2024年は波乱の幕開け!能登地震にJAL機事故、年末年始トラブルをスルッと回避!

アエロ・カルフォルニア XA-THC DC-9
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新年明けましておめでとうございます。

今年の年明けはバンコクで過ごしていました。

穏やかな年越しだと思っていたのですが、元旦から能登半島の地震、2日のJAL機の大事故と大変な幕開けとなりました。

個人的には強運に支えられ年末年始は危機をスルッと回避して過ごせていましたが、JAL機の事故を見てふと23年前に緊急着陸を経験した記憶が蘇ってきました。

最近は航空機事故もかなり少なくなりましたが誰にでも起こることなのでちょっと振り返っておきたいと思います。


年末のスワンナプーム空港はカオスだった

年末年始は4年ぶりにバンコクで過ごすことになりました。

昨年12月中旬にキャンセル待ちをしていたチケットが落ちてきた、、そんなわけで急遽いくことになったのです。

到着した28日は見た目混雑していましたが15分ほどでイミグレを抜けることができましたが、翌29日に到着した友人がLINEで送ってきた画像が、、

どうやらコンコースまでイミグレ待ちの列が連なっていてカオスだったようです。

友人はビジネスクラス利用だったからかどうかわかりませんが秘密の通路を嗅ぎ分けて20分ほどで通過したと後で会った時に聞きました(笑)

これまともに並ぶときっと1時間、、2時間はかかる?

1日遅くなるだけでこんなことになっちゃうんだ、、危ないところでした。

新年は年明けから大波乱!能登半島で地震と津波??

穏やかな年末年始をバンコクで過ごしていたわけですが、元旦はニュース速報が逐一スマホに着信!

巨大地震に津波!これは大変なことになった!と思ったわけです。

Xには「倒壊した家の下敷きになって動けません、〇〇町5番地24号なので救援をお願いします!」という書き込みを多数見かけましたが、、

うーん、スマホが操作できるならまずは119番だろう!

そもそも被災地でちゃんと通信できているのか?のちに携帯3社とも不通になっていたとの情報もあり)などちょっと怪しげ予感がしていました。

案の定。。。

津波のフェイク画像とか偽情報拡散とか今回は特に目に余るほど。

発信元の人間性が無いってのはその通りなのですが、知らないうちにそれに加担してしまう可能性もあるので情報は慎重に取り扱う必要がありますね。

妙な親切心で現場をさらに混乱させないように遠く離れている場合は余計なことをせずじっと見守るしか手がないと感じます。

後でやるべきことはたくさんあります。

後1時間着陸が遅れていたら、、JAL機と海保機の事故の1時間前に羽田に到着していた

帰国時は羽田空港のJAL機と海保機が衝突炎上の1時間ほど前にA滑走路に着陸していました。

事故発生が2日17:47、筆者が到着したのがA滑走路に16:53。

ちょうど1時間前に羽田空港に着陸して入国して自宅に帰るために17:45発のバスに乗ったところだったのでした。

バスの中で「滑走路脇で火災が発生」のニュース速報が流れてきたのですが、まさか飛行機が燃えているとは思ってもいませんでした。

で、、しばらくすると友人から「大丈夫?」のメッセージが。

時を同じくしてJAL機の燃えている写真がニュース速報で流れて驚いたわけです。

冷静に考えてみると後1時間到着が遅かったら、、きっと成田かセントレア、、関空あたりにダイバードしていたでしょうねぇ。。

夜便だったら欠航で慌てていたかもしれません(笑)

予定通り旅行が終了できてラッキーでした。

JAL機炎上事故の原因は?今後の対策はどうなる?

今回の事故は間違いなくフライトレコーダーも回収されて早期に原因は解明されるでしょう。

少しづつ各所の証言が出てきていますが、二日経った現在ではJAL機も管制も通常通りの指示・確認が行われて通常運行だったようです。

海保機と管制のやりとりも通常通りなのですが、なぜか海保の飛行機が滑走路上に出てしまったというのが直接的な原因のようです。

海保機の唯一の生存者の機長は離陸許可は得ていたという矛盾した証言?

おそらく管制の指示を聞き間違えたか離陸OKと「思い込んだ」ような感じがするのですが、まぁ1000歩譲ってそうだとしても隣の副操縦士は何をしていた?ってことになるわけです。

二人で申し合わせたように間違える??

