訪れたことのなかった台湾東側の街「宜蘭」。
温泉ついでにせっかくだからやって来たものの特にみる場所もなく(笑)とりあえず夜市に行ってみることにしました。
googleさんで検索してもあまり情報がなく若干手間取りましたが、どうやら宜蘭東門夜市は宜蘭市東港陸橋の下にあるようです。
せっかくなのでここでしか食べられないものがないか散策してみると、、
ちょっと不思議な食べ物もあって結構楽しめました。
宜蘭名物B級グルメ「葱油餅」「糕渣」「卜肉」ってなんだろう?というわけで実食です。
旅行期間 2018/5月
エリア 台北(台湾)
テーマ 観光、街歩き、食べ歩き
・Vol.2 本日の宿泊もいつもと同じアパホテル那覇
・Vol.3 沖縄から羽田経由で台北へ!那覇空港ANA SUITE LOUNGE〜全日空ANA460 那覇 – 羽田搭乗記
・Vol.4 羽田空港国際線 ANA SUITE LOUNGEでたっぷりとお昼ご飯
・Vol.5 全日空 NH853 羽田 – 台北(松山)ビジネスクラス搭乗記
・Vol.6 台湾リピーターなら「常客証」を申請しておこう!入国審査が飛躍的にスムーズになります
・Vol.7 快適だけど室内の雰囲気はラブホテル?Burgary Hotel 宿泊記
・Vol.8 やっぱり美味しい「富宏牛肉麺」はおすすめです
・Vol.9 実は日本語はかなり複雑。間違いがあったら丁寧に直してあげよう
・Vol.10 台湾の温泉に行ったら停電!?皇池温泉での驚きと笑いの体験記
・Vol.11 夕食を食べに寧夏路夜市へ!デザートは「豆花荘」で台湾スイーツを楽しむ
・Vol.12 初めての十份へローカル列車の旅 part.1 そうだ!ランタンを飛ばしに十份へ行こう!十份の楽しみ方と行き方、電車が十份老街を走り抜ける
・Vol.13 初めての十份へローカル列車の旅 part.2 「台湾のナイアガラ」と言われる「十份瀑布」へ行ってマイナスイオンをいっぱい浴びよう
・Vol.14 初めての十份へローカル列車の旅 part.3 最後のお楽しみ「天燈上げ」をしよう!欲張ってたくさんのお願いをしちゃいました
・Vol.15 初めての十份へローカル列車の旅 part.4 日本が作った菁桐駅駅舎〜猫村で有名な猴硐まで平渓線(ピンシーシエン)(Ping Xi Xian)沿線列車の旅
・Vol.16 台北市内で焼き小籠包、巨大餃子、かき氷や排骨飯を食べ歩き 「素食」が予想外に美味しい
・Vol.17 三大夜市の一つ「饒河街観光夜市」へ行ってみた
・Vol.18 初めての烏来(ウーライ)part1 トロッコ列車はアミューズメントパークの乗り物のようで楽しい
・Vol.19 初めての烏来(ウーライ)part2 「烏来温泉」といえば美人の湯。烏来名湯温泉会館に行こう!
・Vol.20 「礁渓温泉」でトマトジュースリベンジ。台鐵に乗って宜蘭へ
・Vol.21 宜蘭の東門夜市で宜蘭名物B級グルメ「葱油餅」「糕渣」「卜肉」を食べる。これってなんだ?
