新聞の広告にJR東日本と阪急交通社の共同企画で「憧れのカシオペア紀行 ザ・ウインザーホテル洞爺とさっぽろ雪まつり」を発見。
この「寝台特急カシオペア」は北海道新幹線開業の今年2016年3月26日に定期運行としては既に廃止になっていますが、旅行会社とタイアップして臨時列車としてまだ運行しているのです。
3年前に運良く12両編成中1室しかない「展望スイート」のチケットを入手できたので乗ったことを思い出しました。
旅行期間 2013/08月
エリア 北海道
テーマ 電車
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目次
広大な北海道に電車で行く「寝台特急カシオペアで展望スイートを体験」の思い出
この「寝台特急カシオペア」には12両編成で1室だけ1号車1番「展望スイート」というところがあって、上野発では最後尾になり180度のパノラマが独占できるすごく贅沢な客室です。
お値段も実は他のスイートと変わらないので発売直後に即完売というまさにプラチナチケットでした。直後と言ってもまさに〜1秒以内に完売されるというまさに瞬殺でしかチケットが取れないのです。
今は既に定期運行していないのですが、チャーターで運行されているようです。
新聞で見かけた阪急交通社の広告はこれです。
ザ・ウインザーホテル洞爺に泊まるプランは65万円とびっくり価格でしたが、ホテルのグレードなどで色々なバリエーションがあるのですね。
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一年に一度の冬の祭典 さっぽろ雪まつりに行く! 上野発札幌行 夢のカシオペア紀行 フリープラン4日間by阪急交通社
さっぽろ雪まつり2017(2017年2月6日〜2月12日)も一緒に楽しめるようです。
さっぽろ雪まつり期間は市内のホテルもいっぱいになりますし価格も高騰しますから今では定期便としては乗れないカシオペアに乗れて鉄道運賃、特急料金、ホテル代、復路の飛行機代も入っていると感がると意外とお得なプランのように思えます。
私はツアーをあまり利用しないのですが、国内では年初に能登旅行で初めて阪急旅行社を利用しました。個人手配よりすごくお得なツアーでした(1泊2日で飛行機込みで1.98万円!)ので手間暇も考えるとツアーを上手に使うのもありかなぁと思っちゃいました。その様子は以下の投稿でどうぞ。
チケットを購入!
チケットを取るには旅行会社か駅のみどりの窓口の端末から「マルス」で1ヶ月前の10時に一斉に早い者勝ちで発券されます。
マルスの「10時打ち」
特に人気のある列車は1ヶ月前の10時の時報と同時に即完売です。
どうしても取りたい場合にはその端末に事前に全ての情報を入力して、10時の時報と同時にEnterキーを叩いてもらうのです。
これがマニアの間で言うところの「10時打ち」です。
10時に少しでも早いと受け付けてもらえず、ちょっとでも遅れると他の端末に取られてしまうまさに0.0何秒の世界なのです。
どうやら時報の0.05秒前に叩くとJUSTになるというまことしやかな噂もありますが、こればかりは窓口の人の技量と運です。
何度もチャレンジしたのですが、どうしても取れなかったのですが、別ルートでなんと入手できました!
入手経路は他にもある。
ただ、、今回の入手経路は「ヤフオク」です。
これだけのプラチナチケットですからオークションで転売して儲ける人もいるんですね。
今回は友人がどうしても!ということで執念で落札しました。
落札価格は正規価格の倍+アルファ。まぁ仕方ありません。
ただ、この落札したチケット自体は本物なのですが、後々ちょっとしたトラブルに巻き込まれそうになったものでした。
このチケット不思議なんです。
発行端末が「静岡 本社MR」なんです。
通常は発行した駅名などが入るのですが、本社マルス?この違和感が後で問題になるのですが、幸運が重なりトラブルになることもなく乗車できました。
確かに食堂車の予約の時にこの端末の意味を聞いたのですが、みどりの窓口の方も首を傾げていました。
摩訶不思議なトラブル
乗車の1週間前にはみどりの窓口でそのチケットを使って食堂車の予約も完了しました。
その時点までは今回入手したチケットは本物だったことがわかっていたのです。
問題はそこから乗車までの間で起きました。
同行の友人が乗車3日前に札幌駅で乗車列車の空き情報をたまたま確認すると、、なんと払い戻しがされているという自体が発覚!急いで買い直しをしました。
この時点で展望室は一室しかないにもかかわらず、2枚のチケットが存在することになってしまいました。
運良く同一人物がチケットを2枚持っていることになったので乗れることには変わらないのですが、別の人が買っていたらと当日かち合っちゃいますね。
直ぐに札幌のみどりの窓口で調査を依頼。
チケットそのものがないと払い戻しができないのでそんなわけはないんだけどなぁ〜とJR北海道の方も言っていましたが、実際2枚のチケットが存在しているわけです。
次の日、、結局今持っているチケットが有効で新しく買い直したチケットの払い戻しで決着しました。
が、原因を聞いても歯切れが悪い。
昨日はあんなによく色々と喋ってくれたのに、、内部事情のようですのでそれ以上追求しませんでしたが、場合によっては乗れなかったこともあるわけで、たまたま確認をしたという強運に支えられました。
ここからは憶測ですが、一般の人がこんな不思議なチケットを発券して、しかもチケットそのものがなく払い戻しができるとは思えません。
普通ではありえないことが起きたので謎が謎を呼ぶ事件に巻き込まれてしまったわけですが、強運と執念で乗れたから良いとしましょう。
カシオペアに乗車
今回は上野〜札幌まで乗車します。
上野駅では最後尾。鉄道ファンが写真を撮っていたり記念撮影をしています。
私は特に鉄道ファンというわけではないのですが、まさにこの部屋でこれから札幌までの19時間を過ごせると思うと感無量です。
車両が独特の形をしていてシルバーの車両は古さを感じさせません。
寝台特急カシオペア1号車1番室 展望スイート室内
ベッドには寝間着とスリッパ、アメニティーなどが準備されています。
出発進行
出発してしばらくするとお姉さんがワインなどお酒を持っていてくれます。
これも料金に入っているのですね。
つい記念写真。(肖像権保護のためお盆の上のものだでご勘弁ください)
サイドのカーテンを開けるとお部屋からは走行中180度のパノラマを楽しむことができます。
まさにこの部屋でしか体験できません。
移動手段としては飛行機の方が圧倒的に便利なのですが、電車でゆっくり車窓を見ながら行くのもまさに別次元の体験です。
時間はかかりますが寝っ転がって行けるのでそれほど疲れません。
とはいうものの、初めての体験なのであちこち見て回ったり夜中に停車駅を見たりするのに起きたりと寝不足気味になりましたけれど。
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