先日横須賀にある「猿島」に行ってきました。「猿島」というぐらいだから猿がいるんだろうと思ったらいないんですね(笑)
船で約10分ほどで着く無人島ですが、夏は海水浴、秋はビーチでバーベキューや釣り、要塞島の散策など結構遊べます。
島の船着場の近くには売店も充実しているので手ぶらで行ってアウトドアを楽しむのに不便なことはありません。
旅行期間 2016/10月
エリア 横須賀 猿島
テーマ 街歩き
目次
都心から約1時間で行けるショッカーの基地もあった猿のいない無人島「猿島」廃墟群がまるでラピュタの世界
「猿島」へのアクセス
東京駅からJRと京急線を使って「横須賀中央」駅まで約1時間。横浜中央駅から徒歩15分ほどで三笠桟橋まで行ってそこから船で10分ほど。桟橋からは沖合に浮かぶ猿島を見ることができます。
猿島の歴史
この島を色々と調べてみるとなんと縄文時代からの歴史のある由緒ある島なんです。古くは縄文時代の土器などが出土して人が暮らしていた様子がありますし、鎌倉時代には日蓮上人の乗る船が難破した際に「白い大きな猿」に導かれ流れ着いた場所がこの猿島ということでその名がついたようです。島の桟橋から反対方向の崖下に日蓮洞窟という場所があったのでそこでしょう。
またこの場所は1877年から横須賀が軍港になった時点で砲台が作られ要塞化されていきます。防空砲台として整備されていきましたが、その当時に配備された高射砲では射程が足りずにあまり役に立たずに終戦を迎えることになります。
三笠公園の記念艦「三笠」
猿島に渡る船着場の横には巨大な戦艦「三笠」が保存されて一般公開されています。既に無用の長物ですが、見た目はかっこいいです。
入場料金は一般600円、高校生300円、それ以下は無料ですので猿島に渡る前に見学してみるのも良いですね。滅多に見れない軍艦ですからちょっと見てみるのも良いですね。
猿島に渡る
乗船口の近くにチケット売り場があります。
乗船券と公園の入園料が一緒になっていて大人1300円、小学生650円です。友人と大挙して行ったので団体割引でチケットを購入しました。
ここから船に乗って10分ほどで猿島に渡ります。一度に200名ほど乗船できるので行きも帰りも乗れなくなることはまずありません。ただし、雨の時は少し困りもので、船の上のデッキには屋根がないですし、出航後は傘をさすのは禁止ですので濡れてしまいます。濡れたくない方は1Fのデッキに行くしかないです。
桟橋からちょっと先に猿島は見えています。近いですね。なんなら泳いで渡ることもできそうです(やりませんが)
猿島到着
桟橋の横はビーチです。狭い、、ビーチと売店、BBQはこの場所で行います。島の残りの部分は遺跡群ですので散策して楽しむことができます。
猿島を散策する
当日でも現地のガイドの方に連れてもらって史跡を散策することが可能です。
日程(2016年)
5/14〜7/3 土日祝日
9/3〜11/27土日祝日
一回目:11:00〜
二回目:13:00〜
ツアーに参加しなくても島内は回れますが、説明を聞いた方がよくわかりますし、弾薬庫内部などツアーに参加しないと見ることができない場所にも行くことができるので興味がある方は参加料が200円と格安ですので参加してみると良いでしょう。
猿島散策
島内は岩壁を掘ってレンガで覆った作りになっており、この様式はフランドル積みと呼ばれ日本でも数少ない場所になっている。
この中に入るにはガイドツアーに参加しないと入れません。
この辺は砲台の地下施設だったようです。
ちょっと画像処理をしていますが、トンネル部分は周りを自然に囲まれてまさに廃墟です。天空の城ラピュタに出てきた空に浮かぶ島のようです。長年の時を経て自然の中でひっそりと佇んでいます。
ちなみにこの島は仮面ライダーの撮影でもショッカーの基地があるとしてしようされたようです。うーん、この場面見たことがあるか記憶が定かではありませんが、確かにショッカーの基地と言われるとそんな気もします(笑)周りの天王台は仮面ライダーVSショッカー軍団の戦闘の場所にはもってこいの広さです(笑)
島内の石畳で雰囲気は良いです。写真はイメージが緑だったので少し緑を強めに補正したり人を消してみたり加工していますのでご了承ください。
展望台に上る
高台の展望台に上ると小さく海ほたるも見える見晴らしの良い場所があります。天気がいいと気持ちがいいでしょうね。
なんの施設かわかりませんが昔の見晴らし台でしょうか。
砲台跡から海へと下る
この階段を下ると日蓮堂まで行けます。結構急な階段なのでご注意を。下では釣り場もありますので、ここで釣りをしている人もいます。波があるときは危ないかも?
日蓮洞窟
まぁこれといって何もないのですが、縄文時代の遺跡のようです。
海まで降りることができます。釣りをしている人もいますが、ここからどうやっていったのだろう、、
管理棟で一休み
管理棟には軽めの食事もありますので帰りの船の時間まで一休みです。
横須賀の水を使っているということですが製造元をみると岩手県、、??
お昼の14時を回ったぐらいですがまだ猿島に渡ってくる人がたくさんいます。
はとバスのツアーもあるようで、ガイドさんが島内に複数名いらっしゃいました。
三笠桟橋に帰港
猿島は新しい施設もあって快適ですが一歩島内に足を踏み入れると廃墟が広がるとても不思議な場所でした。
コメントを残す