2022年11月に2020年1月ぶりですから約3年ぶりにタイに行ってきました。
バンコクとチェンマイでしたが、以前ととりあえず変わりなく。。
行きつけのマッサージ屋さんもやってたし、外国人がわんさかいて賑やかで以前と同じになってきたなぁ〜って感じでした。
そんな中であれ?と思ったのが決済方法。
屋台でもQRコードをぶら下げているところが随所にあって3年の間に急速にQR決済が広まったようです。
タイの友人も「日本はまだ現金?」って言われたりして、、(笑)
日本は相当遅れているので仕方ないのですが、ある意味合理的なタイならではのシステムに納得したのでした。
目次
以前はタイでも色々な業者がQR決済をやっていた
2019年ぐらいまではそれこそ日本のように色々な決済業者がQRコード決済を普及させようとして日本と同様に業者がが乱立していました。
が、、あまり普及しているようには見えず(笑)
バンコクだけで割と知名度があって使われていたのはRABBIT LINE PAY。
BTSのRABBITカードとLINEが合体した形でバンコクではまぁそれなりに普及していました。
日本のLINE Payと同じでそれのタイ版です。
これに登録してクレジットカードを登録、BTSのラビットカードをリンクさせておくと乗車するたびにクレカから引き落とされるのでチャージ要らずで便利でした。
あとは携帯電話のトップアップにも使えたりしてそれなりに便利なのです。
これは実は外国人旅行者でもちょっと工夫すれば登録できて、私も便利に使っていました。
以前はこんな感じで登録できたのですが、現在駅に設置されていたブースが無くなっているようです。
ただ他の都市へ波及しているかと言えば疑問で、チェンマイ在住の友人は知りませんでした。
今や屋台でもQR決済は当たり前!タイではQRコード決済が急速に普及した。
今回3年ぶりにバンコクの市場に行って気になったこと。
それは、、QRコード決済がかなり普及していることでした。
屋台でも店頭にQRコードをぶら下げていて、タイの人はそれをスマホで撮影して対価を払っているのでした。
こんな感じのやつです。
そう言えば、3月にパタヤに行ったときに日本からバンコク病院パタヤへPCR検査の予約をしたときにLINEのお友達登録をするとオペレーターの方と直接やり取りができて決済方法としてQRコードが送られてきましたが、、そうか、、これか〜
ちなみにLINEはタイでは一番普及しているコミュニケーション方式です。
LINEが流行っているのは日本とタイ、台湾ぐらいでしょうかねぇ。。(笑)
以前はほとんどQRコード決済は普及していなかったのにこの3年で一気にQRコード決済が普及したようで、一体これはどういう仕組みなんだろう、、どうやったら外国人旅行者が使えるようになるのだろう?と思ったのでした。
タイのQR決済システム「Prompy Pay」とは?実は単に銀行口座のQRコードが提示されているだけの個人間送金だった
どうやったら使えるようになるんだろう。。
せっかく屋台でも使えるスマホ決済なのでこれが使えればとっても便利じゃないか!
と思って調べてみると。。
どうやら店頭にぶら下がっているQRコード、これってただ単に銀行口座をQRコードにしているだけらしいのです。
これは国が主導して作った電子決済システム「Prompy Pay」。
つまりやっていることは銀行口座への個人送金。
お店はアプリ(銀行アプリなど)から自分の銀行口座番号をQRコードにして印刷して貼り出しておけば良いだけ。
支払う側はそれをスキャンして自分の口座から送金するだけ。
それで決済完了というわけです。
送金手数料がどうなっているのか、、、詳細は調べていませんが少額なら無料でそう金額が大きくてもかなり安価に設定されているようです。
お、、ということは、、そうです、タイの銀行口座がないと使えないのでした(笑)
登録するためにはタイ国内の銀行口座とタイの電話番号が必要。
タイの電話番号はなんとかなるけれど、外国人旅行者がタイの銀行口座を開くのは結構たいへん。。。
長期ステイとか語学留学とか、、、なら開けるんですけどね〜
そっか〜これは旅行者はつかえないのか〜
チェンマイの友人も普通に使っていて「まだ日本は現金使ってるの?」って言われてしまいました。。(笑)
そうです、日本は発展途上国なので仕方がないんです!
日本ではようやくPayPayが今までクレジットカードすら使えなかったところも扱い始めて多少はキャッシュレスが普及しつつあります。
ただ未だに現金主義の所が根強く残っていて、、
手数料がネックになっているという言い訳もよく聞きますが、実際には売り上げを抜いているんじゃないかと(笑)要は脱税ですね~
まぁそんなことも疑りたくもなりますが、タイのシステムの画期的なことは手数料が払う方も受け取る方も少額なら無料ということ。
日本で言うところの「手数料が高いから」という言い訳をさせないというのがすごいところです。
こういうところの思い切りというのがタイはすごいんですよね~
だからどんなへき地の屋台でも使えるようになったんですね。
確かに小銭を用意しておつりを渡す手間を考えるとやってられない!便利だからこっちでいいじゃん!って考えるタイの人の合理的な指向も普及を後押ししたのかもしれません。
日本は既存のクレジット会社に配慮してこのようなことはやらない。。
ここまで大盤振る舞いしてもまだ現金しか使えないところがたくさんあることにはあきれるばかりです。
別に現金は残しても良いのですが、別の決済方法もさっさと導入して欲しいです。
田舎の道の駅とか。。。デパートの催事とか。。あ!現金の持ち合わせがない!ってことで買えなかったことも未だに結構あります。
急速に普及したQRコード、タイも急速にキャッシュレス化へ
以前はタイも色々な業者が乱立して派遣争いをしていたキャッシュレス業界ですが、国が主導でQRコード決済システムを安価で提供したことで爆発的に普及したようです。
タイは色々と揉め事も多い国なんだけどちゃんと決めると早いんですよね〜
日本だと結局手数料問題で店舗側の導入コストがネックで普及せず、、個人から手数料をとれば当然そんなものを使う人はいない(笑)
そこを通貨を発行している国が主導で(おそらくコストは国の負担で)安価で提供することで一気に普及したようです。
まぁ国が主導してしまえばキャッシュレス化でお札を印刷したり硬貨を作ったりする分のお金が浮く訳だし、お金の流れを確実に補足できるわけで(笑)国としては美味しいのかもしれませんね(笑)
まぁそれぐらいやらないと普及しないってことなんでしょう。
日本はといえば、、このなんとかペイが乱立している状況をどうにか整理してほしいものです(笑)
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