前から行きたかった六義園の夜桜を見に行ってきた

六義園のしだれ桜 ライトアップ
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六義園は東京都立文化財9庭園の一つで四季を通じて様々な風情が楽しめる日本庭園です。

海外の「日本庭園」もどきに行くと、ちょっと違う気がする、、というものがたくさんありますが、ここは本家本元で手入れが行き届いていて非常に落ち着ける場所です。

とは言うものの、今回行ったのは初めてなんです(笑)

前から六義園のお庭は素晴らしい!という話は聞いていたのですが、なかなか機会がありませんでした。

何しろ「六義園」を「ろくぎえん」と間違えて読んでいたぐらいですからね(笑)正確には「りくぎえん」です。(なんで六を「りく」と読むのだろう、、)

桜の時期になるとお庭にある巨大なしだれ桜が有名で、いつかは行ってみたいと思っていましたが、最近は気候もよくなって丁度満開ということなので、混雑覚悟で夜桜を見に行ってきました。


六義園へ行こう!

六義園は元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉の時代に7年をかけて平坦な武蔵野大地に池を掘ったり山を作ったりと手の込んだことをやって造園されたまさに人工のお庭です。

なんとも贅沢というかなんというか、、無理やり自然の景観を作っちゃうところが日本人らしいです(笑)

そんなわけで、大工事をして生まれたお庭ですので、歩くだけでもそりゃ大変です。

散策するだけで半日はかかるでしょうが、今回の目的の「しだれ桜」を見ながら1周するぐらいなら1時間ほどあれば回れます。

今回は夕方5時ごろに行って、3時間ほど見て回りましたが、この時期はめちゃくちゃ混み合います。

何が混むかというと、、入場するまでに時間がかかるのです!

ロケーション

JR駒込駅、東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分

歩いてみると意外と駅からすぐのところにお庭の入り口があります。

駅前は飲食店や喫茶店もたくさんありますので、なかなか便利な場所です。

基本情報

開園時間:午前9時〜午後5時

(夜桜ライトアップの時期は21時まで開園しています)

休園日:年末年始

入場料:一般300円 65歳以上150円

東京都公園協会公式ホームページ

桜の季節は大混雑です

庭園は静かに楽しみたいものですが、桜の時期は観光客が押し寄せます。

ましてや夜桜のライトアップはめちゃくちゃ人が集まりますので、日没の18時前後〜19時ぐらいまでは1時間以上並ぶことを覚悟しなければ入ることができません。

丁度20時頃にお庭から帰るときに入場待ちの列がなくなっていましたので(晴天の日曜日だったから一番混む日ですね)、夜桜だけをささっと見て帰るだけなら、土日であれば20時以降に入場して21時の閉園まで楽しむか、平日に行くのが良さそうです。

今年は桜の開花が早くて、先週末(3/25)が丁度見頃でしたので、なんとか今週末までまでなら楽しめそうです。

夜桜ライトアップは4/5まで行われていますので、まさに今週末がラストチャンスです。

お天気も良いみたいですからね。

六義園の「しだれ桜」ライトアップ見物

次第に日没が近づいてきて周りが暗くなってくると次第にライトアップが始まります。

六義園のしだれ桜 ライトアップ

六義園のしだれ桜 ライトアップ

しだれ桜の周りは大混雑です(笑)

樹齢70年、高さ15m、幅20mの巨大なしだれ桜です。

写真撮影をするには真っ暗になる前の周りが少し薄暗くなり始めて、かつライトアップが始まった直後がオススメです。

自撮りをする場合も周りが真っ暗になってしまうと人物が暗くなって背景の桜だけが明るくなってしまいます。

桜をバックに自撮りをしたい場合は、混んでいますが桜に近づいて撮ったほうが良いでしょう。

逆に、しだれ桜の全景を撮りたい場合は前に行ってしまうと画面に入らなくなってしまいますので少し離れたところからが良いです。

夜桜をバックに自撮りをするには?

しだれ桜をバックに写真を撮っている人もいましたが、いくらライトアップされているとは言え、基本夜桜をバックにスマホで写真を取るのは少し無理があります(笑)

どうしても人物が暗くなってしまいますので、フラッシュが必要ですし、フラッシュを使うとバックの桜がきれいに写りません。

みなさんスマホのライトで自分を少しライトアップして人物を明るめにするなどの工夫をしていましたが、あまりよく撮れていないようです。(笑)

そんな時はやはりちょっと高級なコンデジや一眼レフ、ミラーレスなどの「夜景モード」を使うのが一番です。

自撮りができるようになミラーレスカメラなら自撮りをするのも楽でしょう。

その場合のフラッシュは「スローシンクロ」モードで撮ることになりますが、それで撮れば桜も自分もきれいに撮れます。

スローシンクロは簡単にいうと、スローシャッターとフラッシュの合わせ技です。

スローシャッターで暗い背景もきれいに撮りつつ、フラッシュで手前の人物も明るくする、、それをカメラが自動でやってくれます。

また、iPhone8/8plusやiPhoneXからアウトカメラにもソローシンクロモードが搭載されましたので、それを使えばかなり良い写真が撮れるでしょう。

六義園のしだれ桜 ライトアップ

OLYMPUS DIGITAL 六義園のしだれ桜 ライトアップ

六義園のしだれ桜 ライトアップ

六義園のしだれ桜 ライトアップ

全景を撮る場合は入り口から入ってきてしだれ桜まで行ったら、トイレやお茶屋さんがある方と逆側から見た方が人も若干少なくて見渡すことができます。

写真の地面に近い方にちらっと人が見えるように調整してみましたが、これだけでかいのです。

真っ暗な中、ライトアップされた満開の桜の花は日中見るのとは少し違った妖麗な感じのする迫力あるものです。

出汐湊からみる山も格別

六義園 ライトアップ

六義園 ライトアップ

しだれ桜から一方通行の道を帰る途中に巨大な池の真ん中にライトアプされた陸地が見えます。

ここもライトアップされていてなかなか風流です。

六義園 ライトアップ

六義園 ライトアップ

松の木もなかなかの迫力。

日中見ても素晴らしいでしょうね。

帰路の最後に七色にライトアップされた桜があります

最後には高さ13mの巨大なしだれ桜のライトアップがあります。

ただ、このライトアップですが色が変わるのです。

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

白や黄色、緑、ピンク、紫、、

最後は七色に!ちょっとやりすぎじゃないかい(笑)

六義園 しだれ桜 ライトアップ

六義園 しだれ桜 ライトアップ

ちょっと色付きの桜は風情がないような気もしますが、これも結構見ている人は珍しがっていて楽しかったです。

まとめ

六義園の桜は今週末が最後の見頃です。

桜の開花に国を挙げて大騒ぎする国民も他の国の人から見たら不思議なのでしょうが、昔から寒い冬の終わりを告げる風物詩ですので、この時期限定ですから見ておきたいですね。

 

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