昨年来ポイント付与条件が次々と改悪の方向で見直されてきています。
従来は1.5%程付与されていたポイントも今は昔。
最近は1.0%つけば良い方でほとんど0.5%までクレジットチャージ時のポイント付与率に低下しています。
そんな中でも頑張ってくれていたのは「リクルートカード」。
以前と比べると見劣りするものの、他のカードと比較するとリクルートカードは1.2%付与してくれるカードとして電子マネーへのクレジットカードチャージはほぼ一択と言って良い条件でした。
その「リクルートカード」もとうとう改悪の方向へ向かいます。
付与率はそのままなのですが、月間30000円までしかクレジットカードチャージ利用分のポイントカード加算が4月16日以降できなくなります。
上手に利用すれば電子マネーへのクレジットチャージと電子マネー支払いでポイント二重取り、三重取りが可能で数パーセントの割引と同等になっていたのですが、その一角がまた改悪となってしまいました。
残念ですが仕方がありませんね。
目次
リクルートカードからのメール内容
2018年4月16日(月)より、下記の対象となる電子マネーチャージご利用分については、ご利用金額の合算で月間30,000円までがポイント加算の対象となります。
合算で30,001円以上のご利用分はポイント加算の対象外となります。
なお、ご利用金額の対象はそれぞれの電子マネーの合計金額ではなく、すべての電子マネーの合算金額です。
※月間集計期間は毎月16日~翌月15日となります。 ※2018年4月15日(日)以前のご利用分でも、2018年4月16日(月)以降にカード会社へ売上データが到着した場合、上記の対象となります。
対象となる電子マネーチャージ
【JCBブランド】 nanaco(ナナコ)、モバイルSuica
【Mastercard(R) / Visaブランド】 nanaco(ナナコ)、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAリクルートカードからのメール
全ての電子マネーの合算なので毎月3万円を超えるチャージ分についてはポイントがつかなくなります。
ポイント二重取り、3重取りでリクルートカードからチャージしていた方もいると思いますが、これからは月間のチャージ金額を気にしながらチャージをするなど、計画的にチャージをしていくしかありません。
今回の改悪ではnanacoへのチャージも制限されていますから、これが非常に困ったことになりました。
nanacoへのチャージポイントが付かないと困る理由〜一番影響を受けるのがnanacoでの税金・公共料金の支払い〜
丁度確定申告の時期ですから、これから税金の支払いをしていく時期になります。
そんな中で、以前もお伝えしましたが、税金や各種公共料金の支払いは「nanaco」をつかったセブンイレブンでの支払いがもっともお得です。
税金自体は減りませんからどうしようもないのですが(笑)同じ支払うにしてもポイントで還元できればそれだけお得ですからね。
公共料金や税金の支払いはnanaco支払いがお得
公共料金や切手、自動車税・住民税などの税金の支払いなどはセブンイレブンでnanaco支払いが出来るからなのです。
通常は税金関係や金品関係はクレジットカード決済出来ないのですが、実はnanacoを使うと、クレジットカードからnanacoにチャージをしてnanacoで支払うことで間接的にクレジットカード払いが出来るということになるのです。
もちろんnanacoで支払った公共料金や切手、税金に関してはnanacoのポイントは付きませんが、そのかわりクレジットチャージした際のクレジットカード側でのポイントが着くので1%程お得だったのです。
nanacoは数ある電子マネーの中でも非常に使い勝手が良い
え、セブンイレブンとイトーヨーカ堂、デニーズだけで使えるだけじゃないの?と思うかもしれませんが、全国のセブンイレブンではコンビニ払いで唯一nanacoで各種税金の支払いが出来るのです。
nanacoで支払うことができる税金や公共料金
セブンイレブンでnanaco支払いができるものはたくさんあります。
主だったものだと、、、
・国民年金
・国民健康保険
・固定資産税
・所得税
・住民税
・自動車税
等です。
また、金券類ですとなんと以下のものも購入出来ます。
・切手
・クオカード
nanaco支払いでnanacoポイントは貯まりません。しかし、nanacoへのクレジットカードチャージ時にそのクレジットチャージ金額に対してポイントが付与される物を選べば間接的にポイント分特をするのです。
最近ではnanaco狙い撃ちで改悪が相次ぐ
昨年楽天カードからのクレジットカードチャージでポイントがつかなくなってしまいました。
さらに、Yahooカードでもクレジットチャージが1.0%から0.5%付与に改悪になっています。
この二つの改悪でANAマイルへの交換が事実上半分になってしまいました。
ですからこの時点で還元率だけを見ると「リクルートカード」一択になってしまったわけです。
もっとも、楽天でしか買い物をしない人やANAのマイルに交換している人がリクルートポイントをもらっても嬉しくないわけで(笑)一概に還元率だけを見ても仕方がないということです。
一方、リクルートカードはリクルートポイントからポンタポイントへ等価交換が可能ですから、そこからJALのマイルに交換することができます。
ポイントをそのまま使っても良いですし、JALのマイルに交換したりすることもできるわけです。
nanacoへのチャージは計画的に
税金や国民年金、国民健康保険への支払いは高額ですから、月間30000円では計画的にチャージしておかないとポイントがつかないことになってしまいます。
セブンイレブンでの支払いはnanacoカード5回まで!nanacoカードは複数枚用意しましょう
セブンイレブンでの支払いはnanacoカード5回までに制限されています。
nanaco1枚はチャージで5万円まで、センター預かり分も含めて10万円まで支払いが可能です。
5回までですから25万円までの支払いが可能です。
これにはちょっとテクニックが必要で、2枚のnanacoカードがあれば「センター預かり分の反映」をつかってできないこともないようです。
ただし、かなりめんどくさいので素直にnanacoカードを複数枚持つことが良いと思います。
nanacoカードはただで手に入れることができる
店頭でnanacoカードを購入するときは300円かかります。
しかし、、8日、18日、28日など「8がつく日」のキャンペーンを使えば、入会申し込みをしてその場で1000円チャージすれば実質ただで入手することもできます。
また、セブン銀行、セブンカードを作ればnanaco付きのカードをただで作ることができますし、お財布携帯のnanaco機能を使えばそれもただでnanacoを作ることができます。
ただし!nanacoは作ってから10日目の朝6時まではクレジットチャージできません。
公共料金の支払い期日をよく考えて準備することが大切です。
リクルートカードの決済締め日は毎月15日
30000円のクレジットチャージ枠を有効に使うためには毎月16日〜翌月15日までに一回30000円分を定期的にチャージしておくことが必要です。
まとめ
現在電子マネーへのチャージで1.2%還元という高い還元率のリクルートカードでしたが、30000円を超えるチャージに対してポイントがつかないことになり少し使い勝手が悪くなりました。
特に高額な国民年金、国民健康保険を支払うためには数ヶ月前からちょっとづつチャージをするなどの準備が必要です。
今年分は4月15日までにチャージを含めて周到な準備が必要です。
その他の電子マネーを使っている人がいる場合も同様にチャージ枠を考慮して毎月定期的にチャージしておく必要がありそうです。
面倒ですが、ちょっと面倒なことをするだけで値引きのないもので少し還元されるわけですからね。
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