大人の休日倶楽部旅最終日。
八戸のみなと食堂でひらめ漬け丼を食べてあとは八戸経由で仙台まで南下、急遽入れたニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所を目指します。
ところが、、、
なんと上野ー大宮間で起こった架線トラブルの影響をモロにくらってしまいました。
お昼にいる場所は八戸。
新幹線が動いていない状況でさて今日中に神奈川の自宅に戻れるのでしょうか(笑)
その顛末をお伝えします。
旅行期間 2024/1月
エリア 東北(青森・岩手・福島)
テーマ 大人の休日倶楽部パス東北グルメ旅
・Vol.1 宇都宮餃子ハシゴしてみた
・Vol.2 米沢牛ラーメンの贅沢な味わいに感動
・Vol.3 盛岡冷麺の魅力を探る
・Vol.4 アートホテル盛岡で快適な一泊と岩泉ヨーグルトの朝食
・Vol.5 八戸のみなと食堂で絶品ひらめ漬け丼を食べてみた
・Vol.6 新幹線架線トラブルで八戸から自宅への帰路が大冒険!
目次
さて、八戸に到着するとなにやら不穏な空気。。。
八戸線に乗っているときにスマホに着信したニュース。
「上野ー大宮間で架線トラブル、新幹線運休」
え〜新幹線止まっちゃった?
とはいえ一斉に止まるってことはないんだよなぁ。。
ギリギリ仙台まで行けないか?
そんな淡い期待を持ちながら八戸に到着しました。
在来線から新幹線への乗り継ぎ時間は7分。
さっさと新幹線改札口に向かいます。
八戸駅はお客さんまばら。
でも新幹線改札口で数名のお客さんと駅員さんが話しています。
「はやぶさ18号って動いてるんですか?」と聞いてみると「運休連絡は来ていません」というのでとりあえずホームへ行ってみることに。
電光掲示板には一時停止の文字が!
あ、新幹線止まっちゃってる(笑)
東京からこんなに離れた北の地にも即座に影響するんですね。
まぁそりゃそうか、どっかが止まれば時速300km/hの速度で走っているものは止めますよね(笑)
期待としては”大したことなくてすぐに復旧する”パターンとか”どこかで折り返し運転するパターン”とか色々あると思うのだけど今回はどうなるんだろう?
20分ぐらいならスケジュール挽回できるんだけど(笑)
その時はそんなことを考えながら仕方がない、ホームの待合室で待つことにしたのでした。
過去の旅行中のトラブル色々と切り抜けて来た
旅行していると色々とトラブルは起こるものでして、、
今回もまさかここで足止めになるとは考えていませんでした。
まぁ突発的なことは起こるもので、そんな時には冷静に現状を分析して妙なこだわりは捨てて最適解を見つけることが必要です。
交通機関に乗車中はもう祈るしかありませんが、動けるようになったら可能な限り走る!(笑)
1分1秒で後の状況が随分変わります。早めの行動でその後の展開が変わることって結構あります。
躊躇せず一瞬の判断で行動しなければなりません。
ふと過去に色々あったなぁと思い出しましたのでちょっとご紹介します。
CASE1 早朝の羽田空港行きの京急線が止まっちゃった!
電車で15分で羽田空港まで行けるのに止まってしまって飛行機に間に合いそうにない!
どうする!?
CASE2 え、なんでこの時間に渋滞??祈るしかない時にどうすれば良い?
いつも乗っている空港バス。
乗り継ぎがきつきつの旅程のときに限って渋滞で保安検査場通過時間に間に合わない!?
そんな時どうする!?
教訓:早朝のバスは危険(笑)出来るだけ電車を使う方がベター。
なぜならバスは降りられないので祈る以外に手段がない。
電車は降りて別路線やタクシーという別の選択肢もあるかもしれないので対処の仕方が複数存在する可能性がある。
CASE3 暴風で折り返し電車が急に運休?仕方ない、、泊まろう!(笑)
釧路で取り残されてしまった!よくこの状況で観光行ったなぁ。。(笑)
CASE4 まさかのミャンマーの山の中で立ち往生、翌日の帰国便にも影響しそうな雰囲気だけどどうする?
全てがタッチの差で危機をクリア!振り返ってみればまさに冒険活劇?のようなリカバリーでした。
CASE5 海外でスマホをスられた!さてどうする??
海外でスマホを白昼堂々スられた!そんな時どうする?
その経験を活かしてスマホ盗難い備えてあらかじめどうしたら良いかまとめを作ってみました
CASE6 台風で飛行機が欠航しそう?どうする?
台風接近中。。このまま出発すると帰って来れないかも(笑)
そんな時どうする??
まぁ色々ありました(笑)
やっぱり全部書き残しておくと情景が思い浮かんでボケた時もきっと忘れないので貴重ですよね。
旅行中のトラブルを回避するには?
