飛行機に乗った時に皆さんはどのように時間を過ごしますか?
映画を見たり、音楽を聞いたり、、最近はネットもできちゃったりしますね。
私は飛行機に乗る時に、昔は大量の本や雑誌を持ち込んで読んでいましたが、最近はiPadがあれば何冊でも持ち込めます。普段あまり時間が無くても飛行機の中は暇ですので(笑)ゆっくり読めます。
時代が変わって随分楽になりました。
目次
論理的思考力を鍛える33の思考実験 北村良子著
おすすめポイント
この本の中には直感的に考えたことと、実際に論理的・数学的に考えると実は違っているという33の事例が提示されています。
どれだけ直感が騙されやすいかという事実が示されており、「あれ?」とつい自分の間違いに失笑してしまいました。
それらを踏まえて、普段から「こうなったらどうしようか?」と最悪の事態を想定しつつ想像を巡らすトレーニングをしておこうと気づかせてくれる良書です。
ロンリテキシコウリョクとは?
「論理的思考力を鍛える」と言っても何も難しいことを言っているわけではありません。
自分の今持っている倫理観や知識、想像力などを駆使して頭の中で「自分だったらどんな選択をするのか?」を考える訓練をすることなのです。
普段から「もしこうなったらどうしようか?」「その時に別の事象が発生したらその判断は正しかったのか?」など様々な角度から最初の判断を見直して総合的な判断力を磨いていく、、いわば脳トレのようなものです。
日常の判断にも役立つ
私達は日常様々な選択をしています。
御飯を食べたり、目的地に行くための交通手段を選んだり、観光場所を選んだり、、
おそらく多くは「直感」で選んでいる場合が多いと思いますが、よくよく考えてみると、それって本当は適当に選んでいるわけではないんです。
今までの経験や知識、緊急の度合いなど様々な要素を瞬時に判断していまるのです。
おそらくその直感は「なんとなく」正しいとはずなのですが、もしかしたら違う側面から見ると違うかもしれません。ましてや緊急事態に遭遇した際にとっさの判断が出来ずに行動がフリーズしてしまうかもしれません。
そんな時にも即座に行動できるように論理的にも個人や社会の倫理的にも正しいかどうかを常日頃からトレーニングしておく必要があります。
普段から訓練しておくことは重要
物理的に準備するのはお金も時間もかかりますが、頭で想像するだけならタダなので、やっておいて損はありません。
例えば最悪の事態として、「飛行機が落ちそうになったらどうしよう?」と考えた時は救命胴衣の位置を確認しておいたり、非常口を確認しておいたりしよう!と考えます。
更に、非常口に行く経路まで電気が消えて真っ暗だったどうしよう?と想像した時に、そこまでの距離感を掴んでおくことを考えますし、人で溢れていたら??など思考はつきません。
世の中何が起こるかわかりませんから、準備を怠りなく、、と言いたいところですが、いくら準備しても問題を回避出来るわけではありません。
一番重要なのは、「冷静に状況を判断して冷静に行動出来ること」です。
その為にも日頃から少しの時間頭の訓練をするのは良いことです。
何と言ってもタダですからね。
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