バンコク市内の有名な観光地として「ワットポー」と「王宮」がありますが、今までお世辞にもアクセスが良い場所ではありませんでした。
ツアーだと観光バスで回ってくれるの良いのですが、個人旅行で行くとなると難解なバスを使うかチャオプラヤー川のボートを使うぐらいしか公共交通機関がなく、有名な割にはハードルが高い場所でした。
それがなんと!いつの間にか王宮の近くにMRTの新駅ができて王宮とワットポーに地下鉄で簡単に行けるようになりました。
20数年前、タイに初めてやってきたときに行ってそれっきり行っていなかったので、久しぶりにちょっと見に行ってみることにしました。
それにしても、バンコクの交通網はここ数年で急速に改善し、これからも物凄い勢いで新路線が出来上がる模様です。
バスや電車の交通網が刷新されて後10年後にはとても楽に移動できるようになりそうです。
旅行期間 2019/8月
エリア 那覇、バンコク、ミャンマー
テーマ 街歩き、食べ歩き、お寺巡り
目次
・Vol.1 JALダイヤモンドプレミアラウンジ&日本航空 JAL909 羽田 – 那覇 搭乗記
・Vol.2 さぁバンコクに向けて出発!日本航空 JAL900 沖縄 – 羽田 搭乗記〜羽田空港 JALファーストクラスラウンジへ
・Vol.3 日本航空 JL31 羽田 – バンコク ビジネスクラス搭乗記
・Vol.4 Samyan Serene Hotel宿泊記
・Vol.5 バンコクの交通網が大きく変わる!?MRT新路線を使ってワットポー&ワットアルン観光をしてみた
・Vol.6 バンコクご飯巡り〜屋台飯からソンブーンまで〜
・Vol.7 スワンナプーム空港 MIRACLEラウンジ体験記
・Vol.8 ミャンマー国際航空 8M336 バンコク – ヤンゴン 搭乗記
・Vol.9 ヤンゴン空港は予想以上に近代的だったけど、外に出るとそこはやっぱりアジアだった
・Vol.10 お、結構お洒落な素敵なホテル「HOTEL G Yangon」 宿泊記
・Vol.11 ヤンゴンの中心「スーレーパゴダ(Sule Pagoda)」に行ってみた〜ヤンゴンって思ってたよりずっと都会だった〜
・Vol.12 スーレーパゴダ周辺をぶらり散歩〜ボージョー アウン サン マーケット、パンドゥラ公園〜
・Vol.13 ミャンマーの聖地ゴールデンロックへの日帰り旅行ガイド!落ちそうで落ちない金の玉を見よう(前編)
・Vol.14 ミャンマーの聖地ゴールデンロックへの日帰り旅行ガイド!落ちそうで落ちない金の玉を見よう(後編)
・Vol.15 「シュエダゴン・パゴダ(Shwedagon pagoda)」は巨大だった〜曇っていたのにめちゃくちゃ暑かった〜
・Vol.16 ミャンマー国際空港の「Mingalar Sky CIP Lounge」は想像を遥かに超える快適さだった
・Vol.17 ミャンマー国際航空 8M331 改 AIR KBZ K7831 ヤンゴン – バンコク 搭乗記 スワンナプームイミグレが大騒ぎの巻
・Vol.18 Le Meridian Bangkokで贅沢にリフレッシュ!初めてのミャンマー旅行からの帰り道
・Vol.19 バンコクで水上マーケット体験!タリンチャン水上マーケットへの行き方と楽しみ方
・Vol.20 日本航空 JL32 バンコク – 羽田 エコノミークラス搭乗記
・Vol.21 帰国しても日本の空をまだうろうろ!日本航空 JAL925&994 羽田 – 那覇 往復搭乗記
<往路>
JAL909 HND(10:50) – OKA(13:25)
JAL900 OKA(07:10) – HND(09:40)
JL31 HND(11:20) – BKK(15:40)
8M336 BKK(10:40) – RGN(11:25)
<復路>
K7 831 RGN(16:30) – BKK(18:15)
JL32 BKK(09:45) – HND(17:55)
JAL925 HND(19:40) – OKA(22:10)
JAL994 OKA(10:35) – HND(12:55)
目次
続々と開業して便利になるバンコクの鉄道網 2020年4月にはやっとドンムアン空港までBTSが延伸する?
