本拠地をバンコクドンムアン空港からスワンナプームに移して、行動制限が大幅に緩和されることを追い風に復活しかかっていたタイ・エアアジアXでしたがいきなり破綻しました(笑)
つい先日から大々的にプロモーションをしていたのでいきなりの破綻劇に一体どうなっているのか?と首を傾げました。
希望的観測としてはこれから以前のような感じに戻っていくと信じたいですが、まだ不安定なようですから慎重に吟味していきたいと考えています。
目次
視界不良で迷走中?タイ・エアアジアXが6月からスワンナプーム空港発着で運行を再開するはずだったが、、
日本路線を一時運休していたタイ・エアアジアXでしたが、先月6月から本拠地をドンムアン空港からスワンナプーム空港に変更して運行再開するというニュースが入っていました。
特別プロモーションでスワンナプーム〜成田間の片道が11900円〜でフライト変更回数無制限、手数料無料という破格の記念セール付き!
時期を同じくしてタイも急速に開国に向かっていて、5月のGW前後からワクチン接種していればほぼ出入国に関しては以前と変わらない感じになって来ていました。
そっか、、6月ぐらいからタイに行けるようになるかな?とちょっと心動いたものの、、
おや?こちらの情報だとこの「バンコク スワンナプーム就航記念セール」の中身はフライト変更は一回まで可能になっている、、なんか条件がぶれている。。と思っていたら、、
なーんといきなり運行開始が7月に延期!(笑)
なんだこりゃ?まぁいつもの通りかな〜と思うもこりゃ危ないなぁ。。と思ったら間髪入れず、、、
おや?タイ・エアアジアXは破産した?
いや、破産とは書いていなくて「更生手続開始の準備を開始した」ということのようです。
こりゃまたどこかの国の政治家が好きそうな玉虫色の文言が並びますねぇ(笑)
調べてみるとタイの報道機関の5月19日付の発表で公表されています。
参照:
さらにエアアジアのプレスリリースによると。。
事業は継続し乗客に影響は与えないっていうことらしいけど、、、既に影響を受けている人たくさんいますよね(笑)
運行計画は予定通り、、、ん??本当か?とちょっと心配になってしまいます。
運行開始が6月から7月へずれ込んだのはひょっとしたら6月分の座席は思ったほど埋まらなかったからじゃないかと思っていましたが、この件も関連していたのかもしれませんね。
6月中のチケットをプロモーションで購入した人もきっとたくさんいらっしゃったでしょうが飛ばなきゃ仕方がない、、
一応プロモーション条件がフライト変更回数無制限(もしくは一回?)ということだったので、きっと手数料無料で変更してくれるんじゃないかと思うんだけど、、
まだ状況は流動的なようです。
タイの航空会社の破綻はこれで4社目。。復活の兆しはあるのか?
タイの航空会社は新コロの影響で2年間の間に4社が経営破綻しています。
・2020年5月 タイ国際航空
・2020年6月 ノックスクート(事業清算して解散へ)
・2020年7月 ノックエア
・2022年5月 タイ・エアアジアX
いずれも入国規制や行動制限で国内外の需要が蒸発してしまったことによる影響です。
ノックエアはもともとタイ国際航空も出資していて密接な関係ではありましたがまさかのタイ国際航空の破産でパタパタと(笑)ドミノ倒しのように倒れてしまった感じがします。
もっとも、タイ国際航空を筆頭にそもそも経営状態があまり良い状態ではなかったので最後の一突きで破綻したとみて良いのではないでしょうか。
ノックスクート以外の航空会社は破綻申請をして会社更生手続きをしながら飛行機を飛ばしていますから希望的観測では購入しても大丈夫なのでしょうが、スケジュールの変更や突然のフライトキャンセルなどLCCの規約に基づく不都合以上の影響を覚悟の上ということになりそうです。
LCC業界はこれからどうなる?
