私も戦前の話はわからないのですが(笑)戦前は人生60年。
今ほど医療も発達していなかったし日本も貧しかったので平均年齢も現代ほど高くありませんでした。
その時に設定された社会保障・年金制度もだましだまし持ちこたえさせようとしていますが、平均寿命も80年になった現在ではまさにそれこそ「想定外」の出来事なのでしょう。
おそらく年金がなくなることはないでしょうが、現状を直視すると実質の減額は避けられない状況まで追い込まれています。
将来のことを考えても仕方がないと今は思うかもしれませんが、今から考えておかないと自分の身に降りかかってきた時にとんでもないことになります。
どの年代の人にとっても今現在が自分自信が一番若い時なのです。
これから若返ることも時間を戻すこともできません。
今がきつくてもそれが将来もっときついことになることを考えて行動することが重要です。
人生60年の時代だと、若いうちに一生懸命頑張って、60歳の定年を迎えて年金をもらって数年後には何らかの理由で生涯を終える人が大半で、70歳を超えて生き続ける人はラッキーでした。
しかし、最近では医療の発達で死亡率も下がり良くも悪くも寿命がかなり伸びました。
健康であればそれは好ましいことですが、人間は生物ですので長く体を使っていると衰えます。
これは仕方のないことです。
今現在より働いて収入を得ようとしても無理があります。
それは誰しもわかっていると思います。
残念ですが時代が変わりました。
そのことを認識して、今現在の一番若い時に将来の自分を少しだけ支えるように準備しておくか、後で困った時に仕方がないと諦める覚悟をするか選択を迫られているのです。
継続的に収入を得られるようにしておく
体が思うように動かなくなった時の収入は、、
1. それまでの経験を元に頭を働かして人を動かして収入を得る
2.少額でも資産を持って運用益を得る
3.継続的に収入を得られるようにしておく
ぐらいでしょうか。
とにかく体が衰えるのですから頭か手先を動かすしかありませんね(笑)
1はかなり上級者向きです。
人望があって社会的にも信用のある人なら可能でしょう。
ただし会社の地位ではありません。
会社をやめた瞬間にただの人になりますから、自営の方ならそれが可能かもしれません。
会社勤めの一般の人ができるとしたら2か3でしょう。
一番簡単なのは実は2なのです。
今から少額を積立ておいて将来の自分に仕送りをするのです。
しかし現金ではダメです。
現金はそれ自体が価値あるものではありません。
ただの紙っきれで、物をやりとりする時のツールにすぎません。
その価値は普遍ではなく、インフレが起これば一発で終わりです。
つまり現金で持っていてもリスクはあるのです。
現金以外のものでちゃんと自分に仕送りをしましょう。
3はやる気の問題です。
ここも時代が変わって昔ほど場所に縛られずにインターネットを通じて世界中の人に情報を発信するということ自体で価値を生むことができる時代に変わったのです。
昨今のユーチューバー(YouTubeで動画を流して収入を得る人)などが代表的な例でしょう。
ただ、彼らも楽をして収入を得ているわけではありません。
継続的に視聴者を獲得するために毎日格闘しているのです。
ですから側から見て馬鹿らしいことでも、それを支持する人がいる限り成り立つ新しい職業なのです。
これはやる気があればすぐにできます。
しかし生活ができるまでに育てるには長い年月がかかります。
そこまで根気が続く人であれば良いのではないでしょうか。
まずは無難に将来の自分に仕送りをすることから始めましょう
まずは自動的に積み立てを行なって将来の自分に仕送りをすることから始めましょう。
まずは現金積み立てでもよいでしょう。
しかし、現金のまま持っていれば確かに損をすることはないように見えますが、先ほど書いたように信頼できるものではありません。
資産運用を勉強して投資に幾分振り分けて長い目で運用する気持ちが必要です。
資産運用や投資は儲けが出ることもありますが、損をすることもあります。
重要なことは歳を取っても金融資産から継続的にリターンを得られる状態にしておくことなのです。
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