タイ行きの航空券を発券してなんかあっという間でしたが明日からタイに行ってまいります。
海外に出かけるのは2020年2月のハワイぶり、タイは2019年年末〜2020年年始の2年ぶりです。
タイは6月から入国制限を大幅に緩和していて隔離措置もまったくなし。
7月からはタイランドパスも廃止してワクチン接種証明書があれば以前とほぼ変わらない入国条件になりました。
しかも7月からは屋外内問わずマスクの着用義務も廃止。
一気に渡航しやすくなりました。
一方日本はといえば、、隔離措置がなくなったとはいえまだまだ鎖国状態。
もう勝手にしてくださいって感じですが、帰国時にPCR検査証明などの必要書類があってこれがないと帰りの飛行機にのれないのでとりあえず現地の予約をしてみることにしたのでした。
目次
2022年6月末時点でのタイ入国、日本帰国条件などなど
明日からタイにお出かけしますが、渡航が決まった後からもどんどん変化していて大変です(笑)
というわけで、現時点での出入国についてまとめてみます。
タイ入国
現在外国人はタイランドパス登録が必須。
しかし、7月1日からはタイランドパスの事前登録不要、保険加入も不要になり、パスポートとワクチン接種証明書さえ用意すれば自由にタイに入国ができるようになります。
タイにしては計画通りに進んでますね(笑)
さっさと規制を撤廃して先へ進む国もあれば日本のようにいつまでも規制を撤廃できない動きの鈍いところもある。
結局誰も責任を取りたく無くてみんなが動けばなんとなーくそっちに行くということなんでしょうね。 https://t.co/lL6Ez1jl2Q— comloy.jp (@comloy_jp) June 17, 2022
6月までは屋内のみマスク着用義務がありますが、7月からは屋内も一部制限区域を除いて着用義務解除になります。
そりゃそうでしょう、、あんなに暑いところでマスクなんてしていたら熱中症になってそっちの方が危ない。
ものすごく真っ当な方針だと思います。
でもって一方日本に帰国時ですが、、、
日本帰国時の必要書類
出入国がほぼ自由化されているタイと比べて日本は遅れまくっています。
とりあえず6月1日から制限が若干緩和されています。
渡航先に応じて青・黄・赤の3グループに分かれていて、それぞれ異なる検査と隔離措置が必要になっています。
もちろん青色が一番軽いわけで、タイから日本への帰国は「青」。
空港検査と自宅待機などの措置が一切不要になりました。
が、しかし!タイから日本へ渡航(帰国)する際はタイを出国する前72時間以内のPCR検査陰性証明書は必須で、これが結構面倒なのです。
これが取得できないと日本行きの飛行機にすら乗せてもらえないのです。。。
しかも!日本政府が定めた方式で検査をして必要項目がちゃんと記入していなけれなならないという結構面倒な代物なのです。
検査証明書はなんでもいいわけではないということだけは覚えておかなければなりません。
ここで言うところの72時間前というのは、搭乗時間基準で3日前ということです。
例えば、6月20日午前11時の便に搭乗するとした場合、6月17日11時以降に検体採取した検査が有効ということになるわけです。
タイ・パタヤのPCR検査場の検査予約をONLINEでやってみた!
さて、出国したら必ず必要になる帰国時の書類。
その中で一番厄介なのがPCR陰性証明書。
これを取得しなければ帰国できないしそもそも日本行きの飛行機に乗せてくれない(笑)
このPCR検査陰性証明書は入国するすべての人が必要。
必須項目と様式は上記厚労省のページにあるので念のためプリントアウトして持参して医療機関に提出する方が確実です。
証明すべき内容がすべて揃っていれば問題ないですし、海外渡航用の証明書発行と銘打っているPCR検査場なら問題ないはずなのですが、、
やはりフォーマットは持参して、可能な限りこのフォーマットに記入してもらった方が何かと安心ですね。
バンコクはPCR検査場多数
バンコクはスクンビットを中心に予約なしで即日判定可能なクリニックも多数存在するので来院する手間暇だけで取得できます。
バンコク滞在の場合は意外と楽なのかもしれませんね。
パタヤは意外と検査場少ない?
