イーペン祭り2016(ロイクラトン祭り)を見物にチェンマイまで行ってきました / Vol.5 バンコクに到着 プミポン国王崩御で空港も街から色がなくなり白黒の世界に

Terminal21入口に飾られた国王様追悼の祭壇
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ー敬愛するプミポン国王の崩御に対し哀悼の意を表すとともに、タイの皆様の心中をお察し申し上げますー

10月に以前よりお身体を悪くされていたタイのプミポン国王が崩御されました。

いつかはこの日が来るということは覚悟していましたが、いざ現実に崩御されるとタイの皆さんの心中を思うと心が痛みます。心からご冥福をお祈りいたします。

崩御されてから既に約1ヶ月。空港に着いて驚きました。

全てが白黒の世界です。

いつもの色彩豊かなカラフルさはありません。

旅行期間 2016/11月
エリア  沖縄 バンコク チェンマイ
テーマ  街歩き、食べ歩き、飛行機、お祭り

目次

シリーズ前編<沖縄タッチでバンコクへ向かう編>はこちらから
シリーズ中編<今年のランタン祭りはしめやかに編>はこちらから
シリーズ後編<再びバンコクへ。スマホ修理はタイに限る>はこちらから

<沖縄タッチでバンコクへ編>
・Vol.1 今年もチェンマイへ!え、最初の目的地は沖縄!?
・Vol.2 日本航空JAL900便搭乗記~沖縄から羽田乗り継ぎでバンコクへ~ 朝ごはんはもちろんJALファーストクラスラウンジで。
・Vol.3 日本航空JL31 羽田 – バンコク ビジネスクラス は今回もJAL SKY SUITE III だいぶ慣れました
・Vol.4 日本航空JL31 羽田 – バンコク ビジネスクラス機内食
・Vol.5 バンコクに到着 プミポン国王崩御で空港も街から色がなくなり白黒の世界に
・Vol.6 2016年11月時点のバンコク両替レートチェック/空港とアソーク駅周辺比較
・Vol.7 バンコクでTHE WESTINに一泊。激安マッサージMay MassageへGo

全投稿の目次リンクは下記をどうぞ


スワンナプーム国際空港に着陸

今日は着陸時も天気が良いので上空からスワンナプーム国際空港の全貌がはっきり見えます。(0’10″〜0’36″)日本から来る場合、ベトナムのダナン近辺からタイに向かって進路を変え、スワンナプーム国際空港に向かって飛行し、左に旋回して右手に空港を見ながら一旦通過、洋上にでて右旋回して空港に着陸するルートが多い気がします。

もちろん風向きによって違いますけれど。

そんなスワンナプーム国際空港も更にターミナルを増設して拡張工事の真っ最中です。

本当にどこまで巨大になるんでしょうね。

それにしても上空から見るスワンナプーム国際空港は巨大ですターミナルがでかい。

歩いて端から端まで乗り継ぐのに時間がかかるのはよくわかります。

空港に着いて驚いた。全てが白黒の世界

プミポン国王が崩御されてから、タイ航空やタイのJALのホームページ、携帯電話会社のホームページから色がなくなり白黒の世界に変わりました。

スワンナプーム国際空港

スワンナプーム国際空港

スワンナプーム国際空港

スワンナプーム国際空港

到着して入国審査から手荷物検査場、到着ロビーにいたる全ての巨大モニターにはずっと国王様追悼の映像が表示されています。

何度となく通過する場所なのですが今回は全く違う雰囲気です。

スワンナプーム空港から市内へは電車が便利でお得

ぼったくりタクシー横行で嫌気が差す

バンコク市内へはひと昔前まではバスなどの公共交通機関らしいものは不便で使いにくく結局はタクシーしかありませんでした。

おまけに相当な確率でメーターを使わずに固定料金を交渉してくるなど大変面倒でした。

もっとも、その固定料金も高額をふっかけてくるわけではなく割と妥当な額ではあるのですが、、しかしたまーに運が悪いと改造メーターを使っている車両に当たってしまって通常の倍の料金を請求されたりとタクシーにまつわる話は嫌という程経験しています。

空港でのタクシーの乗り方(2016年版)

一応タクシーの乗り方も書いておきます。開港当初から色々と変わって来ましたが、一昨年ぐらいからタクシーのシステムが更に大きく変わりました。1Fのタクシー乗り場に行くと、、

スワンナプーム空港タクシー乗り場

スワンナプーム空港タクシー乗り場

タクシー乗り場の案内がありますのでその方向に行きます。

タクシー発券機

タクシー発券機

なにやら物々しい機械ですが、何のことはありません。

スクリーンをポチッと押すだけで紙が出てきます。

これだけのためになんでこんなたいそうな機械を作ったのか、、よくわかりません。

導入開始時は悲惨でした。

押しても出でこない、、と思ったら「ここを押して!」と画面のマウスポインターの矢印の先を指差します。

なんとピンポイントな、、、まぁ一年ほど経ってようやく使える代物になったようです。

タクシー乗り場

タクシー乗り場

紙に書かれているレーンに行けばタクシーが待っています。

そこで運転手に紙を渡して行き先を告げればOKです。

一時期ぼったくりタクシー撲滅のためにルールが厳格化されて、一瞬だけ対応がよくなった時期もありましたが、そこはタイです。

なんとなーく以前とおなじに戻った気がします。

空港からはメーターの料金に空港使用料金50THBが加算され、高速道路を使った場合はその料金も加算されます。

バンコク市内までの高速料金は使う路線によりますが概ね100THBぐらいです。

スクンビットやシーロムまでは渋滞がなければメーターで200THB〜300THBぐらい。

タイはチップの文化がありますので、それに端数切り上げ分ぐらい。

ですから総額で350THB〜500THBぐらいでしょうか。

渋滞があればその時間も加算されて行きますのでどんどん料金は上がって行きます。

料金と時間を考えるとたくさんの荷物を抱えていなければ鉄道の方が圧倒的に便利です。

エアポートリンクのMRTとBTSへの接続が改善

バンコクの朝夕の交通渋滞は有名なのですが、2010年8月23日にARL(Airport Rail Link)が当初の2007年開業予定から遅れに遅れ開業しました。

