃいました!
これで個人旅行でもちょこっとワットポーにでもいってみるか!という選択肢ができました。
目次
「タイで最も美しい駅」サナームチャイ駅に行ってみた
タイって交通機関がなかなか開業しなくて「一体いつ運行開始するんだ!」と呆れることもしばしばなのですが、忘れた頃にポン!と駅ができたりあっという間に新路線が開通したりします(笑)
王宮やワットポー周辺は昔から観光名所だったわけですが、なぜか交通機関が貧弱で個人旅行で行くには結構骨の折れる場所にあったのでした。
しかし!今回いつの間にかMRTが延伸して新駅「サナームチャイ駅」ができたおかげで気軽に行けるようになりました。
その「サナームチャイ駅」ですが、さすが王様のお膝元の駅です、装飾がキンキンキラキラ(笑)です。
現在のMRTはファランポーン駅までなのですが、そこまで普通にMRTを乗って行って、一旦降りて別のホームから新路線に乗り換えです。
まだ試運転期間なのでそうなのでしょうが、実際に営業を始めると直通になるんじゃないかと思います。
現在試運転期間中なのでファランポーン駅からは無料で乗れます。
営業運転開始は2019年9月からということらしいのですが、まぁこれはあてになりません(笑)
とはいえ、ファランポーン駅から3駅目が「サムナームチャイ駅」です。
プラットフォームに降りた時はまぁ普通の地下鉄の駅なのですが、改札まで行くと王宮っぽい装飾が施されています。
タイのおばちゃんも物珍しげにみなさん記念撮影をしています(笑)
ゴテゴテの装飾という感じではなくて天井やら柱が王宮っぽくデコレーションされています。
地味に人気なのが壁の扉っぽい装飾です。
なぜかみなさんここで記念撮影するんですよねぇ〜(笑)
何気に階段やエスカレーターのところに金の装飾が施されているし、、
さすが王様のお膝元の駅なので綺麗ですね。
せっかくなので25年ぶりにワットポーに行ってみた
新駅「サナームチャイ駅」までやってきたのでせっかくなので久しぶりにワットポーに行ってみました。
初めてタイに来たのはもう25年以上前、、だったかな?
その当時はまだBTSは工事中で開業していませんでしたからバンコクの渋滞はそりゃもう大変でした。
ワットポーにもその時一回行ったきりだったのですが、かなり昔の記憶なのでどうやって行ったのか覚えていません。
ただかなり暑かった、、、という記憶しかありません。
ワットポーはバンコク最古の寺院です。
正式名称は「ワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム」というらしくながーい名前で箔がつくそうです(笑)
長い名前といえば、、、バンコクの正式名称も「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」ですからねぇ、、、
タイ航空に乗っていると、機長のアナウンスではバンコクのことを「クルンテープ」と言っていることもあって、タイの人は「バンコク」より「クルンテープ」の方が馴染みがあるようです。
ワットポーへは地下鉄の出口1番を出て道なりに行くとワットポーに行くことができます。
入り口は何個かあるのですが、一番大きな入り口から入った方水ももらえるし涅槃像も目の前だしわかりやすいです。
地上に出るとそこはサイアムミュージアム。
そこからまっすぐ川の方に向かうとワットポーの入り口があります。
通りにはトゥクトゥクが客寄せをしていたりしますが、、まぁ相手にしないように。。。
ワットポーの入り口はいくつかありますが、メインのゲートから入った方がオススメです。
なぜなら有名な涅槃像がまず初めにあるので迷いにくいですし、無料のお水もここでもらえるのでまずはここから入って冷たい水で一息ついて涅槃像とご対面すると良いでしょう。
入場料はどんどん上がって今では200バーツ!
半券は涅槃像の横に水を配っている場所があるのでそこで引き換えます。
涅槃像とご対面
さて、涅槃像にご対面です。
やっぱり巨大です(笑)
全長49m、高さ12mのお釈迦様が横になっています。
余裕しゃくしゃくで人間を見下ろしていらっしゃいます(笑)
シャカ様の足の裏がまた重要で、「悟りを開いたものの印」として長さ5m、幅1.5mの足の裏にバラモン今日の宇宙観が108つの螺鈿細工で描かれています。
ここも今風に言えばインスタ映えスポットですが、煩悩の塊のインスタ映えと悟りを開いた絵の2ショットはふと考えるとシュールです(笑)
その場にいた大阪のおばちゃんは「バブリーな足裏やで!」と言っていたのが意外と的確で面白かったです。
煩悩をすてる108の鉢
涅槃像の後ろには煩悩を捨てる鉢がずらっと並びます。
ちょうど涅槃像の足裏の近くで小鉢にサタン硬貨を入れた鉢があるのでそれを20バーツのお布施で受け取って一枚づつ入れていきます。
一枚づつ入れていくと最後は必ず余って最後の鉢にザラッ!と入れることになりますので(笑)そこは配分に注意して入れることになるのですが、初めに入れすぎて最後には硬貨がなくなっちゃう人もいて(笑)まぁそこは個人の性格ですね。
ちなみに、サタン硬貨はれっきとしたタイの硬貨で、日本で言うところの○銭にあたるバーツの小数点以下の単位になります。
街中ではそうそう見ることはないです。
ワットポーからワットアルンへ
ワットポーの対岸には暁のお寺「ワットアルン」があります。
地下鉄にのって帰ろうと思ったのですが、4バーツで船で渡れるようなのでせっかくなので行ってみました。
ただ、、行ってみて思ったのは、「これは遠目に見るもの」だということ(笑)
途中まで登れるので記念撮影には良いですが、近くで見るよりも遠くでみた方が綺麗、、更に言うとおそらく夕方近くにライトアップされてから対岸のカフェで見るととても綺麗なんだろうなぁと(笑)思いました。
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チャオプラヤー川をボートで下る
ここまできてまた対岸にボートで渡って地下鉄で戻るのも気が遠くなるほどめんどくさいので、そのままチャオプラヤーエクスプレスで川下りをすることにしました。
目的地はいつも行っているWat Worachanyawat (ワット・ウォラチャンヤワート)です。
アイコンサイアムが見えてきました。
遠くからみたときは豪華客船がモチーフの建物かと思ったのですが、近寄ってみると建物の断面が断崖絶壁のようで、この建物の本来のモチーフって何だろう?と考えてしまいました。
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Wat Worachanyawat (ワット・ウォラチャンヤワート)に到着
いつものお釈迦様。。こっちの方がサイズ感がしっくりきます(笑)
ワットポーの涅槃像は巨大すぎて、、
ふとマッサージ屋さんをみると2階のお店のおばちゃんが手招きしています。
それもそのはずです。
この船着場で降りるのはせいぜい4〜5人。
地元の人がほとんどで外国人が降りることなんてありません(笑)
外国人が降りると言うことはまさにマッサージ屋さん目当てに来ていると言うことですね(笑)
このマッサージ屋さんは1階と2階で経営が違うので、少ないお客さんの争奪戦をやっていると言うことでしょう。
マッサージ屋さんの詳細は下記の投稿をご参照ください。
さーて、明日は、、初ミャンマーに向かいます!
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