今回はパタヤ滞在なので帰国時の検査もパタヤで受けることになるのだけれど、対応している検査機関が意外と少ないのです。
というか、ちゃんとした検査証明書を発行してくれそうなところで実績のあるところじゃないとちょっと怖い。。
というわけで、安心と実績の「バンコク病院パタヤ」に予約を入れてみました。
値段はお高めだけど。。
バンコク病院パタヤのONLINE予約方法
日本人御用達でパタヤではおそらく定番であろうバンコク病院パタヤ。
PCR検査の概略はこんな感じ。
料金3800バーツ
日本政府指定フォーマットで陰性証明書を発行してくれて日本語通訳ある。
3日前までに事前予約が必要
毎日午前7時半〜午前11時まで。
1日115人まで。
結果は24時間以内にeメールで送られてくる。
もしくは翌日10時から17時の間に受け取りに行けば良い。
料金は(若干お高め)3800バーツ。
ここは事前予約がいるので注意が必要です。
日本から電話をかけるととんでもない料金がかかるのでここはオンライン予約をしてみました。
すべて英語だけど、ブラウザの日本語訳を使えばなんなくこなせるはず。。(笑)
検査パッケージは3つほどあるけれど、ここは1のRT-PCRテストパッケージでOK。
この料金には検査、診断書がすべて含まれています。
個人情報の取り扱いについての説明ページなのでここは「NEXT」で次のページへ。
どーんと英文増えますが、このページには検査内容、結果の書類などの詳細が書かれています。
まぁここも「NEXT」で次ページへ。
ここからは記入ページ。入力項目はこんな感じです。
・氏名
・国籍
・タイ滞在中の住所
・生年月日
・パスポート番号
・パスポート写真添付(jpg, gif, png, jpeg, pdf)
・電話番号
・ emailアドレス
・3ヶ月以内にコロナにかりましたか?
・直近72時間以内に熱、鼻水、咳、痰、喉の痛み、、などの症状はありましたか?
・濃厚接触者ですか?
・渡航国(帰国ならば日本)
・出発日
・出発時刻
・COVID-19テスト基準(RT-PCRを選択)
・テスト要件(出発前72時間以内を選択)
・結果の受け取り(eメールもしくは10時〜17時に受け取りを選択)
・予約日
予約日を選択すると可能な時間が表示されます。
1日115名までなので日程が決まったら早めに予約をしておくことをお勧めします。
すべての項目が問題ない場合はそのまま「Submit」で送信します。
すると、、、
簡単ですね(笑)
ところがこれだけじゃダメなんです。
オンラインで支払いをする必要があります。
この下にはこんな英文が書かれています。
QRコードが添付してあるのでLINEでお友達登録をします。
タイは本当にLINEが普及していてほぼ全ての人が使っているという印象です。
決済もQRコード決済が主流ですからね。。本当に浸透している感じがします。
LINEでお友達登録をするとこんなメッセージがやってきます。
げ、タイ語と英語でなんか書いてある(笑)
なんかフルネームと誕生日を入力って書いてあるけど、、フォーマットはなんでも良いのかな?
と思って送るとすぐに既読に変わって、、、
料金が示されました!
すごい、、これはAIなんだろうか??
適当なフォーマットで書いたのに!!と一瞬思ったのですが、実はちゃんと人が対応しているのでした(笑)
いきなり支払い用のQRコードがきましたが、残念ながらこのQRコードを読み込んでもエラーが出てしまって支払いできそうにありません。
おそらくタイのLINE PAYかタイ国内の銀行支払い用のコードなのでしょう。
ということで「支払いできないのでクレジットカードにして〜」ってお願いすると、、
「クレジットカード支払い用のリンクを作って送るから5分待ってね〜」とお返事が(笑)
やっぱり支払い担当の人が向こうにいるんじゃん(笑)
AIなんてこむずかしことせずにちゃんと人が対応してくれているってのでむしろわかりやすい。
この後クレジットカード支払い用のリンクが送られてきたのでクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードと「発行銀行名」を記入して送付。
タイでクレジットカードを使うときは「ISSUED BANK」を記入することを要求されることが多いのですが、まぁとりあえずカード会社名を英語表記にして書いておけばいいのではないかと。。。
しばらくすると決済は完了!
