航空会社の燃油サーチャージが2022年10月〜11月の最高値をつけてからしばらく下落傾向にありましたが、2023年10月発券分から上昇し始め、なんと2023年12月は発券分からは一気に4段階UP!
2023年年初と同水準になるとJALが発表しました。
おそらくANAもほぼ同様の水準まで引き上げることになるはずです。
上がりそうな雰囲気はありましたがまさか一気にここまで戻るとは。
ANA、JALマイルを使った特典航空券などは来年分を11月中は発券してしまうことをお勧めします。
もしくは燃油サーチャージが不要な航空会社を使って発券するという奥の手を使うか、、
目次
燃油サーチャージとは?
燃油サーチャージは原油価格変動の影響を航空運賃とは別枠で徴収する制度のことです。
航空券を購入する時に購入する日のサーチャージを追加徴収されます。
またJAL、ANAは特典航空券で飛行機にのる場合でも支払う必要があります。
この燃油サーチャージは原油価格(シンガポールケロシン価格)と為替レートを加味して2ヶ月に一度改定されます。
今回はここ原油価格の高騰、急激な円安のダブルパンチで一気に4段階引き上げることになってしまったようです。
日本航空(JAL)の燃油サーチャージ価格が4段階引き上げへ
10月19日に2023年12月からの燃油サーチャージが発表されました。
ここから、、
よく行く台灣は片道+2700円UPの11100円、タイは片道+6800円UPの24700円!
ANAもほぼ同額になると思われます。
さらにハワイとなると片道+9200円UPの30500円!
円安で現地滞在費が爆上がりだと感じていましたが、ハワイが更に一段と遠くなってしまいました(笑)
燃油サーチャージは発券日ベースで発生、燃油サーチャージが安いうちに購入
燃油サーチャージは搭乗日ではなく発券日を基準として課金されます。
ですから、来年の予定は11月までに決めて発券するのがよいでしょう。
また、後日1区間でも予約変更するとその変更した日の燃油サーチャージが適用され、不足分は徴収、超過分は返金されます。
今後しばらくは燃油も為替も好転する気がしませんが(笑)、特典航空券を発券する場合などは変更しやすい国内線1区間をつけておくなどしておくと想定外に燃油サーチャージが下がった時など差額分が返金されるのでお得です。
JAL、ANAも特典航空券発券でサーチャージ不要な航空会社とは?
頭の痛い燃油サーチャージですが、JAL、ANAの特典航空券を発券する場合も徴収されます。
ところが提携航空会社では徴収されない航空会社も存在します。
JALマイルの場合
・マレーシア航空
日本からマレーシアに行く場合はサーチャージは発生しないのですが、マレーシアから日本に来る場合は発生するというルールになっています。
出発地によってサーチャージの金額が変わりますのでチェックは必要です。
・エールフランス
・ハワイアン航空
ハワイまでの往復の燃油サーチャージがが12月から往復61000円になってしまいますから、ハワイに行くならハワイアン航空でしょうか。
ANAマイルの場合
・シンガポール航空
・エアカナダ
ANAを使って北米方面に行くにはエアカナダでしょうね。
ユナイテッド航空のマイルの特典航空券ははサーチャージを徴収していない
ユナイテッド航空のマイルを使った特典航空券はANAなどの他社便を使う場合でも燃油サーチャージを徴収していません。
ANAの国内線で大活躍のユナイテッド航空特典航空券ですが、昨今の国際線燃油サーチャージ高騰時には重宝しそうです。
ただし、国際線特典航空券発券にかかる必要マイルが多めなのでコスト比較は重要になります。
まとめ
2023年12月発券分からの燃油サーチャージを一気に4段階引き上げる発表がありました。
原油価格の上昇と円安の影響をもろに受けた格好です。
予定があるなら11月中に発券しましょう。
また、特典航空券を発券する場合も同様に11月中に発券することでサーチャージを節約できます。
また、ハワイアン航空やエアカナダなど、JAL,ANAのマイルを使った特典航空券発券でサーチャージ不要な提携航空会社もあります。
燃油サーチャージは発券日ベースで発生することや、予約変更時の注意点なども紹介しました。
航空券を購入する際には、燃油サーチャージの最新情報をチェックしましょう。
サーチャージは発生しない航空会社もあるんですね!めっきり海外行けてないですけど、有力な情報ありがとうございます。ハワイお高い^^;。安くできればその分楽しめるからいいですね!
こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
サーチャージが高くなると頭が痛いですね。
ユナイテッド航空の特典航空券が活躍しそうな感じもします(笑)
航空券を購入する場合もサーチャージが発生しない航空会社の料金も上昇傾向にありますのでトータルでお得度を検討しないといけないのでしょうね。