【発掘した11年前の2006年の写真を掘り起こして過去を振り返ってみます。】
撮りためた写真の中で、強烈な印象に残っていたのが「チャイナエアライン ファーストクラス」。
しかも自腹でバンコク往復購入です!
ただし、、からくりは、2006年当時ということと、成田ー台北間はファーストクラス、台北-バンコク間はビジネスクラス、ファーストクラス混合というチケットでした。しかもそれがなんと14万円!激安でした。
今回はその思い出を機内食とともに振り返って見たいと思います。
スポンサーリンク
目次
Part.1 China Airline CI107 NARITA – TAIPEI First Class 搭乗記~チャイナエアラインはLCCが出てくるまでは格安航空券の宝庫だった~
現代ほどLCCと言われる航空会社がなかった時代、安いチケットといえば何と言っても「チャイナエアライン」でした。
数年に一回は事故を起こすとか色々と陰口を叩かれ、確かに1994年名古屋空港では着陸失敗、2007年には那覇空港で到着飛行機が炎上するなど確かに10年に一回ぐらいは何か起こるなぁと思ってはいました。
ただ、個人的には特に気にせずにバンコクに行くのにたまに使っていました。
その理由は何と言っても安い!
10年前ですから今のようにインターネットでサクサクチケットを買うことができる訳でもなく、旅行代理店で探してもらうしかありませんでした。
3月の連休に急にバンコクに行きたくなって1月の下旬に航空券を探してみたのですが、キャセイパシフィック航空のバンコク行きのエコノミークラスが20万円前後で高いなぁと思いつつ、チャイナエアラインを見てもらうとなんとびっくり!
なんと8万円台でしかもビジネスクラスが出ているではないですか!直前にしては激安です。
これには旅行会社の人もびっくり。
ちなみにエコノミークラスはそれより1〜2万円安いぐらいでしたので、ビジネスクラスを使わないという選択肢はありません。(値段の付け方がおかしい?)
しかも、、ファーストは14万円ですよ!というので、つい「それ押さえてください!」ということで購入してしまいました。
激安とはいえ、、チャイナエアラインとはいえ、、、ファーストクラスです(笑)
それまで(今でも?)乗ったことのないファーストクラスに乗れる!ということで、もうウキウキ気分で空港に行ったことを覚えています。
スポンサーリンク
チャイナエアライン(CHINA AIRLINES) CI107 成田 – 台北
写真がこれしかないのと、良く覚えていないのですが、当時は成田空港のラウンジはJALのサクララウンジを使用したようです。
鶴丸ではない一昔のJALのロゴが懐かしく感じます。
ラウンジよりも何よりもファーストに乗れる!ということで頭がいっぱいだったのでしょう(笑)
後にも先にも「First」の文字の入ったボーディングパスをもらったのはこの時だけです。
そういえばチャイナエアラインのマイレージクラブ「Dynasty Flyer」にも入会していたのでマイルはそこに貯めていました。
今ではスカイチームに所属するようになったので、デルタ航空のマイルに貯めることが出来ます。
まぁ利便性は上がりました。
台北からバンコク行きのみ今回はビジネスクラスです。
最近のボーディングパスは白黒が多いのですが、この頃はちゃんと色分けされていていました。
スポンサーリンク
(スポンサーリンク)
チャイナエアライン(CHINA AIRLINES) CI107 成田 – 台北 ボーディング
D94ゲートということは、、サテライト側の端っこですね(笑)
今でも成田線にはB747は就航していますが、ファーストクラスは既に無くなってしまってビジネスクラスだけになってしまっています。
ただし、、最前列5列目まではファーストクラスの座席が導入されていますので、ビジネスクラスの料金でファーストの座席が利用できます。サービスはビジネスクラスですけれど、気分的には随分と違います。
確かに当時乗った時も随分とヘタリががあったのと古い座席だなぁと思ったのを覚えています。
そのB747ももうじき無くなってしまうのは寂しいです。
シート
見た目古い、、(笑)
確かに古くて座席のクッションも若干ヘタリ感がありましたが、腐ってもファーストクラス(笑)フルフラットになるのでものすごく楽なんです。
B747の最前方のAコンパートメントがファーストクラスで、乗り込むと中央部分に雑誌や新聞が並べられていてドアクローズまでシャンパンを持ってきてくれたり至れり尽くせりです。
足を伸ばしてもこの通りゆったりです。足がここまで上がるとすごく楽なんだ、、とこの時初めて感じました。
それまでは他の航空会社のビジネスクラスに乗ったことはありましたが、ライフラットシートしか無くてフルフラットはなかったんです。
座席は古いけどやっぱり楽なんだ、、と実感しました。
スポンサーリンク
(スポンサーリンク)
チャイナエアライン CI107 成田 – 台北 ファーストクラス 機内食
3時間もかからない短距離ですからそれほど豪華なものは出ないと思っていたのですが、ちゃんとした機内食が提供されます。
メニューも豪華版です。
今回は折角なので中華にしてみました。
ちなみに洋食は、牛肉の赤ワイン煮込み
和食も凝っていて、ちゃんと一の膳からのコース料理です。
チャイナエアライン CI107 成田 – 台北 ファーストクラス 機内食メニュー
海老のうずら卵巻
牛肉の野菜巻
鴨のXO醤煮込み
からすみと姫大根
帆立と鮑のスープ
主菜
ロブスターの野菜餡かけ
牛肉の醤油煮込み
中華風野菜 チンゲン菜炒飯
デザート
オレンジシャーベット ストロベリーソース添え
季節の新鮮果物
まずは赤ワインで前菜を頂きます。
これ前菜かと思ったら実は違っておつまみでした。
げ、これが前菜、、主菜かと思うぐらいのボリュームです。
(足は気にしないでください(笑))
随分と凝った前菜が出てきました。もうこれだけでお腹いっぱいになりそうです。
10年以上前のことなので味は覚えていませんが、とっても美味しかったです。
そもそもチャイナエアラインはエコノミークラスを利用した時も当時としては機内食は美味しかったので、ファーストならばなおさらです。
主菜になって更にグレードアップ!
恐るべしチャイナエアライン!
肉厚のロブスターに、、
牛肉の一皿
中華野菜もおしゃれに衣替え
炒飯は欲しくなっちゃいますね。
デザートは選択出来たので、シャーベットとフルーツをもらうことにしました。
ちなみに、、、ふと気になってタイムスタンプを確認してみると、出発時間が9:40定刻で、デザートの写真が11:40ですから、、、出発から2時間、離陸して1時間半でやはりここまでサービスが完了しています。
2時間たっても終わらない某社のサービスとは段違いのスピード感です。
というかこれが一般的なのですが。
スポンサーリンク
コメントを残す