・Vol.22 台北から羽田経由で沖縄へ!?日本航空 JL96 台北(松山)ー羽田 エコノミークラス搭乗記
・Vol.23 羽田空港ダイアモンドプレミアラウンジでちょっと休憩して那覇へ。那覇の夜はジャッキーステーキで終了
・Vol.24 那覇空港でポークたまごおにぎり本店、JAL ダイアモンドプレミアラウンジでお食事。 日本航空 JAL906 那覇 – 羽田 「ファーストクラス」搭乗記
<旅程>
JAL915 羽田(12:25) – 那覇(15:00)
ANA460 那覇(8:00)-羽田(10:20)
NH853 羽田(13:20) – 台北(松山)(15:45)
JL096 台北(松山)(9:10) – 羽田(13:10)
JAL919 羽田(15:00) – 那覇(17:35)
JAL906 那覇(12:35)- 羽田(14:55)
目次
「宜蘭東門夜市」へ向かう
駅舎のキリンにはびっくりしましたが、なんとなくレトロな駅舎と街並みも綺麗に整備されています。
ただ人通りは少なめ。街は綺麗だけど少し寂しい感じがします。
駅前の活気ある商店街!って感じではありません。かと言って寂れているわけではないです。綺麗で静かな地方都市と行った感じです。
そんな中、宜蘭東門夜市へ行ってみることにしました。
「宜蘭東門夜市」の行き方
台鐵駅から歩いて10分ほど。意外と近くにあるんですね。
まだ少し時間が早いからか人もまばらです。
googleマップの「東門夜市」の場所まで逆走する形で通りを歩いて行きましたが、この辺は雑貨や衣料品がメインのようです。
観光客もまばらですからここはもっぱら地元の人が買い物に来るような夜市のようです。
どっかに食べ物屋さんがないかなぁ、、というわけで、さらに進んで行くと、、ありました。
ちょうど宜蘭市東港陸橋の下に屋台街が所狭しと並んでします。
とはいうものの、台北の巨大夜市と比べれば屋台の数も少なめ。割とこじんまりとしています。
道路の高架下ですから雨の日も大丈夫(笑)
観光客が押し寄せて長い列ができることもなく、ゆっくりご飯を食べることができます。
ほとんどが現地の方でしょうね。
宜蘭東門夜市で食べてみたB級グルメ「葱油餅」「糕渣」「卜肉」これってなんだ?
台湾の屋台で普通に食べられるものは台北で食べるとして(笑)、ここでしか食べれない珍しいものはないか、、と散策していたところ、結構並んでいる「葱油餅」の屋台を発見。
その近くには何やら見たことのない「糕渣」「卜肉」の屋台が、、
これは食べてみるしかない!というわけで、つまんでみました。
宜蘭名物「葱油餅」。油いっぱいで作る割には意外とさっぱりと食べられる
混み合う屋台もないのですが、唯一列ができている屋台があります。
宜蘭名物B級グルメ「葱油餅」のお店です。(キティちゃんらしきものは不問にします(笑))
作り方を見ていると驚愕の事実が、、
小麦粉で作った生地に小口切りにしたネギをたっぷり入れて焼きます。
焼くというか油で揚げている感じです(笑)油のプールにクレープが浮いている感じ、、
なるほど確かに「油餅」なんですね(笑)
元々宜蘭は「三星葱」というブランド葱の産地でそれを使った「葱餅」が有名になったようです。
現地の方は一人で何枚も買って行く人も多く、ちょっと気になったので買ってみました。
結構並んでいるのは、注文してから焼き上げるから。若干時間がかかりますが出来上がるまで待ちましょう。
あれだけの油を使って揚げるように焼いていましたが、意外とさっぱり。
サクッとした食感とあっさり塩胡椒味がなんとも美味しいです。
あまり油のしつっこさはありません。なんか昔懐かしい味。
味付けは胡椒と何やら怪しい甘辛ダレです。
そっか、、シンプルなねぎ焼きですね。素朴で飽きない味です。
まぁ何枚も食べると胃もたれしそうですが(笑)
宜蘭名物B級グルメ「糕渣」(ガオザー)と「卜肉」(プーロウ)を食べてみた
宜蘭東門夜市を歩いているといくつかの屋台で「糕渣」「卜肉」という見慣れない文字をみることができます。
これって台北では見たことがない、、なんだろう?ということで食べてみるとにしました。
「卜肉」(プーロウ)は豚肉のフリッター
これってなんだろう、、大がNT$100、小がNT$60です。
とりあえず「小」をお願いするとその場で油で揚げてくれました。
出来上がるとこんな感じになります。
これはいわゆる豚肉のフリッターです。
「卜肉」って見たことがないのですが、どうやら宜蘭独特の呼び方のようです。
卜肉の「卜(プー)」は、台湾語で炸、油で揚げるという意味で、小さくカットした豚肉に調味料をつけて、衣をつけて揚げたものです。
出来立てはものすごく熱いので火傷に注意です(笑)食べ歩きにはちょうど良いですし、しっかり味がついているのでとっても美味しいです。
もっと怪しい食べ物「糕渣(ガオザー)」これが台湾版「たこ焼き」みたいで美味しい!
