テレビ番組はソニー製のBDレコーダーでタイムシフト見ています。
オンタイムで見ていないのだからできれば外出先で見れたら良いのになぁ〜
おそらく最新機種であればiPadやiPhoneに転送してオフライン視聴ができるのでしょうが、レコーダーが昔の機種なのでそんな機能はありません。
その為にBDを買い換えるのももったいない（笑）
フリーソフトを使ってBDレコーダーに録画したTV番組をiPhone/iPadに取り込んで外出先でも撮りためたTV番組が見れないだろうか、、ということで試行錯誤して今やっている方法にたどり着きました。
この方法で撮りためたTV番組をiPadに入れて外出先で暇なときに視聴していますし、そもそもBDレコーダーの容量が圧迫されているときにパソコンの中にファイルを転送して保存して、パソコンで視聴するというような使い方もしていますのでご紹介します。
目次
- 1 フリーソフトを使って無料でBDレコーダーからiPadに動画を転送する！
- 2 1.BDレコーダーからBDディスクに焼く（ダビングする）
- 3 2.PCでBDディスクからフリーソフト「MakeMKV」を使ってMKVファイルを生成
- 4 2022/06/11追記：MakeMKVフォーラムからの公認コード（公認キー）の取得方法と試用期間を延長する方法
- 5 3.PCでフリーソフト「MacX Video Converter Pro」を使ってMKVファイル→Mpeg4ファイルに変換
- 6 4.生成したMpeg4ファイルを純正「AppleTV」を使ってiPhone/iPadに転送。
- 7 5.iPhone/iPadで純正「AppleTV」ソフトを使って視聴
- 8 応用編〜クラウドドライブを使って視聴する〜
- 9 まとめ
フリーソフトを使って無料でBDレコーダーからiPadに動画を転送する！
やり方はちょっと複雑、、、でも慣れればできないこともない（笑）
大枠は以下の通りです。
2.MACでBDディスクからフリーソフト「MakeMKV」を使ってMKVファイルを生成
3.MACでフリーソフト「MacX Video Converter Pro」を使ってMKVファイル→Mpeg4ファイルに変換
4.生成したMpeg4ファイルを純正「AppleTV」を使ってiPhone/iPadに転送。
5.iPhone/iPadで純正「AppleTV」ソフトを使って視聴
2.WINDOWS PCでBDディスクからフリーソフト「MakeMKV」を使ってMKVファイルを生成
3.WINDOWSPCでフリーソフト「Xmedia Recode」を使ってMKVファイル→Mpeg4ファイルに変換
4.生成したMpeg4ファイルを純正「AppleTV」を使ってiPhone/iPadに転送。
5.iPhone/iPadで純正「AppleTV」ソフトを使って視聴
ファイル変換が二段になっているので手間暇かかりますが、BDから直接ipadで読める形式にする為には専用のソフトを購入する必要があるし高いからなぁ〜（笑）ってことで今はこの方法に落ち着きました。
フリーソフトはやはりWINDOWSが充実しています。
ファイル変換はWINDOWSを使った方がスムーズかもしれません。
一応探してみるとMAC用もありました。
私はデスクトップのWINDOWSマシンの方が性能が高いのでWINDOWSでMpeg4ファイルまでを生成して、iPadへの転送の時にMacを使って転送しています。
必要なソフトは以下の通りです。
MakeMKV(MAC/WINDOWS)
MakeMKV
MacX Video Converter Pro（MAC)
「MacX Video Converter Pro」（MACでMKV→Mpeg4変換する場合）
Xmedia Recode（WINDOWS)
「Xmedia Recode」（Windows でMKV→Mpeg4変換する場合）
今回は「Xmedia Recode」は割愛しますが、使い方の詳細は下記の記事が纏まっていてわかりやすいです。
また、BDディスクも必要ですから適当なものを用意しましょう。
私が使っているのはこれです。
必要なものが揃ったらやってみましょう。
1.BDレコーダーからBDディスクに焼く（ダビングする）
BDレコーダーで必要なTV番組をBDディスクにダビングします。
やり方はBDレコーダーによって違うので説明書を参照しましょう。
2.PCでBDディスクからフリーソフト「MakeMKV」を使ってMKVファイルを生成
次に「MakeMKV」を使ってMKVファイルを作ります。
MakeMKVのダウンロードと使い方
