iPhone11から「超広角」カメラがスマホのカメラで人気です。
超広角レンズを使うと視野が一気に広がってダイナミックな写真が撮れるというのが人気の理由です。
スマホで手軽に超広角の画角が撮れるようにしたいなぁ〜と思ったのですが、各社から出ている超広角写真が撮れるスマホがどの程度の画角なのかいまいちスペックがあやふやです。
カメラを趣味にしている人ならば「35mm換算」にしてもらうと非常にイメージが湧きやすい。。。
ということで、iPhone, Pixel, OPPOのカメラの画角を35mm換算にして比べてみました。
目次
超広角とは?
そもそも「超広角」ってのは、なんとなく「とてつもなく広い角度」ってことなのは文字から類推できまして、その通りです(笑)
定義は割と曖昧ですが、35mm換算で24mm以下が一般的に超広角と言われています。
この「35mm換算」ってのはフィルム一眼レフ時代の業界用語のようなもの。
詳しくはこんな感じです。
要するに撮影できる範囲を示していると思えばまぁ間違ってはいない(笑)
人間が見ている世界が大体50mmの画角でそれが標準になります。
それ以上数字が大きくなると望遠(例えば100mmとか、、)で遠くのものを大きく撮影できます。
数字が小さくなると広角(28mmとか、、)で目の前のものを広く撮影できます。
通常の従来のコンデジとかミラーレスカメラのキットレンズは大体35mm換算で28mm〜40mm程度のカメラが多いわけなのですが、それは人間見ている世界と違和感ない写真が撮れるからなのかもしれません。
35mm換算24mm以下が超広角の世界ですが、カメラのズームってのは数字が小さくなればなるほど1mmの画角差が大きくなって、13mmと15mmは別物と言っても言い過ぎではないでしょう。
超広角レンズを使った写真は視野が広くダイナミックな写真が撮れるということで最近人気です。
じゃなんで今まで搭載されなかったのか、、
それは超広角レンズは歪みが酷くて、補正をかけなければならなかったからなのです。
一眼レフの超広角レンズってのはレンズで光を一生懸命歪みのないように補正していますから巨大でとても重たいレンズになってしまい、その分超高額なのです(笑)
スマホでは最近プロセッサの性能が劇的に進化して「コンピュテーショナルフォトグラフィー」全盛時代になり、自動で明暗を最適に補正したり、歪みを瞬時に補正して記録するなんてことも可能になりました。
ですから、レンズで光を補正するのではなく、歪んだ写真をデジタル処理をかけて普通に鑑賞できる写真に強力に補正する、、そう言ったわけで超広角写真も手のひらの中に収まるようになったのだと思います。
すごい時代になったもんだ(笑)
iPhone, Pixel, OPPO RENO3のカメラの35mm換算画角を調べてみた
iPhone12が欲しいのは山々なのですが5Gも今ひとつ魅力がないので今回はスルー。
でも超広角写真が撮れるスマホって安いやつでないかなぁ〜ということでPixelとOPPOのスマホを調べ始めました。
ところが調べてみると、広角側の画角が今ひとつ不明瞭。。
仕方がないのでネット情報から色々と引っ張ってきてまとめてみるとこんな感じになりました。
それぞれのカメラレンズのスペックを調べて、デジタルズームは広角レンズの画角に対して何倍までズームできるかで単純計算して示してあります。
2眼カメラ
|
超広角 |
広角 |
望遠 |
デジタルズーム |
iphone 8 Plus |
– |
29mm, f/1.8, 12MP |
59mm, f/2.8, 12MP |
290mm相当(×10) |
iPhone 11 |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.8, 12MP |
– |
130mm相当(×5) |
iPhone 12 |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.6, 12MP |
– |
130mm相当(×5) |
iPhone 12 mini |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.6, 12MP |
– |
130mm相当(×5) |
pixel 5 |
16mm, f/2.2, 16MP |
27mm, f/1.7, 12.2MP |
– |
189mm相当(×7) |
OPPO RENO3 A *モノクロ、ポートレート用除く |
15mm, f/2.2, 8MP |
25mm, f/1.7, 48MP |
– |
250mm相当(×10) |
3眼カメラ
|
超広角 |
広角 |
望遠 |
デジタルズーム |
iPhone 11 Pro |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.8, 12MP |
52mm, f/2.0, 12MP |
260mm相当(×10) |
iPhone 12 pro |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.6, 12MP |
52mm, f/2.0, 12MP |
260mm相当(×10) |
iPhone 12 pro MAX |
13mm, f/2.4, 12MP |
26mm, f/1.6, 12MP |
65mm, f/2.2, 12MP |
312mm相当(×12) |
Xperia 1(超広角は固定) |
16mm, f2.4, 12.2MP |
26mm, f2.4, 12MP |
52mm, f/2.4, 12MP |
260mm相当(×10) |
図にするとこんな感じ、、、
今使っているiPhone8Plusって光学ズーム域がまさにコンデジとか一眼レフのキットレンズ領域になっていて、デジタルズームが強力(笑)
まぁズームすれば荒くなるのでほどほどにしか使いませんが(笑)
iPhone11からのカメラはProになると広角から標準まで満遍なくカバーしていてバランスが良いです。
Pro以外のiPhoneとPixel、oppoは今流行の広角側を重視した画角になっているようです。
ちなみに、、oppo Reno3の超広角レンズは15mm固定です(笑)
使ってみて初めて気がつきましたが、超広角レンズではズームできません、、
なるほど、広角側でズームするためには画角ごとに細かく補正をしていかなければならないので、できなかったんでしょうねぇ。。。
ということは、iPhoneで広角から望遠までシームレスにズーム域を可動かせるということはとてつもなく地道なデータをとって補正をかけているということですね、、さすがアップル(笑)
なんのかんの言ってもiPhoneのカメラは超優秀です(笑)
メインのスマホをいつ買い換えようか、、、
今使っているIphone8Plusの電池が若干やばめになっているのですが(笑)カメラは意外と使いやすい。
5Gがもう少し使い物になってくれたら次のiPhone13ぐらいになったら買い替えても良いかなあ?
と思い始めました。
で、やっぱり超広角も欲しいよねえぇ、、ということで激安アンドロイドのoppo reno3を結局購入しました(笑)
意外とよくできているスマホでサブ機としてとっても重宝しそうです。
詳細は次回にでも。
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