突発的なことで色々とトラブルに遭遇してきました。
突発的なことは防ぐ手立てはないのですが、それでも逃げ道を用意しておくことは可能です。
トラブルの予感を事前に予測して対策をふわっと用意しておくことは必要です。
1.無理なスケジュールを立てない
例えば無理な乗り継ぎの計画をしない!(笑)
LCCの乗り継ぎは欠航や遅延などかなりの確率で予期できるので可能な限り間を開ける、肝となる箇所には利用しない(笑)、予め1泊して相当遅れない限り大丈夫にしておく(笑)などが必要です
2.なんでもバックアップは考えておく
用意しておくとベターですが、全部用意すると大変なので(笑)考えておくってのが大切です。
ただし必需品に関してはバックアップ手段は持っておくことは重要です。
私は海外に出る時はスマホは必ず1台は別端末を用意してあります。
今の時代スマホがなければ道に迷う(笑)
航空券もほとんどスマホの中に入っているので途方に暮れてしまいます。
eチケのコピーなどほぼ全てクラウドへ。
端末が盗難や故障で使えなくなった時も別端末で応急措置ができるようにしてあります。
3.飛行機が欠航になったらどうする!?
搭乗する飛行機が飛ばなくなった時はどうするってのもある程度考えた方が良いです。
フルサービスキャリアならばカウンター、コールセンター、ホームページなどとにかくあらゆる手段で速攻で代替え手段を確保!
LCCは絶望的なので代替え手段を予め考えておくってのも大切です。素直に宿泊先を手配する、別のチケットを探して速攻で予約する!(搭乗者はみなさん同じ状況なので他に人が動いた時には亡くなる可能性あり!)
そうそうトラブルって起こることでもないのですが、油断しているときに限って起こるものですので冷静に対処が必要です。
いろいろありましたが、そもそも旅行する機会が多いのでたくさんありますが、そうそう起こるものでもありません(笑)
結局2時間半遅れで動き始めた!
どのぐらい止まっているのかなぁ〜と思い始めて1時間。
あ、もう計画していたスケジュールはこなせない。。と諦めてニッカウヰスキーにはキャンセルのお電話。
あれ?今日家までたどり着けるのかな?(笑)
うーん、辿り着けない時はどっかに宿泊しなきゃ!
そんなことを考えながら2時間が経過(笑)
ようやく2時間半遅れで停止していたはやぶさ18号がやってきました。
新幹線の中で缶詰ってのも嫌だけど結局ホームの待合室でずっと座っていたのでできればふかふか椅子の方が良かった(笑)
なんてことを考えながらとりあえず乗り込みました。
元々仙台まで行く予定で指定をとっていたわけですが、どうやら仙台より先は新幹線止まっているみたいです。
仙台までか〜
最悪仙台で宿泊?
ひょっとして常磐線で帰る!?まさかねぇ。。と思っていましたが、そのまさかが現実になるってのはすぐにやってくるのでした(笑)
特急ひたちは超満員!身動き一つ取れないまま5時間は辛い!ここで痛恨のミス!!
はやぶさ18号で仙台に向かう間に状況がだんだん把握できてきました。
上野ー大宮間で発生した架線トラブルは想像以上に深刻でどうやらしばらく復旧しそうにない!
仙台から「常磐線」で東京まで行くルートの案内までやってるし。。。
ということで速攻で駅ネットで検索!
あ、特急ひたち26号の指定席特急券が△になっていてまだ残ってる!
うーん、買っちゃうか。。。
いや待てよ、せっかくのフリーパスで乗れるのでここで購入するか?
この気の迷いが失敗でした(笑)
そこで購入できればそのまま座って帰れたのに(笑)
見つけたのに購入しなかったのは痛恨のミスでした。
教訓:トラブル発生時に空席を見つけたら即ゲット!
仙台に到着して在来線のホームに向かいます。
窓口は特急券を購入する人で長蛇の列。
今回はフリーパスを持っているのでそのまま乗れるのでそこはスルーできました。
ホームに行ってみると。。。
やっぱり人で溢れている。
ただしまだ並んではいなかったので乗車口にさっさと並んでおきました。
ほどなくそこから長ーい列が発生。
特急ひたちも自由席はなくて指定のみとのことでしたが、今回はとりあえず乗り込んでよしということなので乗り込みます。
まるで早朝のラッシュアワーの感じで鮨詰め状態で発車です。
仙台から東京まではやぶさだと1時間半ほどで到着しますが、常磐線だと特急電車でも5時間ほどかかります(笑)
なんなら在来線だと10時間オーバーです(笑)
新幹線に慣れていたので距離感が麻痺していますが実は仙台遠いんです(笑)
それにしても5時間近くこの体制、、これはキツすぎる。
何か良い手はないものか。。。
早速スマホで検索を始めたのでした。
在来線を入れ込んで良い手を発見!大混雑の特急車内から逃げ出す!
