一夜明けるとようやく体力も復活です。今回の修行の最後のフライトです。元々旅割45でしか取ることができず、そのまま帰ってきても良かったのですが、空港でプレミアムクラスの空席を聞くとなんと空いている。+9000円でアップグレードしました。あれ、昔は8000円だったけど値上げしたんですね。ただ、このアップグレードが後の悲劇の救いになります。
ちなみに、、JALファーストクラスが+8000円のままで、サービスはJALの方が圧倒的に良いので微妙にコスパが合いません。JAL国内線ファーストクラスってつくづくすごいと思いますし、あれに追いつくには相当苦労しないと到達できないでしょう。何度乗ってもサービスの手厚さときめ細やかさは感服します。
今年のANAダイヤモンド修行の全投稿の記録は以下のリンクをご覧ください。
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目次
経路
第一区間
ANA463 HND(07:55) – OKA(10:45) プレ特28(2860pp)
第二区間
ANA2158 OKA(11:55) – NRT(14:20) M(Y)国内線乗り継ぎ(1968pp)
第三区間
NH807 NRT(17:20) – BKK(22:40) Y(Y) プレエコ(4703pp)
第四区間
NH848 BKK(10:25) – HND(17:55) Y(Y) プレエコ(4703pp)
第五区間
NH479 HND(20:00) – OKA(22:45) M(Y)国内線乗り継ぎ+UPG(2952pp)
第六区間
NH996 OKA(13:10) – HND(15:25) 旅割28→9000円でプレミアムクラス(2460pp)
合計プレミアムポイント 19646pp
2017年総合計プレミアムポイント 49169pp
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那覇空港は国際線ターミナルと国内線ターミナルを繋げる工事中
ちょうど3年前に新しい国際線のターミナルが出来て数多くの国際線が就航するようになりましたが、国内線と国際線ターミナル間は微妙に離れていて微妙な距離を歩かなければなりません。
昨年2016年7月15日から工事中だった国内線ターミナルから第3駐車場への通路も開通して、国際線ターミナルビルに歩いていけるようになりました。
どうやらここからも滑走路を見ることができて、屋根もあるので飛行機撮影にも最適!ということで次回行った時にちょっと見に行ってみます。
それとは別に国内線ターミナルと国際線ターミナルを直線的に繋げる工事が粛々と進められていて、その連結部に新ターミナルビル(約3万平米、4階建)を建設する計画になっています。
現在貨物地区にあるまさに倉庫!のLCCターミナルもこの連結ビルに移転する計画で格段に利便性が良くなりますね。確かに貨物ビルまでは専用の巡回バスで15分ぐらいかかるので結構面倒くさくて不便だったけれどこれで解消されるようです。
新ターミナルの完成は2020年の予定で、沖合に作っている那覇空港第二滑走路(2700m)の供用とほぼ同時に供用開始です。
そりゃそうですね。今でさえ一本の滑走路で飛行機渋滞が激しいのに、スポットだけ増やしても渋滞が激しくなるだけですからね(笑)
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就航できる滑走路の長さについて
那覇空港の現在の滑走路は3000m。新滑走路は2700m。就航できる機材が気になって調べてみました。
国内の定期航空路線の場合
1200m プロペラ機
1800m ジェット機(条件次第で1500m滑走路にB737を就航できないこともない)
2000m 380人程度乗れるB777-200まで就航可能
2500m すべての機材が就航可能
国際線の場合
基本は国内線と同様だけれど、乗客と貨物、燃料で重量が重くなり、条件的には厳しくなる。中型機でアジア便が就航するには2700mで可能。
B747などの大型機がヨーロッパやアメリカなどに就航するためには3000mの滑走路が必要となる。
那覇空港の場合は短距離のアジア線と国内線が多いので2700mで十分なんですね。
日本が誇る成田空港は?