「MakeMKV」はDVDやBlu-ray DiscのデータをMKVファイル形式にリッピングして変換するソフトです。
システム環境：
Windows XP以降（32bit、64bit）
Mac OS X 10.5 以降
特徴：
・DVD ·BD両方の変換が可能
・変換後の形式はMKVのみ
・デフォルトで英語表記ですが、最初設定によって日本語対応できる
・対応コピーガード：AACSとBD+（CPRMなどには非対応）
デメリット：
・生成されるファイルがでかい！（その分画層劣化は少ない）
・フリーソフトなのでテレビ番組によってはコピーガードが解除されず音声が聞こえないなど変換不良が生じる。
完全無料ではなくて、30日の使用期間中はフルに機能が使えます。
使用期間後は公認コードを取得して仕様期間延長が可能です。
ただ、、WINDOWSではアップデート版を再インストールするとまた30日間の仕様期間が始まります（笑）まぁ、、実質ずっと使えています。（笑）
ただMACでは試していないのでその技が通用するかどうか未知数です。
また、MakeMKV公認コードの登録方法は下記のサイトに記述がありますので必要であれば参照してください。
2022/06/11追記：MakeMKVフォーラムからの公認コード（公認キー）の取得方法と試用期間を延長する方法
MakeMKVの試用期間が終了した後にさらに使用したい場合には公認キーを購入することが求められます。
この公認キーはMakeMKVのフォーラムで入手可能です。
ただし、あくまでフリーソフトですので公認コードが今後も更新され続けるとは限らないことを念頭に置いておく必要があります。
更新されなくなったら、、市販のリッピピングソフトを入手するしかなくなるかもしれませんね。
まず、下記のMakeMKV公式サイトへ行きます。
MakeMKVフォーラム画面
下から2番目の「MakeMKV is free while in beta」をクリックすると、、
MakeMKV公認コード取得画面
この画面に表示されているコードをコピーします。
これをMakeMKVを起動した後の「ヘルプ」→「公認」の順にクリックして、 入力欄に先ほどコピーした文字列をペーストしてOKボタンを押すと試用期間が延長されます。
このコードは１ヶ月ごとに更新されるので使用期間が切れるたびにこの操作を継続して行う必要があります。
MakeMKVの入手先
ダウンロードはウイルス混入を避ける為下記の公式サイトから入手することをお勧めします。
インストールしたら開きましょう。
マックでは一番最初に起動した際に、公式アップストア以外でダウンロードしたものはダブルクリックで開ませんから、右クリックで「開く」を選択して開きます。
下記の通り日本語表示にもできます。
画像１：MakeMKV BETA起動画面
しかーし！筆者の場合、なぜか日本語表示にして取り込みを行うと「音声が変換されない」というトラブルが発生しました。
元の通り英語表示にすると動画と音声が変換されるようになりましたが、原因は不明です。
一応日本語表示にもできるということで方法を示しておきますが、可能であればインストールした状態の「英語表記」のまま使用することをお勧めします。
スパナマークをクリックすると別ウインドウが開きます。
画像2：MakeMKV BETA言語変更設定
日本語を選択しましょう。
インターフェースと優先の言語の２箇所を日本語に変更してアプリを再起動させます。
画像3：MakeMKV BETA言語変更設定2
ディスクを入れてディスクのところをクリック
画像4：MakeMKV BETA 使い方２
しばらくディスクを読み込んで、、
画像5：MakeMKV BETA変換設定画面
「変換したいファイルを選択」→「出力フォルダを選択」→「変換ボタン」を押す
画像6：MakeMKV BETA変換中
MKVファイルは画質が落ちないフォーマットですが、その分ファイルサイズがでかい。。。変換が遅いのがイマイチなところです。
で、このMKVファイルってのはQuickTimeプレーヤーでは読めません。
適当なビューワーを用意する必要がありますが、筆者は「VLC media player」を使っています。
多機能で完全フリーのMAC/WINDOWS/LINUX/Android/iOS対応のめちゃくちゃ優れたプレーヤーです。
動画ファイルは大抵のものが読めますし、速度調整も自由自在（笑）
これを使ってTV番組はいつも1.5倍速で見ています（笑）
やっぱり音声付きの倍速再生は時短になって便利です。
3.PCでフリーソフト「MacX Video Converter Pro」を使ってMKVファイル→Mpeg4ファイルに変換