ようやくぼったくりタクシーから解放される!ということで開業た当初一度乗ってみたのですが、、これがまたひどかった。

何が酷いかというとARLからMRT(地下鉄)やBTS(高架鉄道)への乗り継ぎルートが整備されておらず、マッカサン駅でのMRT駅への乗り継ぎなどはスーツケースを転がしながらタイ国鉄の踏切を渡り、歩行者用横断歩道のない交通量の多い大通りを横切って行かなければならないなど悲惨な状態で一度使っただけでやめてしまいました。

久しぶりに使ってみる気になって昨年使って見たところ、、立派な接続ルートが整備されています。ちょっと歩かなければいけませんが車も来ないし安全です。

これは使える!ということでそれからというもの空港へは行き来は電車を使うようになりました。

エアポートリンクの乗り方

簡単です。切符を買って改札を通過して乗るだけです。

エアポートリンク券売機

エアポートリンク券売機

ごっつい割りに硬貨認識率の低い機械です(笑)

エアポートリンク券売機

エアポートリンク券売機

行きたい駅の名前のところをタッチします。ん?全部タイ語?大丈夫です。

右上にENGLISHの文字をタッチすると駅名が英語に変わります。

ちょっと反応が鈍いけれど根気よくやれば大丈夫(笑)

エアポートリンク券売機 英語表示

エアポートリンク券売機 英語表示

駅名を押すと料金が出てきます。

バンコクの中心(マッカサン駅)まで35THB、、タクシーだと300THB。一人だと断然鉄道が安いし渋滞もない。

紙幣や硬貨を入れると500円玉ぐらいの黒いトークンがポロンと出てきますのでそれが切符です。

エアポートリンク改札

エアポートリンク改札

入る時はトークンをタッチするとゲートが開きます。

出る時はトークンを入れる場所がありますからそこに入れるとトークンは回収されてゲートが開く仕組みです。

マッカサン駅で地下鉄に乗り換える

ARL車両@マッカサン駅

ARL車両@マッカサン駅

マッカサン駅の改札を抜けるとMRTの表示がありますのでそちらの方向に歩いて行きます。

Phetchaburi駅へ

Phetchaburi駅へ

接続する駅名はペッチャブリ駅(Phetchaburi station)

マッカサン駅からペッチャブリ駅までの長〜い廊下

マッカサン駅からペッチャブリ駅までの長〜い廊下

ここを延々と歩いて行きます。

マッカサン駅からペッチャブリ駅まではゆるい下り坂になっいるので楽なんですが、逆は、、行きはヨイヨイ帰りは、、ですね。

なんでこれ平坦にしなかったんだろう、、最後はエスカレーターになってるのに(笑)

大通り

大通り

開業当初はこの交通量の多い交差点を左上のMRTの駅まで歩いて行ったんです。

この連絡通路はありませんでした。

なぜ嫌になちゃったかお分かりになると思います。


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MRTに乗り換えます

ペッチャブリ駅

ペッチャブリ駅

MRTの駅のつくりは非常に良いです。

それもそのはず。

日本の円借款をメインにして大林組、鹿島建設、熊谷組、東急建設、西松建設も入って地盤の軟弱なバンコクの地中に穴を掘ったのですから立派なものです。

ペッチャブリ駅

ペッチャブリ駅

それにしても人がいない、、開業当初は本当に人がいなくて、これどうするのかな?と心配しましたが今ではその心配は無用です。

ラッシュ時は電車の中も山手線並に混み合います。

とはいうものの、日本みたいに立っていられないほどぎゅうぎゅうに押し込むわけでもなく、普通に立っていられる程度の混み具合です。

MRTのBTSも開業した当時は料金もバスに比べて高かったので観光客が使う乗り物でしたが、今では所得も上がり、快適性に気がついたタイの人たちの重要な足になっています。

そのため急速に混み始めていて車両数も増やしているようですが、追いついていないように思えます。

バンコク MRTの様子

バンコク MRTの様子

プラットフォームは転落防止柵でガードされていますから安心です。この辺は最新の技術を取り入れています。

床に後付けで少しチープな黄色のテープが貼られていますが、これが重要なんです。

電車を待っている時にこの枠内にいないとピピピピ!と係員の人に怒られます。

この枠からホームドアまでの間は通路なので、ぼーっと立っていてはいけないんです。

このルールは意外なことに(と言っては失礼ですが)現地のタイ人は厳格に守っています。

たまーにフライングするおじさんおばさんはいますがそれはご愛嬌で。


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バンコク市内も追悼色で溢れています

Terminal21から望む

Terminal21から望む

通常はきらびやかな広告が配信されているディスプレーも追悼色一色です。

Terminal21入口に飾られた国王様追悼の祭壇

Terminal21入口に飾られた国王様追悼の祭壇

デパートやホテルはどこも入口に国王様の追悼の祭壇が設置されています。

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