支払い担当者からはレシートは検査結果に添付してeメールで送るよ〜と一言あって終了しました。
遠く離れた病院の予約をこんなにサクサク取れるなんて、、日本の病院では考えられない(笑)
タイの病院は相当進んでいるようですね。
帰国時のMySOS登録
帰国用のPCR検査の予約はできたので、あとは検査に行って証明書をもらうだけ。
そうだ、ファストトラックを使うために「MySOS」入力しなければ!
帰国時にさっさと入国手続きを完了させるために必要なアプリ「MySOS」。
正式名称は「入国者健康居所確認アプリ」というらしい。
これに入力しておくと帰国時の入国検査がほぼフリーパスになるらしい。
のだが、、、
その後1日複数回「現在位置情報」で応答、健康状態を報告、入国者健康確認センターからのビデオ通話が来るらしい(笑)結構厄介かも。
そのほかCOCOAというシステムがちゃんと機能していないアプリも入れる必要があるらしいのだけど、あれってちゃんと直ったんだっけ??
まともに機能していないことがわかってその後どうなったかはわからないし、そもそも役に立ちました!って報道も聞いたことがない。
まぁ仕方がない、予備のスマホにひっそり入れておくか。。
厚労省のページから渡航国を入力。
タイは入国後の待機が不要なので、入国前準備としてMySOSアプリのインストールを求められます。
でもって、インストール。。
起動すると色々細々とした説明書きが続き、、
まずはアカウント登録。
パスポート番号と氏名(英語)、生年月日を入力。。
すると、「入国時ファストトラックを使うか?」と質問されるのでYESを押すと、、
このような画面になります。
左下の検疫事前登録をしていくわけですが結構入力項目盛りだくさん。
・日本の到着日
・航空会社と便名
・座席番号
・国籍
・性別
・生年月日
・日本到着後の待機場所所在地(住所・宿泊地など)
・14日以内の渡航歴
・14日以内の濃厚接触の有無
・現在の本人の体調
・メールアドレス
・電話番号
せっせと入力するとQRコードが発行されます。
その後、、
誓約書の提出をすると今度はワクチン接種証明書の画像アップロードに進みます。
真ん中ぐらいに「登録受付終了まで318時間4分」って出ていますが、これは搭乗する飛行機を登録したのでその時間から逆算した検査証明書UPLOAD期限がカウントダウンされているのです。
MySOSは搭乗便到着予定日時の6時間前までに事前登録完了することが求められていますので、その時間が表示されているというわけです。
というか、、なんか妙に細かい。。
次にワクチン接種証明書ですが、前回タイランドパスを登録する際に使用したアプリ版のワクチン接種証明書をTailerというアプリで長ーい1続きにしたファイルを使って登録してみました。
先ほど何も書かれていなかったところが「審査中」にかわりました。
しばらくしてまたアプリを開いてみると、、
画面が緑色になってワクチン接種あり、自宅待機なしに変わりました。
あとはタイで検査した際の検査結果をアップロードすればこれが青くなってフリーパスになるはず!(笑)
というか、画面の色とかこんなところを凝らなくても良いのに。。
まとめ
明日からタイに行くのですが、タイは急速に渡航制限を解除していてあと半月もすればワクチン接種さえ終わっていれば依然と変わらない感じに緩和されます。
反面日本への帰国がまだ厄介で、入国前PCR検査や入国者健康居所確認アプリMySOSへの登録が必須になっています。
事前作業が格段増えて同じことを何回も入力しなければならず、相変わらずIT後進国の名に恥じないダメっぷりでした(笑)
もっとも入力項目はアメリカのESTAよりはまぁ少ないかなぁ〜という感じですが、それでも事細かく入力する必要があるので結構面倒な作業です。
まだタイランドパスの方が入力は楽ちん。
いつまでこれ続けるのかなぁ〜
コメントを残す