資産運用ってたくさんお金を持っている人がすることでしょうか。
私はそうは思いません。
一刻も早く始めるべきです。
ただし、資産運用ってお金がたくさん儲かるイメージは捨てた方が良いです。
資産運用はあくまで自分の安心とお金から自由になる為のツールでしか無いのですから。
「資産運用」ってどんなイメージでしょう。
お金持ちがするもの?
一攫千金でボロ儲け?
逆に運用に失敗して大損?
いえいえ、そういったものでは無いんです。
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「貯金」と「資産運用」の違い
貯金と資産運用ってそんなに大きな違いは無いんです。
資産運用が大きな括りで、その中に「貯金」も入っている感じです。
資産運用は自分の代わりにお金や様々な資産に働いてもらって「将来の価値を減らないようにすること」と「着実に成長させる」という2つの意味があります。
決してドカンと大儲けが資産運用ではないのです。
特に「将来の価値を減らさないこと」が一番重要です。
昔は貯金も資産運用の柱だった
バブル崩壊までは日本の安全な資産運用の王道は「貯金」と「持ち家」でした。
丁度今の60代以上の時代ではそれが当たり前であり株式投資などの運用はごく少数でした。
それもそのはずです。
世の中はインフレ状態でものの値段が上がっている時代ですし、金利も6%とか7%とか付いていた時代です。
給料も毎年上がることが当たり前でした。
そう考えると値動きの激しい株式に投資するよりも借金をして家を買う方が良かったのです。
貯金も金利が7%ですと10万円を半年複利の定期貯金にしておくと10年後には2倍の20万円になったのですから何も考える必要はありませんでした。
今は全く逆の世の中になってしまいました
同じことを現代でしている人はお金に関する知識と感覚がずれた人になっています。
貯金をしても金利は雀の涙ほど。
10万円の定期預金だと1年で10円しか利息がつきません!
家の購入も少子化で家が余っている状況では将来欲しい人が現れるわけではなさそうなので新築物件を買った瞬間に中古物件になり価値が1割以上下がります。
「貯金」も「持ち家」もどちらも資産運用の一番重要な項目である「将来の価値を減らさないこと」としては不適格です。
現代では資産運用は世代によって様々
昔はどの世代でも大体同じプランで安全に資産運用ができる時代でしたが、現代はそういうわけにはいきません。
昔の方に「リスク」という大きなパラメータが増えてしまったからです。
重要なのは「将来の価値を減らさないこと」ですので、高齢の方は増やすというよりも保全する、若い世代であればある程度リスクをとって将来に備えるのが良いですね。
いつ何が起こっても慌てないように準備をしましょう
今の日本は国策でインフレにしようとしているのですから、いずれ物の値段は上がるのは必至です。
ですので資産のある程度ある高齢者の方にも、給料の上がらない若い方も何も準備をしなければ、ジリ貧になるのは目に見えています。
いつ急にものの値段が上がるか予測できません。
しかも、政府発表の統計と自分の買い物での実感とはかなりかけ離れているような気がして、数年前に比べると少しずつ生活コストが上がっているような気がしてならないのです。
嵐の前の静けさでなければ良いのですが、なにか起こる前に一刻も早く着手しましょう。
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