成田空港は現在A滑走路が4000mで国内最大級。確かに長距離の大型機は成田にたくさん就航しているので納得です。
B滑走路は2500mで微妙に短い(笑)一応B滑走路も1000mほど拡張されるようだけれど、早めに供用開始しないと羽田の拡張で旅客が一気にそちらに行ってしまって成田が忘れ去られてしまうかもしれないですね、、
都心に近い羽田空港空港は?
A滑走路 3000m
B滑走路 2500m
C滑走路 3360m
D滑走路 2500m
うーん、長距離国際線の大型機はA滑走路かC滑走路。
羽田は巨大空港だと思っていたけれど、滑走路の長さからみて見ると、羽田国内線としては十分だけど長距離国際線がたくさん就航するには若干滑走路の長さが足りないんですね。道理でA380とか来ないわけだ。横風が吹いたらB滑走路もD滑走路も降りれませんからね。
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海外の巨大空港は本当に巨大だった
スワンナプーム国際空港
4000mと3750m滑走路2本で運用中。将来的に4000m滑走路2本が増設される。さすが巨大です。
クアラルンプール国際空港
4000m滑走路2本で運用中 将来的には更に4000m滑走路2本が増設される。
香港国際空港
3800m滑走路2本で運用中 第3滑走路を建設中
シンガポール国際空港
4000m滑走路2本で運用中
アジアのハブ空港になるためには4000m級の滑走路が最低2本は必要ラインのようです。
日本も小さい空港をちまちま作るより数カ所にどーんと大きい空港を作らないと世界に取り残されてしまうような気がして怖いです。まぁ鎖国をするなら別ですが。
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第六区間 NH996 OKA(13:10) – HND(15:25)
書いているうちに横道に逸れてしまいましたが、最後のフライトです。
NH996 沖縄 – 羽田 ボーディング
定刻にボーディングです。ここまではいたって普通の風景で、15時半ぐらいに羽田に到着して自宅には夕方には到着かなぁ〜と呑気に考えていました。
本日の機材はちょっとお鼻の擦りむけたBoeing777です。なんかぶつかったんですかね。ここまで塗装が剥げているのもあまりみたことがありません。
プッシュバック後、、、動かない
定刻にドアクローズしてプッシュバック後エンジンが始動してさて滑走路へ、、、、ん?ずーっと動きません。どうしたのかなぁと思っていると、機長から機内アナウンスがありました。
どうやら自衛隊の戦闘機が滑走路上でトラブったようで、1本しかない那覇空港の滑走路が閉鎖されてしまったようです!!
そのままボーディングブリッジへ逆戻りです。しかも、ロビーには戻れないので機内で待機です。
プレミアムクラスにアップグレードしておいて運が良かったです。離陸まで2時間ほど駐機場で待機です。その間飲み物などを配ってくれましたので、ゆっくりできましたが、エコノミーだったら少し辛かったでしょう。
結局滑走路がオープンしたのが15時過ぎで、結果的に2時間遅れで出発です。きっと離島便とか大混乱だったでしょうね。今回は国際線乗り継ぎがなかったのは不幸中の幸いです。
NH996 沖縄 – 羽田 プレミアムクラス機内食
13時までは昼食でお弁当なのですが、この便は13:10分発なので軽食です。わずか10分の差なのに、、いつものサンドイッチとお菓子です。せっかくだからちゃんとしたお食事してほしいなぁ。
2時間遅れで那覇空港を出発しましたので、到着ももちろん2時間遅れ。結局飛行機の中にいたのは4時間半です。香港までいけちゃいますね(笑)最後の最後でトラブルに巻き込まれてしまいましたが、乗り継ぎがあったわけでも家に帰れなかったわけでもないので、今回は不幸中の幸いでした。
さて今月分の修行は終わりで、2月下旬に今度は那覇宿泊のないバージョンのバンコク、シンガポールが待ってます。そこまでこなすと3月までのANAダイヤモンドに一気に近づきます。無事に解脱できるか、、
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