先年から爆発的に普及し始めているChatGPT。
AIを使って膨大なネット上のテキスト情報を学習して自然に対話しているように自然な文章を生成してくれるという最先端のテクノロジーです。
吐き出される文章は驚異的。
とはいうものの、論文のような文章は得意ですが漠然とした質問に対してはもう少しAIもお勉強が必要なようです(笑)
今回は現在進行形で執筆中の「会津若松」の旅行記で使えないか色々と質問してみましたがあまりに的を得ていない回答が返ってきました(笑)
質問の仕方が悪いのか日本語の学習がまだまだ足りないのか、、、きっとこれから加速度的に進化していく気がしますが、当面は使い物にならないってことがわかりました。
ChatGPTとは?
今流行りのChatGPT。
まずはその説明を自分でやってもらいましょう(笑)
質問文は「ChatGPTを初心者に対して説明するための説明文を書いて。」としてみました。
さてこれに対して返ってきた回答は。。
「ChatGPTは、人工知能技術を使って文章を生成するモデルです。このモデルは、大量のテキストデータを学習し、自然な文章を生成することができます。ユーザーが何か質問をすると、ChatGPTは質問に対して適切な回答を生成します。このモデルは、日常の会話や問題の解決など、様々な用途で使われます。初めてのユーザーにとっては、ChatGPTは驚くべき知識と能力を持ったトライアル・フレンドのような存在です。」
うーん、まぁまぁかな(笑)
なんとなくわかるぐらい?
元が英語メインのシステムなので複雑な日本語に対応するのは至難の業だと思われますが、それなりに流暢な日本語が生成されますね。
ChatGPTに「会津若松」の観光名所について聞いてみた
先月行った会津若松のまとめを書いているのですが、なかなか進まず(笑)
写真が多いのと情報を確認しながら書いているので意外と時間がかかるものなのです。
この作業をひょっとしてChatGPTで一部肩代わりしてくれないか。。
そんなことを考えてちょっと試してみました(笑)
質問「会津若松の観光名所を教えて。」
観光名所を漠然と聞いてみました。
すると。。。
ChatGPT「会津若松は、自然豊かな地域と歴史ある文化が共存する観光地です。以下は会津若松の観光名所のいくつかの例です:
会津若松城跡:14世紀に建設された城跡。城跡の周りには、歴史的な建造物や庭園が残されています。
富岡製糸場:19世紀に建設された製糸場。製糸技術を学ぶことができる博物館もあります。
大沼温泉:会津若松周辺にある温泉地。自然豊かな環境と美しい景色が特長です。
蓮池渓谷:会津若松周辺にある美しい渓谷。自然を楽しむことができるトレッキングコースもあります。
藤岡八幡宮:会津若松にある神社。古代から続く伝統的な文化が体験できます。
これらは会津若松の観光名所の一部です。自然や歴史、文化など、様々な観光スポットがありますので、興味のあるものを選んで観光すると良いですよ。」
そうか、まずはお城が出てくるのか〜
2番目の富岡製糸場ってのは???
これって群馬県の富岡市にある世界遺産ですよね(笑)会津とは関係ない、、、
なんでこれが会津若松の観光名所検索で出てくるんだ?
3番目の大沼温泉。
別途Googleさんで検索したところ出てくるのは北海道(笑)
会津若松には一応「福島県大沼郡」ってのが会津若松の近くにあるのだけれど、、、特に有名ってわけでもないみたい。
4番目の蓮池渓谷ってのも会津若松の近くにはない(笑)
どっから持ってきたんだ?
5番目の藤岡八幡宮ってのは?
会津若松に絞って検索してもヒットするものはないし、そもそも藤岡八幡宮という有名な神社もない(笑)
結局回答された5つのうち1つだけが正しくて他の4つは全く違う(笑)
うーん、、、まだこの手の質問は苦手なのか??
観光案内として漠然と質問するにはまだ程遠いって感じですね。
ChatGPTに会津若松の郷土料理について聞いてみた!
観光名所についてはほぼ全滅でしたが(笑)、ご飯についてはどのような回答があるのかやってみました。
質問「会津若松の郷土料理について教えて。」
さて回答は。。。
ChatGPT「
会津若松は、福島県にある地域で、郷土料理が豊富なエリアです。以下は会津若松でよく見かける郷土料理のいくつかの例です:
1.若松牛:会津若松で生産される高品質の乳牛肉を使って作られる焼肉。
2.かまぼこ:会津若松の代表的な伝統的なお菓子。魚介類を素材にして作られ、揚げたり、煮たりして食べます。
3.会津米:会津若松で栽培される高品質の米。おいしい味と粘りがあり、炊きあがりも良いと評判です。
4.会津野菜:会津若松で栽培される新鮮な野菜。特に大根やキャベツなどが有名です。
5.きんぴらごぼう:会津若松で作られる魚介類の煮物。魚介類を炒めて煮たもので、日本の食文化に根ざした一品です。
これらは会津若松の郷土料理の一部です。地元のレストランや宿泊先で、これらの料理を味わうことができます。」
1番の若松牛ってのは確かにあるのだけどGoogle検索でヒットするのは福岡の若松牛(笑)
若松牛ってのは会津若松と合わせてGoogle検索してもヒットするものがない。
これもどっから情報を合成したのやら(笑)
2のかまぼこってのがよくわからない(笑)
かまぼこは小田原だろう(笑)
しかもかまぼこは「お菓子」になっている?確かに練り物系は英語で「Fish Cake」っていうこともあるのでそこから連想してお菓子になっちゃった?
これもイマイチ。
3の会津米。ここにきてようやく正解(笑)
4の会津野菜ってのは、、、
確かに会津特産の野菜ってのはあるのですが、回答が妙にざっくり(笑)
キャベツと大根が有名??
会津の伝統野菜を検索してみるとこんなもんが出てきました。
ここまで読み解いて文章に入れてくれると良いのだけど。。。キャベツが会津の伝統野菜ってこともないようです(笑)
5番の「きんぴらごぼう」は、、、、日本各地にありますよね(笑)
しかも明らかに説明文が違ってる(笑)
魚介類の煮物ではありません!(笑)
いったい何を学習したらこんな回答が返ってくるのか。。
まだ日本語は学習途中のようですね(笑)
まとめ
膨大なテキストデータを学習して自然な文章を生成できるというChatGPT。
プログライミングや学術論文など構造的にロジックがしっかりとしているものに対しては相当賢くて(笑)人間が作るよりも正確に文章を作ってくれます。
ひょっとして観光旅行ガイドなんてやってくれるのかな?と思ったのですが、さすがにおそこまでは進化していなかった、、そんな感じがします。
哲学的なこととかを質問すると当たり障りのない解答を流暢な日本語で返してくれるので雑談にはとっても面白いんですけどね〜
正確な情報が欲しい場合にはやはり通常の検索とその裏付け検索がまだまだ必須です。じゃないと間違えちゃう。
この手の正確な情報源としてはやはり各地の観光案内所とか現地に行ってからのリサーチが重要。
いまだに一番正確なのはアナログです(笑)
もっとも全世界のかなりの情報は英語をベースにしているので、おそらくそこに登録された日本の情報が少ないのかもしれません。
今後更にAIの学習が進むと強力なツールになるんじゃないかと期待しています。
現時点では、、AIよりも駅の地元の観光案内所みたいなアナログが結構的確に教えてくれるので(笑)その領域に到達するのはいつになるのか、、
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