ひょっとして機長と仲が悪かった?(笑)

まぁフライトレコーダーの解析で明らかになるでしょう。

さらに海保機は離陸のために滑走路にでて40秒も止まったままという事実も不可解で、通常離陸許可を受けたというのであれば滑走路にでてすぐに離陸動作に入るでしょう。

その点でもどうもおかしな動きをしていた海保機。

フライトレーダー24とか航空無線を聴いているオタクたちの証言(笑)やおそらく完全に回収されるであろうフライトレコーダーと管制記録、、ここまで証拠が揃えば恣意的に情報を曲げることは困難で、比較的事故検証は早く進むんじゃないかと思います。

一番重要なのは二度と起こらないようにするにはどうするかです。

空の上では衝突防止装置が警告を出すのに地上ではそれはないんですかねぇ。。

最近ではスマホで人間の位置情報がこれほど正確に表示できるシステムが今の世の中にあるわけですから、それを活用すれば警告を出すことって簡単な気がします。

車だって衝突回避機能が標準搭載されつつある時代です。

今回も滑走路上に海保機があることをJAL機が知っていればもちろん着陸やり直しで回避しますからねぇ。

なんかすぐにできそうな気もするけれど。

(追記)実はすでに実装されていました!(笑)

実は地上でも同一滑走路に侵入した場合は警告は発せられるようになっていたようですが、、システムはあってもみていないんじゃどうしようもない。

人員不足とかあるんでしょうが、危険だから作ったシステムのはずなのに見ないんじゃなんの意味もない。

ここでもやってます感を出す為に現場事情を考慮せずにチェック項目を増やしたというありがちな事をやっちゃった気がします。

危険だからチェック項目を増やすってのはあまり考えていない人が言い出しそうな対策ですが、チェック項目をチェックしてそれをさらにチェックする(笑)という冗談とも思える対策で安全を担保しようとするってのは良くある話です。

今回もそうなのかな〜

飛行機1機燃えて5名死亡したんだからそろそろ根本的に考えた方がいいんじゃないでしょうか。

こういうチェックとかはAIにやらした方が人間のように思い込みとか思い違いをしないので便利なんですけどね。

JALのクルーはGOOD JOB!、CAは空飛ぶウエイトレスではない

唯一の救いは満席のJAL516便の乗員乗客379名が全員無事に脱出できたという奇跡が起こったことでしょう。

後方貨物室にいたペット2匹が亡くなってしまったのは残念ですが。。

何と言っても着陸して事故が発生してから18分で機体から全員脱出、その10分後には機体全体が爆発して炎に包まれるというまさに間一髪の神技的な避難の全容もきっとこれから明らかになるでしょう。

日頃の訓練の賜物と言って仕舞えばそれまでなのですが、各所に配置されたCAさんの情報を機長が的確に把握して最良の脱出方法を決断して実行する。

(後にコックピットと客室で通信が出来なかったようでCAさんの独自の判断で安全なドアを探して脱出したのではな?という意見もあり)

訓練しているとはいえ事故は個別事象なのでその場の状況に応じた的確な判断が今回はピタッとハマったって感じでしょうか。

きっとCAさんも初めての実践経験で怖かったでしょうがよく頑張りました。

CAさんは空飛ぶウエイトレスではありません(笑)

まさに今回はJALのクルー全員にGood Job!って言いたいです。

また、機体が最新式の機体だったってのも良かったのかもしれません。

何しろ飛行機同士がまさに衝突したわけですから冷静に考えれば普通無事じゃないですよね(笑)

最悪の事故でもある程度耐えられるほどに従来の機種よりも強度を増した設計になっていたのでしょう。

これが退役間近のB777だったら、、ひょっとすると犠牲者多数ってことになっていたかもしれないですね。

四半世紀の技術の進歩は目を見張るものがあります。

JALの補償は20万円、安い?

