観光地として有名な九份ですが、個人旅行で行くには少しめんどくさい場所にあります。
3〜4名ほどいればタクシーで行ってしまえば30分ほどで到着します。タクシー料金は片道3000円程(1000TWD)ぐらいですからまぁツアーを使うより楽ですし、帰りのタクシーも現地でたくさん客待ちをしていますからこれが一番楽です。
安く行こうとすると電車とバスを乗り継いで、、となりますが、初めて台湾に来た人は少しハードルが高いでしょう。
ところが!ほんの1ヶ月前に西門町から九份まで行くバス路線が開設されたのです!
これに乗れば50分程で九份まで行くことができて格段に便利になりました。
旅行期間 2018/10月
エリア 台北(台湾)
テーマ 街歩き、お祭り、食べ歩き、JAL修行
・Vol.2 今日の宿泊もアパホテル那覇。定番のジャッキーステーキにも行ってみた〜那覇空港飛行機ギャラリー
・Vol.3 那覇空港 日本航空ダイヤモンドプレミアラウンジ〜日本航空 JAL908 那覇 – 羽田搭乗記
・Vol.4 羽田空港 日本航空ファーストクラスラウンジから台北へ出発!
・Vol.5 日本航空 JL99 羽田 – 台北(松山)搭乗記〜台湾入国はオンラインで済ませよう!〜
・Vol.6 繁華街に近くて意外と快適 台北 西門町 EAST DRAGON HOTEL(東龍大飯店)宿泊記
・Vol.7 晴天の九份観光 西門から九份直行バス(965番)が運行開始!鉄道を使うより断然楽!
・Vol.8 台北で食べ歩き〜「富宏牛肉麺」「鼎泰豊」「好公道金雞園」美味しい排骨飯あれこれ
・Vol.9 パイナップルケーキおすすめランキング!お土産用のパイナップルケーキを物色
・Vol.10 台北桃園空港 ラウンジまとめ 〜日本航空サクララウンジへ行ってみた〜
・Vol.11 日本航空 JL804 台北(桃園)- 成田搭乗記
<往路>
JAL921 HND (16:10) -OKA(18:50)
JAL908 OKA (13:20)- HND(15:40)
JL99 HND (18:15) -TSA(20:55)
<復路>
JL804 TPE (13:20) – NRT(17:25)
目次
九份の行き方
九份は情緒ある町並みで人気の観光スポットです。
台北からは観光ツアーでバスで行くかタクシーを使えば40分ほどで到着します。
一番安い方法は台北駅から電車とバスを乗り継いで行く方法です。
ちょっとコツ入りますが、電車では切符を買う時に行き先をメモした紙を窓口に出せば買えますし、バスに乗り換える時も駅に外国人用のパンフレットもあるので、時間はかかりますが迷うことなく行くことができます。
電車とバスを使う方法
安く行くなら以前は電車とバスで行くのが定番でした。
若干めんどくさくて時間がかかりますが、それも旅行の醍醐味なので、台鐵に乗って旅情を楽しむのも良いでしょう。
詳しい行き方は下記の投稿にまとめています。
超便利!西門駅から九份行きの直通バスができた!
今までは電車とバスを乗り継ぐのが定番でしたが、2018年秋からなんと繁華街の西門駅近くのバス停から九份行きの直行バスが運行を開始しました!
現地の友人が「直行バスができた!」と言うので今回はそれに乗って九份まで行くことにしました。
西門の九份行きのバス乗り場
これがちょっと離れていてわかりにくいのです。
西門駅を出ると駅の周りに大通りにバス停がいくつもあります。
でもって、今回新設されたバスは「965番」のバスです。
以前は西門駅1番出口を出て大通りに出たところのバス停だったようなのですが、、
あれ?965番のバス乗り場がない???
友人が首を傾げていましたが、一枚の張り紙に目が止まりました。
なんと!バス停の位置が変更になっています(笑)
おかしいなぁ、、運行を始めて1ヶ月ぐらいのはずなんですけどねぇ、、早速変更です。
「板橋-金瓜石」965番バスなのですが、板橋は西門のお隣ぐらいにある街で、金瓜石はその手前に九份のバス停があるので、西門から九份の乗車は始発から終点までほぼフルに乗車する感じになります。
この張り紙をみると、地図がめちゃくちゃみにくいのですが(笑)ようするにバス停は「MRT西門駅2番出口」を出て徒歩3分ぐらいの番地でいうと「中華一段69號」のところの「國軍文藝中心」の前かに変更になりましたよ〜ということです。
そこはどこかというと、、
ここです。
なるほど、MRT西門駅2番出口を出たあと、西門町と反対側に200mほど歩いたところにありますね。
あった!
西門駅前のバス停ではなくてちょっと離れているのが少しわかりにくいですね。
待っていると無事にバスがやってきました。
このバスに揺られること約40分程で九份に到着します。
途中台鐵で九份に行く時の乗り換え駅である瑞芳駅前を通過して、そこの停留所からもお客さんがわんさかと乗ってきますので、ここからはかなり混み合います。
九份に到着
バスでほとんどの人が降りて賑やかな場所が見えたらバスを降りましょう。
この隣に「公衆トイレ」もあるのでとりあえず行っておくと安心ですね(笑)
ここから入ると何が良いか!
