昨年12月から停止されているGOTOトラベルの再開に向けて条件が一部発表されました。
内容はというと、複雑な割引の仕組みがさらに複雑にパワーアップして帰ってくるようです(笑)
勝手に「GOTOトラベル2.0」と言わせてもらいますが、これは「GOTOトラブル第二形態」(笑)と言いたくなるような内容です。
こういうのは単純明快な方が利用者としては使いやすいのですが、色々と思惑が入り乱れるとこんな感じになっちゃうんですね。。。
もう利権団体の利益揺動の綱引きがこんな形で決着したか、、って感じで、利用者のことなんか全く考えていないみたいですね。
とは言うものの、せっかくばら撒くんだったら恩恵を受けないとね!
というわけで、今ある情報を元にして徹底的にお得な条件を見つけて利用できないか考えてみました。
来年早々にも開始されそうなので、個人的にどの辺を狙おうか大体わかってきました。
目次
GOTOトラベル2.0へ超複雑に変化!
昨年12月に停止されたGOTOトラベルですが、あれも旅行費用から割引される分(35%)とクーポン部分(15%)に分割されていてややこしいものでした。
とはいえ、「ざっくり50%が還元される」というところでイメージしやすかったです。
その為「旅行金額の総額が高いほどお得」というイメージが先行して高いホテルなどに人気が集中したようです。
個人的には、、そんな高いところは泊まらないので(笑)関係ないって感じで、むしろ交通費を含めた旅行代金が半額補助されるってところに魅力があったわけです。
さて、今回はというと、、ざっくり言うと、「平日は旅費が15000円以下、休日は長期旅行で旅費が15000円以下」を狙うとお得度があるんじゃないかと思っています。
旅費が高くなればなるほど割引率が低下してお得度が落ちていきますからそのぎりぎりがお得度の限界点じゃないかなぁと考えています。
(旅費:宿泊費+交通費、宿泊費のみ)
GOTOトラベル2.0概要
いつから再開されるのか、制度の詳細がまだ詳しく発表されていませんがわかっているのこんな感じです。
割引率が35%→30%に減額され、地域クーポンも旅行代金の15%→平日3000円、休日1000円の定額制に変更になっています。
この地域クーポンの「定額制」ってのがまだよくわかっていないところで、複数で行った場合に一人ごとなのか総額に対して定額なのか、、、それによって随分対策が変わってきます。
今回はとりあえず一人で行くことを想定して計算してみることにしました。
宿泊のみは平日一泊15000円以下が超お得
まず宿泊のみの場合ですが、平日一泊15000円で前回の還元率50%と同等になります。
オレンジの部分が前回の還元率50%よりお得なエリアで、水色の部分は還元率が定額の領域でお得度が低下する部分です。
注目すべきは平日5000円〜10000円のビジネスホテルの値頃感のあるところですが還元率が異様に良いです(笑)
5000円のところに泊まると実質負担額が500円??なんだこれは(笑)
もし地域クーポンが「一人につき」定額支給されるならば、この5000円の宿に二人で泊まると、、1500円のプラスになって、毎日泊まり歩けばお金が増えていくと言う不思議なことが起こることになります。
ここは定額クーポンが一つの宿泊に対して支給されるのか、人数に対して支給されるのかが不明瞭なので正式な発表を待つしかありません。
以前のGOTOトラベルの場合は、旅行代金につき15%分でしたから、支給上限は人数によって上がりますが、あくまで15%の範囲で支給されたのでこんなおかしなことにはならない設計になっていました。
個人的には一つの旅行日程(宿泊日程)に対して定額支給になると思っているので、人数が増えてもおそらくこの計算のままだろうなぁ、、と思っています。
さて、今回は定額制にしてどうなるか、、混乱するんじゃないかと(笑)ハラハラしながら期待しています(笑)
休日はといえばあまりお得感はありませんね。
同じく10000円以下のところでしょうか。
ということで、、
平日10000以下のホテルがお得ということは「出張でビジネスホテルを利用する人が超お得」ということになりますね(笑)
そこを狙っているんだろうか??
去年行った東北温泉旅行と同じぐらいの値頃感?
平日15000円ぐらいということで、昨年のGOTOトラベルを利用して東北を旅行した時が3泊とも大体それぐらいでした。
気仙沼の「気仙沼プラザホテル」、秋田駅近くの「秋田ビューホテル」、青森の温泉宿「不二やホテル」どれもご飯がめちゃくちゃ美味しくてかなり贅沢しましたが、地域商品券も考慮するとそれぞれ実質7000円程で宿泊できましたから今回も同じぐらいの旅行ができるんじゃないかとちょっと期待しています(笑)
交通付きは安近短か長期滞在がお得?
交通付きは旅費の割引金額上限が10000円に引き上げられています。
うーーん、、渋いなぁ。。。
あまりお得度が感じられません。
給付率40%を基準に考えると、平日で1日30000円、休日で1日10000円ってところがお得感のあるラインになるのかもしれません。
一泊二日とかの短期旅行はお得度から考えるとその効果は限定的です。
なぜならば地域クーポンが定額制になっているからで、前回と同様の割引率を基準に考えると平日で旅費が15000円のところが同等になります。
そうなると近場でバスや電車で行ける範囲になりそうですね。
飛行機だと首都圏から大阪ぐらいがトントンかな?
ただし、長期滞在になるとお得感はぐっとアップします。
高い交通費も割引上限が上がった分吸収できる可能性がありますから、沖縄・北海道なら3泊以上はしたいところですね。
昨年の事例:3泊4日で京都へ行ってきた!
この時は3泊4日で飛行機を使って京都旅行をしましたが、この時は旅行代金 約50000円が半額の25000円になりましたから多分今回もこれぐらいが今回のGOTOトラベル2.0でもお得度MAXの事例だと思います。
ということは、、来年桜の時期に春の京都に行ってみようかな!
今後の注目点
何しろまだざっくりした計画しか発表されていないのでわからないことだらけです。
以前の制度も結構複雑でしたが、今回は「地域クーポン定額」と「平日、休日で金額が変わる」ということで相当難しいことになりそうです。
特に以下の点は注目です。
・定額クーポンは一人当たり?なのか?
・休日の定義とは?
この辺はいずれはっきりするんでしょうね。
まとめ
来年早々にも再開されると思われるGOTOトラベル2.0。
昨年の制度が複雑ながらも「ざっくり半額!」と考えてよかった状況と比較するとさらに複雑さが増してラビリンス化した印象です。
まさに「GOTOトラブル第二形態!」。
こう言うのは単純な方が成功しやすいんですけどね。。
個人的には交通込みの旅行は首都圏から飛行機を使って大阪ぐらいまでの範囲内、宿泊のみの場合は「大人の休日倶楽部パス」が使える時期を狙って一泊15000円ぐらいの温泉宿、、その辺を狙っていこうかと考えています。
まさか定額部分が一人づつになるとは思いませんが、仮になったとすると、、5000円の宿を二人でガッツリ押さえて泊まれば泊まるほど儲かる!(笑)ってのをやってみても良いかも(笑)
まぁそんなことにはならないと思いますけど。
とは言うものの、値頃感から考えると昨年のGOTOトラベルの時に利用したレベルだとほとんど割引率が変わらないことがわかりました(笑)
ということでいつもと変わらない値頃感で利用していれば良いということは今回計算してみてよくわかりました。
せっかくばら撒かれるんだから上手に使いましょうね〜
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