この記事を書いているのは香港のシェラトンホテルの一室。
今日は昔からの友人と毎年恒例になった上海蟹を食べる為に香港までやって来ました。
もっとも、今年は数日前に上海蟹のダイオキシン汚染問題が発覚して輸入がストップ。
残念ながら食べることはできませんでしたが、別の美味しいものを食べることができて満足できました。
金融の街香港はネオンがきらびやかで世界屈指の観光都市でもあり金融都市でもあります。
上等な身なりの紳士から物乞いまで様々な人の人間模様が垣間見れます。
リスクを冒してまで富豪になろうとは思いません。
たまに親しい友人と一緒に美味しいものを食べられることができる程度の自由があることが一番の幸せな時間ではないかと爽やかな風が吹き抜ける香港の街でそう思いました。
大まかな人生設計
社会人になってからうん十年。
経ちますが、20代の頃は40代の今の自分を想像すらできていませんでした。
ただ、漠然と体力もなくなるだろうし、若い時と同じように無理はきかなくなるんだろうなぁとは思っていました。
定年退職という事もあまり想像できていませんでした。
でも、60歳になって何もすることがなく、ぼーっとしている自分を想像できませんでした。
まずそれがスタートになりました。
若いうちは必死に働いて、50歳ぐらいで会社や組織に縛られるのはやめてリタイアしよう!
50歳ぐらいならまだ体力もあるだろうから新しいことに挑戦したりする事もできるだろうし、ある程度のお金もたまっていれば自分のやりたい事も自由にできるんじゃないだろうか。
そう、お金がないと自分に自由が来ないのはその時すでにわかっていました。
とにかくお金に悩むことがないようにするにはどうすれば良いか考える
20代の頃は全くお金がありませんでした。
今と同じように旅行が好きであちこちに行っていましたが今ほどお金をかけられないのでまさに貧乏旅行でしたが、若かったので苦にはなりませんでした。
世界各地を回っているうちにそれぞれの国の豊かさや貧しさ、通貨の価値の違いを体験してきました。
同時にお金がなくても楽しそうに生きている人々や、お金がない為に不幸な生活をしている人たちを見て来て将来の自分をどうすれば良いのかを少しづつ考えるようになっていました。
お金は道具の一つではあるのだけれど、その価値は場所によって全然違っていることに驚いたのと、もしこれが逆に立場になったら大変なことになるという危機感を持ったことを覚えています。
真の自由はお金から自由になるしかない
何も大富豪になる必要もありません。
ただ、入ってくるお金と出て行くお金が均衡していてうまく回っている状態にすることが大切であるということと、自分の好きなことをしていくにはしばらく入ってくるお金がなくても大丈夫な資産がないと自由になれないのだということを考えていました。
No money No freedom.
それがずっと頭の中にあって全ての判断の基準は「どのようにして将来に将来にわたって継続的に収入を得ることができるか」ということでした。
働いている間は継続的に収入があります。
失業したら?退職したら?年金が少なくなったら?通貨価値がなくなったら?どんな時にも大丈夫な方法はないかがずっと頭の片隅にありました。
その方法が見つかった時はきっと真の自由が得られるはずと信じて。
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