タイって予定は未定ということがよくあって、スワンナプーム空港も「今年の夏開港!」とか言っておきながらずるずると半年延び、、一年延びていい加減忘れかけたときに「ぽん!」と開港したりするのです(笑)
BTSもここ10数年前からドンムアン空港まで延伸するという噂が流れていて、実際近くまでレールが来ていながらもう何年も放置されている(?)と思ったら、この年末の友人の噂情報だと「2020年4月のソンクランの時期にBTSがドンムアン空港まで開通する」という話を聞きました。
調べてみると、、こんな情報がありました。
これによると、2020年(タイ暦2563年)に開通予定の駅として以下の記述がありました。
チャトゥチャック駅 จตุจักร
ワット・サミアンナリー駅 วัดเสมียนนารี
バーン・ケン駅 บางเขน
トゥンソンホン駅 ทุ่งสองห้อง
ラクシー駅 หลักสี่
ガーンケーハー駅 การเคหะ
ドンムアン駅 ดอนเมือง*特急停車駅
ラクホック駅 หลักหก
ランシット駅 รังสิต*特急停車駅
お、ドンムアン駅もある。
ちょうど2020年6月にドンムアン空港を使うからその頃には市内からBTSに乗って空港まで行けるようになるのかな?
ドンムアン空港からBTS一本でバンコク中心まで行けるようになるととっても便利!と思ったらどうもそうではないらしい。(笑)
もう少し調べてみると、、
バンコクの鉄道交通網の計画はこんな感じのようです。
これをみるとMRT 「Bang Sue(バーンスー)駅」からドンムアン駅方面へ新路線を作る予定になっています。
どうやらドンムアン空港へはMRTを作っているようですね?
ちょっと残念。
でもって、これが出来ると形式上はドンムアン空港からスワンナプームまで鉄道で行けることになりますねぇ。。ちょっと乗り継ぎが複雑そう。
計画路線図を見ていると、ドンムアン空港から新路線でバーンスー駅まで行って、そこから現在運行中のMRTでペッチャブリー駅まで行って、そこからエアポートリンクのマッカサン駅まで渡り廊下を渡って、スワンナプーム空港まで行くぐらいしか思い浮かびませんねぇ。。
若干複雑、、
ドンムアン空港から直行でスワンナプーム空港まで行けるようになるのはいつの日か!(笑)
そもそもエアポートリンクとMRTとBTSは非接触カードの交通カードが全く別。。このあたりから統一して一枚のカードで乗り降りできるようにならないと話になりませんね(笑)
バスもようやく全てエアコンバスに統一される?
旅行者が頭を悩ませる安いけどどこにいくのかわからない路線バスですがここもようやく統一されるようです。
年末年始に現地の方から聞いた噂話だと、エアコンなしバスは早々に廃止されるようで、全てエアコンバスに統一される模様です。
それに伴って当然のことながら運賃は値上げ。
カシャーンカシャーンと長細い棒を振りながらバス運賃を徴収して不可思議な切符をくれるやり方がなくなり、全て非接触カードに変わるようです。
ただ、リストラを回避するためか現在運賃を徴収している人はそのままで、携帯用扇風機のような非接触リーダーを首からかけて乗務するようです(笑)
まぁリストラ回避の落としどころということらしいです。
バス停もどこにいくのか今ひとつ不明瞭でしたが、中心部など最新式の物に入れ替えが進でいますので、ここ数年でバス網もガラッと変わることでしょう。
ワットポーにMRTを使って行ってみた!最寄駅はMRT「サナーム チャイ(Sanam Chai)」駅
さて、いつの間に地下を掘り進んでいたようで。。。いつの間にかワットポーと王宮の近くに地下鉄の新駅が開通しました(笑)
まさにこの近辺は公共交通機関の真空地帯でした。
何しろ観光バスで行く以外には、旅行者に不親切な路線バスかチャオプラヤー川の水上バスしか公共交通機関がなかったですからね。
個人旅行者には少しハードルの高い場所でした。
それが2019年7月にホアランポーン駅から西側に5駅分開通して、今まで旅行者に人気だけどちょっと行きにくかった「中華街(ヤワラート)」や「王宮」に気軽にアクセスできるようになりました。
中華街(ヤワラート)へはホアランポーン駅のお隣のワット モンコン(Wat Mangkon)駅下車で行くことができます。
王宮やワットポーへは3駅目の「サナーム チャイ(Sanam Chai)」駅下車です。
さすが王宮のお膝元!MRT「サナーム チャイ(Sanam Chai)」駅は豪華だった
今までタイ国鉄やMRTの始発/終着駅だったホアランポーン駅から西に延伸された新路線に乗り換えて(この時点ではまだ直通運転はしていませんでした)3駅目。
「サナーム チャイ(Sanam Chai)」駅で下車してみました。
ワットポーへは1番出口を出ましょう。
お、なんか駅舎の装飾が他のMRTの駅とは違う!