今回の事故の見舞金として手荷物全損なので一人20万円支給となっていましたね。

速攻で支給されたスピード感に素晴らしい!と言う人、安すぎる、、と嘆く人いろいろです。

ただ、この金額、日本航空の国内運送約款に書いてあります(笑)

第47条 会社の責任限度額

1.手荷物運送における会社の責任は、旅客1名につき総額金15万円の額を限度とします。ただし、旅客が運送の開始前に当該手荷物につきそれ以上の価額を申告し、且つ、第41条の規定に従って従価料金を支払った場合は、当該申告価額を会社の責任限度としますが、この場合においても、会社の責任は、当該手荷物の実際の価額を超えることはありません。

2.前項にいう「手荷物」とは、受託手荷物その他の会社が保管を受託した旅客の物及び持込手荷物その他の旅客が携行し又は装着する物のすべてを含みます。

ということで、今回20万円ってのは約款の金額よりも高いってことになりますね。

詳しい解説が下記に書いてありました。

カメラレンズは高い!とか高額な楽器はどうするんだ!という意見も見られますが、高額な楽器などはそもそも保険をかけていますからねぇ。。

業務で使用しているものについては動産保険などをかけておくってのが筋なんでしょう。

機外に脱出する時はいくら高価なものでもポケットに入るもの以外は置いていくってのが今回の事故でわかったと思います。

命が一番重要です。機外に持ち出すのは命そのものだけです。

取り合えず個人的には、、まぁスマホぐらいはシートポケットに入れて(笑)逃げる時はそれぐらいを持っていくことになるでしょうね。

今はスマホの中にお金(カード)や連絡手段などが詰まっていますから、仮に全部なくなったとしてもスマホがあればなんとかなりそうです。

もっとも、、、新しいスマホを支給してもらえれば(笑)しばらく時間はかかりますが、クラウドから情報を移すこともできるので最悪スマホもなくて大丈夫か。。という気もしますね(笑)

2000年9月にラパスで緊急着陸を経験!

事故に遭った方は外が火の海になっているので生きた心地がしなかったでしょう。

実は23年前に離陸直後にバードストライクでエンジン停止!

離陸した空港に緊急着陸ってことを体験していました。

エアラインはメキシコのラパスを本拠地にするアエロ・カルフォルニア。

アエロ・カルフォルニア XA-THC DC-9

アエロ・カルフォルニア XA-THC DC-9

機体はなんと今では懐かしいDC-9。

しかもお鼻擦りむけてるし(笑)機内もかなり傷んだ感じでこれ大丈夫か?って感じでしした。

ライフジャケットは、、ない(笑)

げ、海に落ちたら助からないかも?なんて冗談が現実味を帯びるのはこの20分後になるのでした(笑)

ラパスに行くために空港を離陸!上昇中5分後ぐらいに、、、ドン!といういつもは聞かない音がした後、機体が斜めに傾いてしまいました。

丁度エンジンの隣に座っていたんですが、なんか煙出てるなぁ、、(笑)と思いながら見ていたのですが、、

次の瞬間機内アナウンスで「●❌▲?!凸凹●🔸▲!!」なんか良くわからない事を言っているなぁと思ったらCAさんが泣き叫びながら緊急着陸の姿勢を取るように言って回っていました。

うーーん、、、CAさんの方がパニクってる(笑)

むしろ我々の方がドン引きして冷静に(笑)大丈夫だから!と化粧が半分落ちかけたCAさんを励ましてみたりして(笑)

そうこうしているうちに機体は高度を下げながらUターン、傾きながらも滑走路に着陸!

着陸すると同時に「荷物を持たずに急いで飛行機から離れて!」と言われていた感じで乗客はみなさんそのまま機外へ走って退避!

アエロ・カルフォルニア XA-THC DC-9

アエロ・カルフォルニア XA-THC DC-9

周りには消防車が待機!

しばらくターミナルで待機することになったのでした。

しばらくすると機内の手荷物は全部まとめて外に出されていて自分のものを拾う感じ(笑)

始めて緊急着陸の姿勢ってのを本番でやりましたが結構緊迫感ありました。。

これだけ飛行機に乗っていますが、緊急着陸を体験したのはこれが唯一です。

大事には至らなかったですが、誰にでも起こりうるということで自分の命以上に重要なものはないということで事故の時は手荷物はすてて身を守るってのが重要です。

それが嫌なら予め保険を十分にかけておくってのが良いのではないのでしょうか?

今回のJAL機の事故をみてふと23年前の体験を思い出したのでした。

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