もう一つの宜蘭B級グルメの糕渣(ガオザー)ですが、、これが外観からは全くわからない(笑)
なんか見た目は卵豆腐のようなんですが(小)ちょっと怪しげです。
頼んでみることにしました。
大がNT$100、小がNT$60で卜肉と同じお値段です。
注文してから待つことしばし、、で出て来たものを見ると随分様相が変わっていました。
あ、あれを油で揚げるんだ(笑)ここではなんでも油で揚げちゃうんですね(笑)
割と形がしっかりしているようですが、つまんで見るとめちゃくちゃ柔いんです。
口に入れると中身がトロッとした感じです。
これは味形が違うのですが、「たこ焼き」を想像してもらうとわかりやすいです。
周りはカリッとしていて中はとろっとろ。
胡椒味で、中身は旨味のある素朴な味です。
レシピを調べて見ると、、
鶏肉、豚肉、エビを水煮にした後ミンチにし、トウモロコシ粉、卵、調味料を入れてよく混ぜ、湯煎にしてとろとろのクリーム状にし、油を引いたばっとに流して固め、適当な大きさに切り、澱粉をまぶして油であげたもの糕渣(ガオザー)
ということで、なるほど旨味があるのも頷けます。卵豆腐のようだったのはきっとペーストを冷凍してあったのでしょう。
怪しいと思っていましたが、なるほど人気があるわけだ。とっても美味しいです。
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ビールと一緒に串焼きはいかが?色々な種類の串焼きがお手頃価格で食べられます
油で揚げた料理をつまんだので、もう少しさっぱり目のものが欲しい、、ということで隣の屋台で串焼きを食べることに。
店先にはたくさんの串が並んでいますので適当にチョイス。
裏でそのまま焼いてくれます。
あ、結構美味しい(笑)ビールのおつまみみはちょうど良いです。
台北でいつも食べている臭豆腐とか麺類ももちろんあるのですが、ちょっと変わったものを食べることができて満足でした。
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宜蘭から台北へ戻る、、宜蘭バスセンターから台北まで1時間でサクッと帰れる
台鐵の駅は宜蘭東門夜市から近いのですが、台鐵は台湾の北のほうをぐるっと回りますから少し時間がかかります。
やはりバスの方が早いのでバスセンターを目指して歩きます。
宜蘭バスセンターの行き方
夜市から徒歩15分ほど。
台鐵の駅を挟んで逆側にあるので少し歩きます。
うろうろしていたらすっかり夜になってしまいました。
台北直行はこちらです。
台北まではNT$128です。
悠々カードも使えますが、その場合は整理券が必要なのでもらっておきましょう。
この時間のお客さんは3名(笑)ほとんど貸切バスのようです。
ここから台北市政府駅バスセンターまでおおよそ1時間ほどで到着です。
台湾東部の街は遠くて行きにくいイメージがあるのですが、フカフカシートのバスを使えば楽々で行くことができます。
人だらけの台北に飽きたら東海岸の落ち着いた街に行ってみてはいかがでしょうか。
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