個人的にはLCCはあまり余程お得なチケットが取れない限り使うことはありません。
その理由は大きく二つ。
・荷物が多い場合は追加料金で結局FSC(フルサービスキャリア)と同じぐらいの値段になる。
・LCCの特性上フライトキャンセルや定時運行の懸念があり旅行全体のスケジュールに致命傷を与えるリスクが大きすぎる。
という理由です。
まぁ確かに、、、
台湾まで往復15000円で行ってみたり、、
バンコクまで往復20000円で行ったりしましたが(笑)これも異様に安かったからです。
どちらも現地には何度も行っているのでフライトキャンセルなどの不測の事態が起こったとしても十分対処できる覚悟で計画しています。
それはそれで楽しいのですが、今年は新コロからの復活状況がいまひとつ読みきれないので個人的にはLCCの旅はまだ様子見をするつもりです。
今の時期、出入国だけでも面倒なことが増えているのに更にリスクを背負い込むつもりはありません(笑)
LCC復活の兆しがあるもののタイライオンエアは日本路線撤退!
2020年に軒並みタイのLCCは運休に追い込まれていましたが、その後ノックスクートのように事業を事業を清算してしまうなど苦しい状況に陥っています。
シンガポール航空系列のスクートは現在では週二便バンコクと成田をひっそりと運行していて、これから規制緩和が急速に進むことで完全復活してほしいと願っております。
ちなみに同一路線を同じ航空会社のように運行していたスクートとノックスクートですが、事業清算して会社自体が亡くなったのはノックスクートでスクートは全世界のマイナーな場所に飛行機を飛ばしているLCCとして現在も運航中です。
そんな中タイライオンエアが4月28日にひっそりと日本路線を撤退してしまいました。
タイライオンエアはインドネシアのLCCでタイ国内とタイ発着の国際線を運行していて既に運行を再開していますが、日本路線は需要が回復するのがまだ先と読んだのか撤退することになったようです。
ドンムアン空港でほぼスクートと同じ時間に離発着するのを横目に見ながら気になってはいたのですが(笑)乗ることなく撤退してしまいました。
日本の生きていく道は海外からどれだけ観光客を呼び込むかにかかっているんですから国内の年寄りに気を使うんじゃなくてちゃんとお金を落としてくれる人を考えないとやっていけないと思うんですよね〜
また復活してくれることを願っています。
まとめ
タイの航空会社の破綻劇は2020年に一旦終了したかと思っていましたが、ここに来ていきなりタイ・エアアジアXが破綻するとはびっくりしました。
これから行動規制が順次緩和されてとりあえず明るい兆しが出て来た矢先ですからちょっと負のインパクトが絶大です。
これで様子見の人が増えるんじゃないかと思いますし、私もしばらくLCCは様子見を続けようと思います。
タイは5月から入国制限もワクチンを接種している場合は大幅に緩和されており、6月からは以前とほとんど変わらない状態になりそうです。
6月中旬からはタイではパンデミックからエンデミック(風土病)認定をしそうな勢いで急速に制限が緩和されているような雰囲気が醸成され始めています
もっともタイですからそのまますんなりと進むとも思えないのですが(笑)まぁ気合いだけは評価します(笑)
ただ日本の場合は帰国の際に72時間以内のPCR検査結果がまだ必要で、それが結構面倒だったりするので早めにこの辺は撤廃してほしいと思っています。
というわけでそろそろ筆者も6月にはタイにお出かけします(笑)
もちろん安心の翼JALのバーゲンチケットを利用します。
片道25000円往復50000円+燃油チャージ++で77000円。
決してLCCと比べて安いわけではありませんが、確実に連れて行ってくれて連れてか帰ってくれるのでいきなりポツンとタイに取り残されるってことがないので安心できますよね(笑)
LCC業界の規約は確かに厳しいのでそれを承知の上利用するってのはありだと思うのですが、今時期は別の不安定要因もありますからその不安要素を払拭するような条件を提示してくれないと使う気にはなりません。
魅力的なプロモーションを大々的にやっている矢先に破綻処理を公表するってのは利用する側からすると不安要素の一つにしかならないので、こういうことをやっているとさらに信頼を更に失うよ〜と思うんですがどうでしょうかね。
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