観光客で賑わう商店街に直接行くことができるので、階段を登らなくてもいい(笑)
そうなんです、この次の停留所でも良いのですが、そこからだと延々と階段を登る必要があるのです(笑)
その階段も情緒があって有名なところなのですが、できれば登るより下る方が楽ちんですよね。
ここから入って商店街を進んで途中階段を降りると、、帰りのバス停がありますのでそのルートの方が足が弱くなった私には好都合(笑)
つまみ食いをしながらゆっくり見学しましょう
途中でお菓子やらお惣菜やらお土産が所狭しと売られています。
ここはなんでしょうねぇ、、薄いクレープ生地にアイスクリームとピーナッツを入れたお菓子が売られています。
なんか妙な食べ物ですが食べてみましょう。
しかもトッピングで「パクチー」を入れることができます。
アイスクリームにパクチーか、、、怖いもの見たさでトッピングしてみましたが、うーん、微妙(笑)
別にこれに入れなくてもいいんじゃない?って感じでした(笑)
これは屋台でもよくみられるちょっと皮が透明な肉まんです。
餡をかけて食べたりしますが、めちゃくちゃ美味しい!というわけでもなくまずいわけでもない(笑)
まぁ雰囲気を味わうのに食べてみると面白いでしょう。そんなに高いものでもないですからね。
こんな感じで小さなお店がたくさん並んでいてゆっくり見て歩くのは楽しいものです。
ただし!いくら台湾といってもここは日本とは違います。
悪い人ももちろん混じっているので混み合っている場所では貴重品は前に抱えるようにして自衛しましょう。
楽しい旅行が台無しになってしまいますのでご注意を。
階段が見えてきたら今度は下ってみましょう
商店街を突き進んで十字路に差し掛かったら今度は下方向に降りてみましょう。
お店が立ち並びますが、景色を楽しめるビューポイントがあります。
今日は何と晴れ!
ここに来るといつも雨なんですよねぇ。
前回は小雨で景色もあまり見えることができませんでしたが、今日は晴れました!
今日は運が良いです。
しばらくするとあたりが暗くなってきました。
夜の景色もまた風情があって格別です。天気が良いときは夜景を楽しむのも良いです。
「阿柑姨芋圓」は夜景も楽しめる穴場スポット
前回もやってきた阿柑姨芋圓でちょっと一休み。
入口が狭くて怪しさ満点なのですが、台湾人の友人はみんなここを押します。
ここからみる風景が良いからでしょうね。みんな知っているようです。
なんかよくわかりませんが、お餅と豆の入った台湾スイーツです。
こちらが日本人だとわかると「アツイ?ツメタイ?」って聞いてくれる場合もあるので、気分に応じて注文しましょう。
50元(約200円)ぐらいですので風景込みでも格安です。
今回はあったかいのにしました。まだ寒いですからねぇ、、(笑)
場所は下の投稿を参照してもらうとして、ここは普通の観光客が来ない穴場です。
台湾の人たちには当たり前のところらしく、周りを見渡しても観光客はあまりいません。
ここは入口を入るとそこは3階で、奥にある階段で下へ行くこともできます。
入口は狭いけど意外と広いんです。
でもってここからの夜景が格別でした。
いつもは雨でモヤがかかっているような感じでしたが本日はクリヤーです。
九份を散策
夜になると提灯がついて更に雰囲気が増します。
それにしても観光客の多いこと、、昔はもう少し人が少なくて情緒があったんですけどねぇ、、観光客が爆発しています。
そもそも九份が有名になったのは映画「悲情城市」の舞台になったからからです。
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「悲恋城市」は日本統治時代が終わり、中華民国が台北に遷都するまでの台湾社会の様子が描かれている映画です。ちょっと九份に行く前に予習しておくと違った見方ができるかもしれませんね。
夜は雰囲気が出ていて良いですね。
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「阿妹茶樓」は湯婆婆のお店じゃ無くなった(笑)
以前来たときはでかでかと「湯婆婆のお店」と宣伝していて、日本人の観光ツアーにも組み込まれていた阿妹茶樓ですが、流石にライセンスの問題があったのでしょう、看板がなくなりました(笑)
以前はこんな感じでした。
確かに雰囲気がスタジオジブリの「千と千尋の神かくし」の湯屋に似ているのでそう言いたくなるのもわかりますが、やっぱりライセンスしてなかったんですね(笑)
まぁ建物自体は風情がありますし、夜は更にその魅力も増しますから観光スポットとしては健在です。
ここは民宿でしょうか。
ここは台湾ですが、どこか「昭和」の雰囲気が色濃く残っています。
昼間も夜も被写体としてはどこも絵になるとてもノスタルジックたっぷりの場所です。
ただし、、観光客多すぎ(笑)
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さて台北にもどります
夜遅くまで九份に居ることも今までなかったですが、夜になるとグッとその魅力が増す町です。
昼間は観光客が大勢押し寄せますが夜は人通りも少なくなり雰囲気が増します。
今回は天気に恵まれて存分に堪能できました。
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