なんか無駄に広くて天井も高い。
装飾が金キンキラキラしてる(笑)
さすが王宮のお膝元(笑)
みなさん写真を撮るのに忙しいようです。
「サナーム チャイ(Sanam Chai)」駅からワットポーまでは徒歩5分
一番出口を出て道なりに行くと5分ほどでワットポーへ到着です。
ただし!この入り口は裏口、、、有名な涅槃蔵は逆側です。
この入り口から入ってワットポーの中を突っ切るか、道路をぐるっと回って行くか。。まぁどちらでも可能なのであまり気にする必要もないでしょう。
サナーム チャイ駅からワットポーを見学してワットアルンまでをまとめるとこんな感じになります。
さて、ワットポーに到着!
ここは一般の観光地とは違って、「格式高いお寺」なので刺青や短パン、タンクトップは禁止です。
ですからTシャツと膝が見えない程度のズボンを履いていきましょう。
入場券は200バーツ。
無料の水の券がついています。
この水はどこでもらえるとかというと、涅槃像の入り口付近。
ここで半券を出すとお水がもらえます。
さて、有名な巨大涅槃像に久しぶりにご対面です。
というか「涅槃像」って英語で書くと「RECLINING BUDDHA」なんですね。。
まぁ、そのままというかなんというか(笑)
でかい(笑)
全身金箔で覆われていて、長さ46m、高さ15mあります。
この足裏も長さ5m、幅1.5mあります。
中国、インドの様式で仏教の108の宇宙観が螺鈿細工で描かれています。
涅槃像の脇には108つのお賽銭箱があります。
ここでお布施をしてお賽銭をもらいましょう
でもって、お賽銭箱にサタン硬貨をちゃりーんちゃりーんと入れていくのですが、最後に足りなくなっちゃう人、余っちゃう人様々で(笑)なぜか最後の賽銭箱だけ大量のサタン硬貨が入っていました(笑)
ちなみに、いまではほどんどみることがなくなりましたが、バーツ以下の通過の単位が「サタン」です。
ワットポーの中は仏像がいっぱい
ここはタイでも第一級のお寺です。
中はとても綺麗に整備されていて気持ちが良いので少し歩いてみて回りましょう。
こ、これは!御本尊様でしょうか。
眩いばかりの仏様です。
涅槃像が有名ですが、ここもまた物凄いです。
さすが第一級のお寺です。規模が違います。
(スポンサーリンク)
近くの船着場から対岸のワットアルンへ
ワットポーの涅槃像があるメインの出入り口を出て、川の方に向かうと船着場があります。
川向こうをみると「ワットアルン」があります。
行った記憶はないのですが、、近くなので行ってみましょう。
船着場には対岸行きの船が出ているようなので、とりあえずそこに行ってみました。
どうやらここから対岸に渡れるようです。
片道4バーツ。安いですね(笑)
船は適時出ているので列に並んでいれば運んでくれます。
ここの入場料金は50バーツ。
観光地はどこも入場料が入りますね。
というか、入ってみてわかりましたが、、
これしかありません(笑)
中に入れるというわけでもなく、外観を近くでみられるのと、下の方の階段を少し登れるぐらい。。。
ここは入場料金を払わなくても外から眺めるだけでも良さそうです。
近くでみると今ひとつ。。。
さっき巨大涅槃像をみた後だと全体的に小さく感じます。
これは夕方に船着場から遠目にライトアップでもみていた方が綺麗かもしれません(笑)
参観はあっという間に参観が終了しました。
(スポンサーリンク)
これからどうしよう、、やっぱりマッサージ屋さんかな(笑)
そのまま船で引き返して地下鉄で帰ってもよかったのですが、ちょうどここはチャオプラやー側の船着場。
そのままいつものマッサージ屋さんに行けるなぁ、、、
ということでそのまま川を降ってWat Worachanyawasまで。
お寺の横にあるマッサージ屋さんが最近のマイブームなのです(笑)
ボートに揺られて川下り中に新しくできたiCON SIAMの横を通過。
バンコク発の高島屋です(笑)
ここもMRTが開通すると行きやすくなるんですけどね。
まだ船か連絡バスを使わなければならないのが面倒です。
程なくWat Worachanyawasに到着。
船を降りると目の前にはいつもみている涅槃像があります。
規模感からすると個人的にこちらの方が馴染みます(笑)
ワットポーの涅槃像は巨大すぎて、、(笑)
コメントを残す