さて、MKVファイルが生成できたらもう少しです。
iPhone/iPadに転送できるようにMpeg4ファイルにファイルサイズを小さくしてしまいましょう。
使用するソフトは「MacX Video Converter Pro」。
画像7：MacX Video Converter Pro起動画面
めちゃくちゃシンプルです。
この真ん中にMKVファイルをドラッグアンドドロップすると。。。
画像8：MacX Video Converter Pro出力選択画面
出力プロファイルを指定する画面になります。
画像9：MacX Video Converter Pro出力選択画面2
アップル製品だけじゃなくてAndroid用とか色々ありますねぇ。
画像10：MacX Video Converter Pro出力選択画面3
とりあえずMpeg4にしておくか、、転送するデバイスに応じて選択します。
H264フォーマットでも良いと思います。個人的には違いがよくわからず。。。（笑）
画像11：MacX Video Converter Pro実行中
RUNボタンを押すと変換開始！
結構長い時間かかる（笑）
4.生成したMpeg4ファイルを純正「AppleTV」を使ってiPhone/iPadに転送。
後もう少し！（笑）
MPEG4ファイルができたらiPadに転送です。
ここがちょっとAppleにしてはわかりにくい。
まずはアップルTVソフトを立ち上げて、、、
画像12：アップルTV起動
そこにファイルをドラッグアンドドロップ！
しばらくするとコピーが終了します。
コピーが完了してサムネイルが表示されたら、次にファインダーを開きます。
画像13：ファインダーを開く
左側の「場所」のところにケーブル接続したiPhone/iPadが表示されているはずなので、そこをクリック！
「映画」タブをクリックすると先ほどアップルTVに転送した動画の名前が出てきてい流はずです。
チェックボックスをチェックして「同期」！
これでiPhone/iPadに転送できました。
これ、、ケーブルを使ったりアプリを複数駆使しなくてもできればいいんですけどねぇ。。
なんでこんな複雑なことになっちゃったのか意味不明です。
特にマックからiPhone/iPadに転送する為に以前はiTunesでできていたのがアップルTV、ミュージック、Booksにバラバラされたあたりから使い勝手が非常に悪くなりました。
インターフェースが単純なところがアップルの売りだったはずなのに結構面倒になっちゃいました。
5.iPhone/iPadで純正「AppleTV」ソフトを使って視聴
転送した動画はアップルTVアプリで視聴することができます。
普通にみるだけならこれで十分です。
しかし、個人的にはiPadでは「Player Gear」というソフトを使っています。
理由はこのソフトも自由自在に再生速度を変更できるからです。
テレビ番組は少なくとも1.5倍で見ますからねぇ。。
倍速再生でも聞き取れる音声にしてくれるところがいいところです。
応用編〜クラウドドライブを使って視聴する〜
モバイルデバイスの容量が足りなくて動画を持ち運べない、、、
そんな時はクラウドを使うといっぺんに解決です（笑）
変換したMpeg4ファイルをクラウドに上げておけば、モバイルデバイスに転送しなくても直接そのファイルをストリーミングで視聴できます。
ただし！！WiFi回線を使っている時をお勧めします。。モバイル回線を使うと、、無制限プランじゃないと直ぐにギガを使い切っちゃうますよ（笑）
まとめ
旅行に出かける時などに飛行機の中とか電車の中など時間があまりまくっている（笑）ときにちょっと撮りためているテレビ番組を見たいのですが、どうも日本メーカーのレコーダーってその辺が下手くそですね（笑）
仕方がないのでどうにかBDディスクに焼いたものをPCを駆使してモバイルデバイスに転送して持ち歩いています。
著作権保護のコピーガードとかもあるのですが、、まぁこれも利便性と著作権の諸刃の剣でモバイルデバイスの急速な利便性向上に追いついていない感じがします。
既に家でできることは外出先でもできる状況にあるので、テレビ業界もレコーダーを作るメーカーも完全に置いてけぼりです（笑）
今回レコーダーからMpeg4にする方法をご紹介しましたが、このファイルをクラウドにストックしておけばいつでも録画番組を見られる！
でも変換する手間暇がずいぶんかかりますけどね（笑）
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