数日前ウーバー(Uber)がグラブ(Grab)に事業を売却する方針であることをお伝えしましたが、本日両者から正式に発表されました。
やはりUberの東アジアでの経営が思わしくなかったのでしょうか。
いつから統合されてGrabに一本化されるかはまだ発表になっていませんが、東南アジアで配車サービスを使う場合はグラブ(Grab)を使うしかなさそうです。
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ウーバー、東南アジア市場から撤退 事業をライバル企業Grab(グラブ)に売却
本日各メディアから表記の発表が正式に報道されました。
2016年にはウーバーは中国事業を中国の企業に売却していますので、配車サービスの代表格であったUberも勢いに陰りが出てきたようです。
今回ウーバーはシンガポール、インドネシア、マレーシア等東南アジア8カ国の事業をグラブに売却する一方で、グラブに売却される事業の持分27.5%を取得します。
この流れは2018年1月18日にソフトバンクグループが主導する投資家連合によるウーバー店テクノロジーズへ総額約90億ドル(約1兆円)の出資を行い15%の株式を握る筆頭株主になったことで事実上既定路線となっていたようです。
そもそも、ソフトバンクはグラブにも出資していますから、一体化して事業を拡大した方が確かに効率が良いのでしょう。
今回Uber(ウーバー)が東南アジアから撤退することで心配なこと
従来からウーバーを使っているユーザーからすると、使い慣れたサービスからの変更をせざるをえないわけで、まったく迷惑な話ですね。
1ユーザーの懸念としては、統合されて競争がなくなった分、料金が上がったりサービスが低下することが心配です。
ドライバーから見た場合、Grabでドライバーをする敷居がUberよりも低いという話もありますので、言い換えればお手軽にお小遣い稼ぎができるようです。
ということは、今後ドライバーの質が問題になりそうな気がしてなりません。
ぼったくりタクシーが横行している様な国ではUberは明瞭会計で使いやすかったので残念ですが、こうなってしまった以上は是非従来のUberユーザーから不満のでないような「質」を維持して欲しいと切に願います。
UberとSPGの提携も2017年12月17日で解消、大丈夫か?Uber!
陸マイラーの間で昨年からSPG AMEXの人気が高まっています。
その理由の一つとして、SPG(スターウッド・プリファード・ゲスト)で獲得できるスターポイントが航空会社のマイルに等価で交換できるというメリットがあります。
このプログラムを使うと、金額ベースで1.2%還元でしかも事実上のポイント失効なしですからゆっくりとポイントを貯めて必要に応じて航空会社のマイルに変換して使用するということができるのです。
詳細は以下の記事をご参照ください。
そのSPGはUberと提携していましたので、Uberで支払った料金分もSPGのスターポイントとして加算されていて、言わばポイント二重取りができていたのですが、残念ながらその提携も2017年12月17日で終了しています。
Uberも経営が厳しいんでしょうかねぇ、、だんだん心配になってきました。
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Grabはアプリからクレジットカード登録が出来ない!ホームページからは登録可能
仕方がないので東南アジアではGrabを使うしかありません。
しかし、前回の記事にも書きましたが、日本ではアプリからクレジットカード登録ができません。
事前にクレジットカード登録をしておくと、現金の持ち合わせがなくても空港についてすぐに使うことができるのでこれは厄介です。
今後もしかしたら改善されるかもしれませんが、それまではGrabのホープページで登録することができますので、事前登録をお勧めします。
Grabの使い方はUberと同じです
Uberの使い方は前回の記事にも簡単に書きましたが、Grabも全く同じです。
GrabとUberで乗り比べたことがないのでわからないことだらけなのでなんとも言えません。
しかし、ホーチミンで使ったUber moto(Uberのバイクバージョン)では、Grabはヘルメットに「Grab」のロゴが入っているので見た目にわかりいやすかったのですが、Uber motoの場合はそのような目印がなかったのでちょっとわかりにくかったです。
これからはGrabが東南アジアでスタンダードになっていくようですので徐々に慣れていこうと思っています。
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