どこかで乗り換えをして在来線に逃げられないものか。。
そんなことを考えていたのですが、車内アナウンスで「原ノ町で在来線に乗り換えができます」の言葉を聞き逃しませんでした。
そうか、在来線との接続があるのか。。
でも在来線はもっと遅いし他に早い電車はないのか!
と思ったらありました!
いわき始発の特急ひたち28号!
ひょっとして在来線を使って乗り継げばこれに接続できないのかな??
というわけでさらに検索。
そうか、今乗っている激混みの「ひたち26号」はまもなく原ノ町に到着。
乗り換え20分で常磐線の普通列車に接続できて、そこからいわきまで1時間半。
で、いわきでいわき始発のひたち28号に乗れば2時間20分で上野まで到着するな。。
素晴らしい!乗り継げる!(笑)
とりあえず駅ネットで見て空席見ると特急ひたち28号は指定席空いている。
原ノ町で特急券を発券して貰えばいいんじゃない?
でもさっき致命的な痛恨のミスをしたしなぁ(笑)
とりあえず駅ネットで予約状況を監視して予約状況が△になったらとりあえず確保。
○のままならば駅の窓口で今持っておる新幹線チケットと交換という方針で大丈夫か?
原ノ町で激混みの特急電車を下車して在来線に乗り換え
原ノ町に到着!
ここまで乗り都合としている特急ひたち28号の空席は○のまま。
お、これなら大丈夫!ということでここで在来線に乗り換えるために下車します。
この駅で降りる人はほぼいない。。
通路にも座っている人がいて、デッキもぎゅうぎゅう詰めでした。
指定を持っている人が乗り込んでも座席に行けない状況になっていて大変でした。
1時間20分ほどこれに乗ってきたわけですが、あと3時間は耐えられん、、といわけでここで下車。
速攻で駅の事務所に行って最後に使えなかった仙台から東京までの新幹線指定席特急券を特急ひたち28号の指定券に交換してもらいました。
これで大丈夫。
座って帰れる(笑)
時間はかかるけど。
停車中の常磐線に乗り込んでいわきまで1時間半揺られることになりました。
さっきの通路まで人が溢れて身動きが取れない状況から一転、がらがらです(笑)
なんなら前の座席に足を伸ばして座れる(笑)
長距離電車なのでちゃんとトイレもついているし(笑)
いわきに到着!特急ひたち28号に乗り継ぐ、しかし!最後の試練が!
いわきに到着して特急のホームへ向かいます。
今日は長い1日でした。
これに乗れば今日中に家に帰れる。
仙台は新幹線がないとこんなに遠いのかと実感しました。
ここからは特急に乗り換えます。
もちろんガラガラです(笑)
ただし最後の最後でハプニングが!
なんとこれだけ空いているのに通路を挟んで横の席にサラリーマングループが座席を回して宴会を始めたのでした。
くだらない愚痴宴会は居酒屋とかでやってくれよ〜
まぁ常磐線はあまり乗客に質が良くないってのは昔からなのですが(笑)まだこんな迷惑リーマンが生息していたのか。。。
コロナで一掃されてそれは良いことだと思ってたのに。
ざっとメンバーを見渡してみると一番偉そうな人、その横にはコマ使いの若者(ちょっと歳とってるけど)、その前にはちょっと気の弱そうな、でも酔っ払うと爆発しそうな(笑)頭の薄い小太りおじさん、その横にはおそらく太鼓持ちと思われる中堅どころの小太りのおじさんの合計4名。
一番の若造はビール買ってきたり、酎ハイを買ってきたり、ゴミを捨てに行ったりとちゃんと働いていましたが、まぁ会社の中での光景が目に浮かぶようで気の毒。。
というか、こんな会社まだあったんだ、、、
まさにジャパニーズトラディショナルカンパニーの社畜なんでしょうね。
そもそも4人で出張なんてなんて景気の良い会社なのでしょう(笑)
まぁあまり優秀そうには見えませんでした。。
優秀な人は2時間半もあれば報告書とか資料とかを車内で作成してメールでバシッと提出するぐらいのことはしますからねぇ。。
東京まで2時間半、1時間程度で終わりにして寝てくれるかと思いきや結局最後までずっと宴会が続いて大迷惑だったのでした。
他の座席に移動しようにも途中からポツポツと乗り込んでくるので空き席を見つけるのが面倒だったので仕方なく我慢しましたが、これ一掃できないもんですかねぇ。
旅の終わりに
今回一泊二日で東北の美味しいものを食べて回るということをやってみました。
しかし最後に痛恨のトラブル!
突発的なトラブルでしたが、まぁ無事に家に帰れたのでよしとしましょう。
心残りはニッカウヰスキー蒸溜所見学と牛タンをまた食べ損なってしまったこと。
ただ、次の計画はなんとなく決まりました。
福島の温泉、八戸の奥港漁港の朝市、ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所リベンジ、そして仙台の牛たん(笑)
今年はどこかでこれを入れ込んでいきたいです。
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