今年は例年になく桜の時期の天気が安定していますね。
ここ数年はお花見を週末に計画しても天気悪くて何回も流れたことがあります。
今年は首都圏でも満開の時期に10日間ほど晴天になっていて、これは過去50年で初めてだとか。
それだけ今年はお花見には見頃を迎えているようです。
そんなわけで、せっかくですから積極的にお花見に出かけることにしました。
日頃の運動不足解消も含めて、今まで行ったことのなかった皇居乾通りの一般公開を見に行って、そのついでに千鳥ヶ淵の桜も見に行ってきました。
目次
本日(2018/3/26)のルート 桜田門駅〜皇居坂下門〜乾通り〜乾門〜千鳥ヶ淵緑地〜九段下駅
皇居に入ることなんて滅多にないことですからね。
桜を見るのもさることながら、一般公開されている時期に一回入ってみたくなったのです。
乾通りの一般公開は春の桜の時期と秋の紅葉の時期に行われているのは知っていたのですが、ここも結構な人混みだと覚悟して行ってみました。
ロケーション
まずは最寄りの有楽町線桜田門駅から坂下門へ向かいます。
JR東京駅からも歩いて行けます。
皇居って意外と近くにあったんですね、、今まであまり気にしたことがありませんでした。
基本情報
日程:2018年3月24日(土)〜4月1日(日)午前10時〜後後3時半まで。
意外と空いていた(笑)
桜田門駅からぐるっと回って坂下門まで歩いていくのですが、、砂利道で歩きにくい、、
しかも、広いので尚更歩く距離がものすごく長いんです。
うーん、これは歩くようにはできていなくて、やはり「馬車」かお車でしょうね(笑)
警視庁が動員されて手荷物検査があります。
まぁそうでしょうね(笑)セキュリティはかなり厳重です。
とりあえず2段階になっていて、初めのブースでは荷物チェック、次のブースでは金属探知機でのチェックと2段構えになっています。
こりゃ入るまでに時間がかかるわけだ。
坂下門に到着
外国からの観光客の方も多数来ていて、写真撮影です。
みんなスマホで写真を撮っていました。
平日のお昼頃なので思ったほど混んではいません。
この左の奥が年始の一般参賀が行われる場所です。
丁度この辺では宮内庁の方が数名、皇居の中について色々と説明してくださいました。
ちなみに、、この地下には2000台ほど収容可能な広大な地下駐車場があるそうで、、、もちろん一般人は使えません(笑)
こんなところに宮内庁があったんですね、、
よく東京駅から馬車で皇居まで国賓の方が来られますが、その時に使用する馬もこの中で飼育されているようです。
両脇から覆いかぶさるような桜並木があるというわけではありません。
広い通りの両脇のあちこちにピンポイントで桜の木が植えられています。
四季を通じてこの通りは色々な植物が楽しめるように設計されているようです。
秋はきっと紅葉がきれいなんでしょうね。
さすがは皇居、手入れが行き届いています(笑)
乾門の近くには巨大なしだれ桜があります。
なかなか立派です。
乾通りが近づいて来ました。両脇の桜はまだ若い桜のようです。
皇居を抜けて、千鳥ヶ淵緑道へ
皇居乾通りだけを見るつもりだったのですが、よく見るとそのまま北の丸公園まで抜けられます。
そのまま突っ切って虎ノ門駅まで行っても良かったのですが、せっかくですから毎年のように来ている千鳥ヶ淵緑道の桜並木をいつもとは逆方向に向かって桜見物をしていきます。
こちらは桜の名所だけあって頭上にアーチのように桜の枝が覆うような咲きっぷりです。
平日ですとそれほど混まないのでゆっくりと散策できます。
桜は枝ぶりが命です。池に向かって伸びる太い幹が素晴らしいです。
緑道公園でボートを借りることができますので、皆さん楽しそうです。
随分と数多くのボートが出ていますが、ボート乗り場は長い列ができていました。
まぁ、私はそこまでして乗ろうとは思いません(笑)
桜の花を望遠レンズで撮影すると楽に雰囲気の良い写真が撮れる
最近持ち歩く機材は以前ご紹介したオリンパスOM-D EM1が多いです。
とにかく望遠レンズを一本持って行っても小さなカバン一つあれば一揃え持ち歩ける機動力が一番手軽なんです。
今回の桜シリーズも「OM-D EM-1」に「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」だけを持って写真を撮って来ました。
せっかく持って来たので、望遠レンズを使って桜をアップにしてみます。(少しソフトに加工してあります)
これは「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」を使用して望遠端で撮影したものです。
このレンズはいつもは飛行機を撮りにいく時に持ち歩くのですが、意外ですが花を撮る時も重宝します。
マイクロフォーサーズは一般的にボケにくいと言われていますが、このレンズを使うと背景を簡単にボカすことができます(笑)
最短撮影距離(撮像素子からの距離)は70cmですから、レンズの先から40cmほどのところでもピントが合います。(ワーキングディスタンスが40cm)
しかも、ズーム域全域でそうなので、目一杯ズームしてレンズから40cm先の花を撮影すると、、いとも簡単に背景がボケてくれます。
レンズが若干大きいことがデメリットではありますが、桜の時期にちょっと桜の花をアップにして良い感じに撮りたいという時に出番が出て来ます。
マイクロフォーサーズのレンズは開放からクリアに解像しますので、f2.8まで開けて撮影してもピントがあっているところはくっきりと、そうでないところはボカすことが可能なんです。
EM-1と12-40mm PROレンズがあればだいたいのものは撮影できますし、今回のこのレンズを持ち歩けば桜の時期に撮影はほぼ満遍なくできます。
この二つのレンズを持ち歩いてもバック一つに収まりますし、30mm換算で24mm-300mm相当のレンズをこれだけコンパクトに持ち歩けるので非常に便利です。
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千鳥ヶ淵全景を撮影する
千鳥ヶ淵の映像でよく見る風景ですが、九段下駅から千鳥ヶ淵緑道にいく道のところに撮影スポットがあります。
ここだけはいつも人で混み合っているのでささっと撮って後の人に譲りましょう。
それにしてもボートがめちゃくちゃ多いですね(笑)
夜桜ライトアップも美しい
2020年は新コロで丁度見ごろの時期に外出規制になってしまいましたが、夜桜見物も結構楽しめます。
この騒動が収まった翌年、、もしくはもう少しして復活したら楽しんではいかがでしょうか。
まとめ
今回皇居に初めていきましたが、東京の中心にこんなに広大な緑地が広がっているのは驚きです。
皇居は周りの道路ぐらいしか通ったこともなかったので、中がこんなに広々としているのも新鮮な感じを受けました。
今年は小春日和が続いて絶好のお花見日和になっていましたので、都心ではきっと今週末は桜の花びらが散って行く様子を見ることができるでしょう。
千鳥ヶ淵緑地も丁度満開でしたので、おそらく今週末(3/31)には散り始めるでしょうね。
満開の桜もきれいで良いですが、散って行く様子も風流で楽しめますから良いでね。
梅雨に入る少し前に春らしい穏やかな日々が続いているのでせっかくの春気分を楽しみましょう。
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