シンプル快適ライフ / 「節約」はしない。ただ不要なものは買わないだけ。

「節約」と「不要なものを買わない」は同じようでちょっと意味が違うと思っています。「節約」は必要なものも少しずつ削るような気がするのに反して、「不要なものを買わない」はつまり「必要なものしか買わない」という意味です。最近節約生活が人気ですが、細々とした節約も楽しんでできれば良いですが大変な気がしています。

節約は楽しい?

節約本やテレビで水道代や電気代の「節約」の為のノウハウが色々と紹介されています。まぁ見る分には楽しいのですが、実際に実行している人がどのぐらいいるか疑問です。多分実行する段階になると「面倒くさい」と思うのです。

小さな節約は確かに積もり積もると大きな額になりますが、そこまで行くまでに挫折する人が大半ではないでしょうか。

自分が好きなことは何だろうともう一度見直してみる。

そもそも漠然と「節約」しようとするから目標がないので挫折するんです。ここで一旦自分にとって何が一番重要かを考えてみましょう。

食べることが好きなのか、スポーツが好きなのか、旅行が好きなのか、、、その大枠を決めるだけで随分違います。つまり、その好きな事以外の事をしなければ良いのです。

企業でいうところの「選択と集中」です。重要な事一つ決めるだけで、それ以外の事をしない!と決めるだけで気持ちが楽になります。

筆者は旅行が好きなので、そこに集中的に使います。普段はお酒を飲みに行く事もなく、自炊も大した料理は作りません。ファッションもこだわりはありません。

全部満たそうとした時点でお金が足りなくなってチマチマと「節約」してもストレスがたまるだけです。

好きな事にだけお金を使うようにするとストレスも無くなりますよ。

衝動買いはしない

衝動買いにもレベルが色々あって、家を見に行った人が衝動買いをしてしまったとか車を見に行っただけなのに帰りには購入契約をしてしまったなど信じられない話も聞きますが、もう少し話を小さくすると「100均での衝動買い」でしょうか。

確かに店内を見ていると安いし買い物が楽しくなりますね。気持ちはわかりますが、それこそ使わないものまで買い込んでしまいます。(100均のビジネスモデルが衝動買いの見込み客で収益を上げるですからね)ですので、これが足りない!と感じたものだけを買うようにしましょう。お店の中にいるとだんだん100均の魔力に取り憑かれてしまうので、必要なものを買ったらお店を出ましょうね(笑)

固定費を削るのが一番効果がある

企業では固定費と流動費という名前が付いている事が多いですが、平たく言うと「固定費」とは家賃や正社員の人件費など必ずかかる費用のことで、「流動費」とは電気代や材料費、リーズ費用など必要な時に消費する費用の事(ここに派遣社員費用が入っているのです)です。

スーパーの特売、電気水道代やレジャーや外食を節約しましょう!というのは「流動費」を節約しましょうと言っているのです。

では一般家庭で固定費とはなんでしょう?一般家庭では家賃・駐車場代や生命保険料、携帯電話代金など契約上毎月必ず一定の額が出て行くものの事です。実は生活する上でここが一番大きな支出ですし一旦契約してしまうと見直す事もなくそのまま垂れ流しになっている事が多いのです。

ただ、ここを見直すことがチマチマと「節約」するよりも効果が絶大です。

筆者は今年アパートの更新時期がきましたので、管理会社と交渉して三千円程家賃を下げてもらいました。年間にすると36000円で2年契約ですから72000円分の価値があります。これで台湾一回分の旅費が出ます(笑)一度契約してしまうとそれは契約ですので後からの変更はできません。ですので、更新時期になった際には見直しを交渉することをお勧めします。

生命保険も金額の減額や不要保険の見直しで月額2500円程少なくしました。これはまだしばらく続きますからヨーロッパ旅行一回分ぐらいになるかもしれません(笑)

また、最近は携帯電話料金が昔に比べて高騰していますので、ここも自分の使用状況を見極めて安いプランに乗り換えてみると年間で数万円やすくなる場合もありますのでオススメです。

一番厄介なのは生命保険。

これは言いたい事が山のようあるので別に書きますが、そもそも生命保険が何のために必要なのか考えないと毎月すごい額を払って安心を買っているつもりが生活を圧迫して逆に不安要素を増やしているだけかもれません。保険屋さんは色々と不安を煽って高額な保険をすすめてきますが、自分に何が必要なのかを考えて足りない部分をちょこっと補うだけで十分です。

日本の国が行っている国民年金保険や厚生年金保険はかなり優秀で(その分財政がかなり圧迫されていますが)その中身を知るだけでも十分だと納得されると思います。医療費は高額医療助成金がありますから仮に一月に手術を含めて100万円かかったとしても自己負担は所得応じて違いますが数万円程度で残りは戻ってきます。(これも申請をしないと戻ってこないというのが分かりにくさの原因だと思います)

もちろん保険でカバーされる「万が一」の保証は魅力です。ただ、その万が一は本人にとって一番不幸なことなのでだれもそんなことは望みません。

不幸な事が起こらないように気をつけるのと高額な保険料を払ったつもりで自分で貯蓄しておくことで十分だと思っています。

年一度は毎月出て行く固定費を見直す事をお勧めします。

このような固定費は毎月見直すのは大変でしょう。年一回時期を決めて毎月どのぐらい何に使っているのかを見極めて必要なものを足したり、不要なものを削ったりするだけで随分と家計に余裕が出てきます。

最終的には固定費を削るのが一番効果があります。

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