2月下旬に香港国際空港主催で全世界に香港行きのチケット50万枚プレゼントキャンペーン「World of Winners 」が開催されています。
エリア別に順番に配っていたようですが、6月26日から日本分(38000枚)が開始されます。
タダで香港に行けるなら行こうかな?と思ったのですが、実際には航空券は香港国際空港が負担してくれますが、空港使用税やサーチャージなどは負担してくれません(笑)
今回キャンペーン対象のキャセイパシフィック、香港航空、HK EXPRESSが実際にいくらぐらい負担があるのか調べてみました。
目次
全世界で50万枚香港までの往復チケットプレゼント「World of Winner」
2月下旬に諸事情で落ち込んだ観光を梃入れするために香港政府が「Hello Hong Kong」キャンペーンを展開しています。
その目玉企画「ワールド・オフ・ウィナーズ(World of Winners)」航空券プレゼントキャンペーンが展開されています。
さらにその前に6月24日、25日には六本木ヒルズで抽選で500枚の日本から香港への往復航空券プレゼントキャンペーンも開催されます。
全世界をエリア分けして順次配って行っているわけですが、6月26日からようやく日本分が配布されます。
クイズに応募であったり先着順であったり開始時期が微妙に各社異なるのでちょっとややこしい。
とりあえずまずは各航空会社の会員になっておきましょう。
・キャセイパシフィック
キャセイパシフィック World of Winners応募ページ
キャセイパシフィック「ワールド・オブ・ウィナーズ」航空券プレゼント・キャンペーン公式HP
概要
抽選で当選者を決定。(12000名)
応募期間: 2023年6月26日(月)正午〜2023年7月2日(日)23時59分まで
応募対象者: 応募時に18歳以上の「キャセイ」会員であること
賞品: 日本(成田、大阪、名古屋、福岡、札幌のいずれか選択可)発香港往復キャセイパシフィックのエコノミークラス航空券(1枚)*を抽選で12,000名様にプレゼント
(注意)羽田は対象外!
抽選結果発表: 2023年7月12日(水)に当選者へは応募時に登録されたメールアドレスへ通知
引き換え対象旅行期間:2023年7月12日〜2024年4月11日
・香港航空
香港航空 “World of Winners”キャンペーンサイト
キャンペーン開始:2023年6月27日9:00〜
(キャンペーン条件詳細は不明、わかり次第追記)
・HK EXPRESS
HK EXPRESS “World of Winners”キャンペーンサイト
(概要)
往復航空券14900枚を先着順で配布。
出発地:東京(成田、羽田)、大阪(関西)、福岡、名古屋(中部)、高松、鹿児島、沖縄(那覇)
参加者は上記キャンペーンwebサイトから予約を行う。
1回のみ予約を行うことができる。
詳細は下記の公式アナウンスをご参照ください。
航空券は無料だけど税金はかかる。実際の負担額がいくらかかるのか計算してみた
今回のキャンペーンですが無料になるのはチケット代だけ。
サーチャージや空港使用料などは別途必要です。
いつもは航空券の中入れ込まれていて全体の金額ぐらいしか気にしませんが、今回のキャンペーンではチケット代の中の航空券分をのぞいた額を支払うことになります。
実際にいくらかかるのかわからなかったのでまとめてみました。
|
キャセイパシフィック |
香港航空 |
HK EXPRESS |
燃油サーチャージ(YR) |
16800 |
15200 |
12600 |
予約サービス料(YQ) |
|
1060 |
|
香港 空港建設費(G3) |
1610 |
1610 |
1640 |
香港 出国税(HK) |
2140 |
2140 |
2250 |
日本 国際観光税(TH) |
1000 |
1000 |
1000 |
日本 旅客保安サービス料(OI) |
530 |
530 |
530 |
日本 旅客サービス施設使用料(SW) |
2130 |
2130 |
2130 |
香港 空港旅客保安料(I5) |
980 |
980 |
1030 |
合計(JPY) |
25190 |
23040 |
21180 |
空港使用料とかなのでまぁ各社ほとんど変わらないってのは想像の通り(笑)
HK EXPRESSって燃油サーチャージないんじゃなかったっけ?って友人に言われましたがちゃんと記載がありました(笑)
LCCってサーチャージ取らないんだと思っていたけどしっかりチャージされていますね。
今回の往復航空券プレゼントで最低23000円前後は支払いが生じるということになります。
あとは配られる航空券の条件(座席指定、機内食、預け入れ荷物など)が気になるところです。
一番安いチケットの気になる条件を書き出してみました。
キャセイパシフィック | 香港航空 | HK EXPRESS | |
最安プラン | ライト | Basic | fun |
事前座席指定 | 有料 | 有料 | 有料 |
機内持ち込み手荷物 | 1個 7Kg | 1個 7kg | 1個 7kg |
受託手荷物 | 1個 23kg | 有料 | 有料 |
ここで問題になるのが受託手荷物。
キャセイは最低一つは運んでくれますが他は有料です。
香港航空とHK EXPRESSは基本LCCなので座席指定や受託手荷物、機内食などはオプションになっていて有料です。
一方キャセイパシフィックはフルサービスキャリア。
エコノミークラス航空券ということなので機内食と手荷物1つまでは運賃に含まれています。
座席指定については最近の流行?で非常口座席とか少し足元が広い座席など有料化が加速していますが、キャセイの一番安いプランだと事前座席指定もオプションになっています。
これについてはどのようになるかわかりませんが、オプションになると覚悟しておいた方が良いでしょう。
このほかにもキャンセルや予約変更で細かい規定がありますが、どのような扱いになるかは実際に購入画面になってみないと想定しにくいですが、キャンペーンチケットなので(笑)自由度の高いものではないでしょうね(笑)
おそらく各社23000円前後の負担額になると思われる今回のキャンペーンですが、個人的にはキャセイ一択かなぁと(笑)考えています。
最低額のキャンペーンチケットでも私はワンワールドエメラルド(笑)。
ファーストのラウンジ使えますし座席指定もひょっとしたできるかも?
