前から行ってみたかった秋田県の玉川温泉。
なぜかといえば、台湾でよく行く温泉の泉質が「玉川温泉と同じ」を売りにしていて、本家本元の「玉川温泉」ってどんなところだろう?と思っていたのでした。
今回ふとそのことを思い出して行ってみることにしました。
昔からある玉川温泉と新しくできた新玉川温泉。
時間があったのでどちらもハシゴしてみましたが、個人的には玉川温泉が風情があって良い感じがします。
どちらも泉質はほぼ同じですし、浴室の作りや規模もほぼ同じです。
違うのはその他の付帯設備が新しいかどうかだけなので、日帰り温泉として楽しむ場合は玉川温泉、新しいところに宿泊したいならば新玉川温泉という感じで良い気がしました。
旅行期間 2019/6月
エリア 東北・関東
テーマ 街歩き、食べ歩き、温泉、鉄道
目次
・Vol.1 旅の計画 〜毎日自宅に帰る!時刻表とにらめっこ これ本当に行けるのかな?〜
・Vol.2 1日目 青森県・酸ヶ湯温泉へ 〜秘湯感満載の混浴風呂〜
・Vol.3 2日目 秋田県・玉川温泉へ行こう!
・Vol.4 3日目 静岡県・伊豆クレイル(IZU CRAILE)に乗りに行こう!帰りはスーパービュー踊り子号!
・Vol.5 4日目 宮城県・鳴子温泉へ行こう!
目次
2日目は「こまち」に乗って秋田県 玉川温泉へ!
以前より気になっていた「玉川温泉」。
なぜかといえば、台湾でよく行く温泉が青磺泉という希少性が高い温泉で、そこが「秋田県の玉川温泉と同じ泉質」という話を聞いていたからなのです。
やはり本家本元に行っておかないと!(笑)
新幹線を使えば首都圏から日帰りできます!
もっとも、乗り放題の「大人の休日倶楽部パス」がなければ本来は一泊以上するのが良いでしょう。
何しろ風呂に入るだけで1日がかりですからね(笑)
今日の予定
今日ももちろん日帰りです(笑)
昨日より若干近いところなので朝一番でなくても十分往復できます。
今日の目的地はここです!
●新宿
| 7:24発
| JR埼京線(快速)[川越行]32分
| 7:56着
○大宮(埼玉)
| 8:06発
| こまち49号(指定席)[秋田行]2時間51分
| 10:57着
■田沢湖
●田沢湖
| 11:40発
| 羽後交通バス
| 12:55着
■玉川温泉
田沢湖駅から玉川温泉までのバスは本数が少ないので運行している羽後交通のHPで事前に確認しておくと便利です。(玉川線)
もちろん当日現地で正確な情報の収集も必要です。
●玉川温泉
| 15:59発
| 羽後交通バス
| 17:19着
■田沢湖
●田沢湖
| 17:34発
| こまち34号(指定席)[東京行]2時間32分
| 20:06着
○大宮(埼玉)
| 20:21発
| JR埼京線(普通)[新木場行]39分
| 21:00着
■新宿
さぁ!こまちに乗って玉川温泉に出発!
赤い新幹線。良いですねぇ〜
これが好きなんですよねぇ
安定のうまさです(笑)
盛岡からは在来線と同じ線路
「こまち」は盛岡駅からは在来線区間に入り、先ほどまで320Kmでビュビュン飛ばしていた速度感からすると130Kmの最高速度ですから随分ゆっくり走ります。
ここは在来線の田沢湖線。
単線だからでしょうか、途中停車時間が長い(笑)
ミニ新幹線に関する豆情報は下記のサイトを参照しています。
しばらく停車中、、新幹線なのに在来線待ち(笑)
田沢湖駅に到着
のんびり車窓を眺めていると程なく田沢湖駅に到着!
やはり在来線ホームに新幹線があるのも少し違和感があります。
新幹線が停車する駅だからかどうかわからないけどガラス張りの立派な駅舎です。
とりあえずバス乗車券を買っておきましょう。
なんか1500円でお得な割引券を売っています。
玉川温泉と新玉川温泉に二箇所でも使えますから、とりあえず元は取れそうです。
というわけで、、
お買い上げ〜
三箇所まで入れます。
とりあえず今日は二箇所。。。あとはどうしよう(笑)
駅の売店には美味しそうな駅弁がありました。
うーん、これから温泉に行って帰りに買いたいなぁ〜
ただ、帰る頃には売り切れになっちゃうようなので、、
鶏めし弁当をお買い上げ!
でもって、売店で預かってもらいました(笑)
おばちゃんとっても親切(笑)
さて、バスに乗って玉川温泉へ!
玉川温泉までは片道1460円!
