【Information】JAL 1月15日からリチウム電池取り外し不可の「スマートバゲージ」は機内持ち込み、預け入れ不可に!ほとんどのIATA加盟航空会社で規制!パソコンやカメラも預け入れできないの?

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明日から香港、ホーチミン、台湾と周遊の予定なのですが、ちょっと気になる記事を見かけました。

既に実施されているようですが、JALでは2018年1月15日からIATAの規定が改定に伴いリチウムイオン電池やリチウムイオン電池が内蔵されて取り外しができないものは手荷物にも預け入れ荷物にも入れることができなくなってしまっています。

リチウムイオン電池が取り外しできないものといえば、、最近のスマホもPCもだいたいそうですね、、

いつも機内で使わない時はPCを預け入れ手荷物に入れていましたし、航空会社の方も特に問題なく「取扱注意」の札をつけてくれていましたが、今後はどうなるのでしょう。

ちょっと中身をよく読んで個人的な解釈をしてみました。


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スマートバッゲージとは??

そもそも聞きなれない「スマートバッゲージ」ですが、どうやら「リチウムイオン電池が内蔵されている手荷物」のことを指すようです。

今のご時世でポータブルの電子機器でリチウムイオン電池を使っていないものを探す方が苦労するというのに一体どうしたことかとびっくりしました。

規定が細かすぎてわからない

JALのHPによるとリチウム電池の規定がのっています。

JAL リチウムイオン電池ならびにリチウムイオン電池を内蔵・装着した手荷物(スアートバゲージ)のお取り扱いについて

JAL HPより引用

うーん、、リチウム含有量なんてわかりませんからねぇ、、(笑)

もっとわかりやすい例としてはワット時定格容量で規定があります。こちらの方が現実的にわかりやすいでしょう。

JAL HPより引用

今までリチウムイオン電池の預け入れは予備電池を含めてNGでした。

一番気になるのはパソコン(PC)の扱いとモバイルバッテリーの取り扱いについてでしょう。

モバイルバッテリーは?

私が使っているモバイルバッテリーは3.6V 13400mAhですから48.24Wh。

JALの規定の表では特に問題なく機内に持ち込めます。

最近では更に容量の大きなものもありますので、予備電池2コまでの機内持ち込みに引っかかる可能性もあります。もっともそんなに大きなものを2つ持って歩くのもしんどいかもしれませんが。

ただし、逆算すると、、ほとんどのモバイルバッテリーが3.6Vとした場合は44444mAhを超えるモバイルバッテリーは手荷物でも持ち込めないということになります。

友人で50000mAhの巨大モバイルバッテリーを使っている人がいますが、これはアウトですね。

カメラなどに使われている予備バッテリーは、例えばオリンパスEM-1に使っているBLN-1は7.6V 1220mAhですから9.3Whなので特に問題なさそうです。

ワット時定格容量が記載されていないものは?

普通の人はわかりませんよね(笑)

バッテリーに小さな文字で記載されている(WAh)を探すしかないですが、ほとんどのバッテリーは(mAh)で表示されていたりしますので、それに電圧をかけてWにするために1000で割る必要があります。

電力(W)=電圧(V)×電流(A)

ワット時定格容量(Wh)=電圧(V)×電流量(Ah)

ワット時定格容量(Wh)=電圧(V)×電流量(mAh)/1000

こんな細かい規定は一般人にはわかりませんが、基本的にカメラ程度の予備バッテリーは手荷物に入れて持ち込むのと、市販されている超高容量のモバイルバッテリーは注意が必要です。

スマートバゲージの対応

機内持ち込み手荷物にする予備のリチウムイオンバッテリーについては上記の通りで少し厳格化されて基準も設けられました。

おそらく容量が肥大化するモバイルバッテリーに対応した基準だと思われます。

問題はリチウムイオン電池が取り外しができない「スマートバゲージ」の方です。

JAL HPより引用

要するに電池が取り外せないものは機内持ち込みも預け入れもできない!ということらしいです。

ただし、よく読むと下の方に但し書きがありまして、、、

JAL HPより引用

PC、タブレットに関しては機内に持ち込んで欲しいなぁ、、もし預ける場合は主電源を切って預けてくださいね、、と読むことができます。

最新のApple Mac Book Pro 15inchのバッテリー容量はAppleの公式HPによると99.5Whです。

機内持ち込みをするにしても個数制限の範囲内に入るぎりぎりの容量です。

一応文言を読む限り「自己責任で、かつ主電源をOFFにすれば預け入れができる」というふうに読めます。

今回のスマートバッゲージに対する規定変更はなんの為?

以前よりPCなどは預け入れの際には「壊れても保証できません」と念を押されて預けていましたが、おそらくその点は今までと変わりなく預けることができそうです。

ただし、主電源を切っているかどうかは確認されるのではないかと思っています。

今回の規制のメインは大容量化するモバイルバッテリーへの規制と、海外で流行っている「電動小型バイク」などの機内持ち込みと預け入れを禁止したということではないでしょうか。

確かにあれは巨大なリチウムイオン電池を積んでいますし、、最近海外でよく見かけるので持ち運ぶ人も多いからでしょうね。

キャセイパシフィック 航空でも同様の制限があります

明後日キャセイパシフィック 航空に乗って香港まで行くのですが、オンラインチェックインのメールに以下の文言が明記されています。

New smart bag policy From 1 January 2018, smart bags with non-removable lithium batteries will not be accepted as cabin or checked baggage.

Passengers who travel with a smart bag must be able to remove the battery in case the bag has to be checked-in at any point during the journey.

For more information on our baggage policies, please click here.<span class="su-quote-cite">キャセイパシフィック オンラインチェックインメール</span>

キャセイパシフィック航空では今年の元旦から禁止しているようです。

各社で禁止されると思いますが、各航空会社での荷物の取り扱いについてはその航空会社のポリシーに準じますので、乗り継ぎ便のある場合などは注意が必要です。

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