抽選に当たったらラッキー!ってことで応募してみようかと思っています。
もちろん、航空券の詳細条件はキャンペーンチケットを取得する際にきちんと種別と条件は実際に購入するときに確認することはお忘れ無く。
あくまで現状のデータから多分こうなるんじゃないかという推測ですのでその点はご了承ください。
各社のサーチャージ額や税金額はどうなっている?
上記のデータを出すために実際に9月18日IN20日OUTの予約画面まで表示させてみました。
条件:成田ー香港 9月18日午後発〜20日午後発 エコノミークラスで一番安い運賃を選択。
3社とも成田からほとんど同じ時間に出発していますので数時間の差はありますが大差ない感じです。
羽田便がある場合(HK EXPRESS)やそもそもキャンペーンで羽田便が除外されている場合(キャセイパシフィック)は金額が変わります。
ご参考までに。
香港の諸費用にばらつきがるのはおそらくいつのどの為替レートを使ったかだけの話じゃないかと思います。
キャセイパシフィック
キャセイはフルサービスキャリアですので航空券はベースが高いです。
一番安い「ライト」のプランでは座席指定ができない、受託荷物が1個だけ、各種手数料やマイルが違うというだけであとは普通のサービスが受けられます。
この中で一番安いライトのプランの中身を見てみると。。。
運賃が40000円。
今回のキャンペーンではこの分がなくなる分けです。
改めて見てみると色々と取られていますねぇ。。。
香港の空港建設費も負担していたとは驚きです(笑)
そっか!香港空港としてもお客さんが来てくれないと建設がストップしちゃうんですね(笑)
だから今回の航空券を配っているのが香港国際空港なんだ。。。
なんか納得です。
まぁ細かい規則がありますが、基本キャンセルとか変更がなければ関係ない項目です。
香港航空
香港航空はLCCなんだけど割と評判の良い航空会社だったと思います。
運賃はというと、19150円。
キャセイパシフィックの半分です(笑)
さすがLCC。
その他の諸費用が乗っかって最低価格で往復43800円。
ただし!預け入れ手荷物なし!機内持ち込み7Kgまで、座席指定もしない!ならこの値段。
受託手荷物1つまで含めるとキャセイとの差は約15000円。
微妙なラインです。キャセイの機内食美味しくないからなぁ〜あれはあっても無くてもいい感じ(笑)
だったらこっちで行くのもありかもしれません。
この最低限の料金にサービスを付加しようとするとこんな感じになります。
多分これで往復なのだと思うのだけど、受託手荷物20kgひとつで5600円UP!
プラスして座席指定もしたら7300円UPします。
航空券が無料になるという今回のキャンペーンでどの運賃帯の料金が適用されるかわからないのですが、もしBasicだとすると手荷物運賃だけキャセイパシフィックがお得になります(笑)
もっともこの辺の条件は合わせてるんじゃないかと期待するんだけど。。
あまり細かいことはしない気もします(笑)
これはキャンペーンチケットを発券してみないとわからない?
HK EXPRESS
さて香港のLCC HK EXPRESS。
経営がキャセイと統合されて安定した感じがします。
以前香港の友人が「HK EXPRESS経営が怪しいからやめときなさい」と真顔で忠告されましたが多分大丈夫(笑)
(運賃が片道運賃ごとに計算されているので修正しました。)
LCCだけあって基本料金だけのワンプライス!
あとは全てトッピングで追加していくというシンプルさが売りです。
航空運賃はというと、、片道約12000円で往復で23880円。
ありゃ香港航空の方が安い?
まぁこのぐらいが運賃のぎりぎち底値ってことでしょうか。
大体キャセイの半額。。。この分が香港国際空港が負担してくれる訳ですがな
そりゃ同じ無料航空券ならキャセイパシフィック選びますよね(笑)
まとめ
香港政府が観光客を呼び込むために、全世界で50万枚の香港往復航空券をプレゼントするキャンペーン「World of Winners」を実施しています。
日本からは、キャセイパシフィック、香港航空、HK EXPRESSの3社が参加しており、6月26日から順次応募が開始されます。
しかし、航空券は無料でもサーチャージや空港使用料などは自己負担となります。
この自己負担額をざっくり計算してみると3社とも約23000円前後かかるようです。
また、航空会社によっては受託手荷物や座席指定なども有料オプションになっていますのでさらに料金にプラスされます。
個人的には、やはりフルサービスキャリアのキャセイパシフィックが一番お得だと思います。
抽選に当たったらラッキーですね。
【追記】本日キャセイパシフィック当選発表!結果は!
本日7月12日はキャセイパシフィックのちょっとだけ無料航空券の当選発表日!
結果は。。
落選!(笑)
結構倍率高かったようですね。
無料だったら8月か11月にちょっと行ってみても良いかなぁ~と思っていたけれど残念。。
9月にバンコク、10月に台湾は決まっているので11月に香港へ上海ガニでも食べに行くかどうするか。。。
まぁどうしてもってわけでもないのでチャンスがあればまた香港に行ってみたいですね。
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