高い!と思ったけど、よく考えたら1時間20分ぐらい乗りますからねぇ、、
地元の15分乗車のバスとは訳が違います。
それにしてもここから玉川温泉はもちろんのこと乳頭温泉などいろいろな温泉地に行けますね。
玉川温泉行きのバスは2番バス停から出発で、時間も調べた通り11寺40分のバスがあるみたいです。
玉川温泉に到着!
1時間10分程で山の中の玉川温泉に到着です。
この先には岩盤浴ができる場所があるらしいのですが、雨なので行くのはやめて普通に温泉に入ることにします。
岩盤浴をする時は温泉の受付近くにあるござ置き場からござを持っていくようです。
温泉に入る前に腹ごしらえを。
ちょっとお高めですが仕方ないですね。
せっかく秋田に来たので、お昼の定食を。
宿泊者の方もここでお食事を取られるようです。
じゅんさいと稲葉うどん、いぶりがっこ、比内地鶏親子丼のセットで結構美味しかったです。
さて、お風呂に入るとしましょう。
大人は800円。
駅で田沢湖温泉湯巡り手形を買ってきたのでそれを使って入ります。
まぁ今回は二箇所はいるので普通に払っても大差ありませんが(笑)まぁ良いでしょう。
玉川温泉の効能
玉川温泉の泉質はかなり強酸性の温泉です。
一箇所から毎分9000リットルの日本一の湧出量で、pHはなんと1.2!
しかも98℃のほぼ熱湯が出ています。
無色透明のお湯ですが、程よい硫黄臭と微量のラジウムが含まれているのが特徴のお湯です。
詳しい効能は玉川温泉のHPを参照してください。
これは効きそうです(笑)
入ってみると前日の酸ヶ湯温泉よりもマイルドな酸性度でなかなか良い感じです。
先日の酸ヶ湯温泉は上がり湯を浴びようにも「冷水」か「温泉水」しかなくてちょっと面倒でしたが、ここはほどよく古びていて雰囲気が良い割りに設備はしっかりしているので昭和の雰囲気に浸りながらスパ銭感覚で入浴できてとってもリラックスできます。
新玉川温泉へ!
玉川温泉には施設が従来の玉川温泉と新玉川温泉の2箇所あります。
どっちに行ったら良いか迷うところですが、今回両方行ってみましたが、お風呂の作りや泉質はほぼ同じです。
新玉川温泉は玉川温泉の浴室のコピーを作った感じです。
日帰り温泉を楽しむのであればどっちでも構わないと思います。
もし宿泊して少しゆっくりしたい場合は、天然岩盤浴が楽しめて昔の温泉宿っぽい雰囲気を味わうことができるのが「玉川温泉」で、もう少し近代的なホテルのような雰囲気が好きな人は新玉川温泉が良いと思います。
玉川温泉と新玉川温泉は遊歩道でつながっているようなのですが、生憎落石危険の為通行止めになっていて、路線バスかマイクロバスの移動しかできない状況になっていました。
ちょっとだけ綺麗ですね(笑)
あ!これ台湾で見たものと同じだ!
というかこれがオリジナルか?
お風呂の入り口はこっちのほうが立派(笑)
休憩スペースもちょっと小綺麗な旅館風です。
お土産屋さんも温泉宿のお土産屋さんそのものです(笑)
温泉の質もとっても良かったし、周りに街が全くないので(笑)人里離れた秘湯感を味わうにはとってもいいところです。
ネオンが欲しい人には合わないかも?(笑)
さぁ今日も自宅に帰ります!
玉川温泉と新玉川温泉を楽しんだので、、、自宅に帰ります!(笑)
えーっとバスの時刻は、、、
これをみると新幹線とバスの接続がよくわかります。
田沢湖駅ふたたび!
バスに揺られること1時間20分程で駅に到着。
キープしておいてもらった駅弁を受け取りに、、あ、もうお店は閉まっちゃってる。
でもちゃーんとおばちゃんが待っていてくれてお弁当は無事ゲットできました。
ありがとーおばちゃん!
というか、店閉めるの早いっす(笑)
こまちが来た!
あとは乗っていれば自動的に大宮まで連れて行ってくれます(笑)
うーん、秋田新幹線区間はお客さんがいない、、、
さーって!最後のお楽しみの田沢駅の鶏めし弁当を食べることにしましょう。
うま〜〜い(笑)
やっぱり電車に乗ってる時は駅弁が良いですね〜
これがまた一つの楽しみでもあります。
まとめ
玉川温泉のお湯は憧れでしたがようやく今回実現できました。
新幹線を使えば日帰り入浴で名湯「玉川温泉」の湯を楽しむことができます。
しかーし!普通に日帰りすれば電車だけで片道約16000円、、往復とバス代を含めると交通費35000円ぐらいにはなっちゃいますから、普通の人は日帰りはないですよね(笑)
乗り放題の大人の休日倶楽部パスがあるからできる技(笑)
新幹線に乗って、お風呂に入ってお弁当を食べて、、とっても充実した1日になりました。
コメントを残す