今の日本にはものが溢れかえっています。街を歩いていると綺麗に飾られた商品やテレビや雑誌のCMを見ていると、それを使っている自分の姿を想像してついつい欲しくなってしますね。
そりゃそうです。そんな風に欲しくなるように仕向けるのが売る側のビジネスですから(笑)
でもそんな時は一呼吸おいてよく考えましょう。それって本当に自分にとってどうしても必要で価値のあるものですか?
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高価なものは長持ちするから価値のあるもの?
よく「高額ですが良いものですので長く使えて結果的にお得ですよ」と言われたりしますが、それは売る側からすれば売るための方便ですし、買う側にとっては単に高額商品を買う時に自分を納得させる為のマジックです。判断基準は「それを本当に長く使うかどうか」です。
物は使ってこそその価値がありますし、いくら高額のものでも使わなければただのゴミです。
ですから、本当に自分に必要な物には惜しみなくお金を使って、そして長く使ってこそ価値がでるのです。
高価なものを持っているだけではその人の価値は上がらない
高価なものを持っているとなんとなく自分が偉くなったような気分になります。それは全くの勘違いです。
ものを買って持っているだけでは本人の価値が上がるわけではありません。
高価なものでも安価なものでも、買ったらボロボロになるまで使い倒して初めて購入したものの価値を自分に吸収できるのです。
本当に自分に必要なものとはなんだろう?
子供の頃欲しいものをおねだりした時に「他の人は持っている?」と聞かれました。
昔は「みんな同じ」があらり前の世界でしたので、みんなが持っていないと要らないもの、みんなが持っていると必要なものと判断した頃もありました。もっとも、それはものがない時代の話です。
現代は他人にとっては無価値でも、その人にとっては価値のあるものがたくさんあります。
それを見極めるためには自分が何に興味を持っていたかをしっかりと考えることから始めることです。昔から興味があってずっと続けていることの延長線上であれば高いものでもその人にとって価値のあるものでしょう。
逆に、他の人が使っているのを見て羨ましいなぁ〜と思っただけなら、ちょっとだけその熱が冷めるのを待ってみると意外と1週間後には忘れてしまっているかもしれません。
PCやスマホなどの進化が著しいものは?
これも自分が今何が好きかを考えましょう。
ゲームが好きな人や写真が好きな人はPCの能力が楽しさや作業性を左右します。そういった人の場合は3年が目処でしょうか、、
最近が技術革新の速度が早くなっていますので、3年もすれば処理速度が全く違います。ただし、性能が上がっても価格は逆に下がっていくという不思議な世界なので、本当に支障が出る時が買い替えどきでしょう。
私は処理速度が必要な作業は2年前に買い替えたMacBook Proで写真や動画処理、執筆など全部こなしますが、バックアッップストレージの管理は10年前のデスクトップを増設に次ぐ増設で使っています。
処理速度はすんごく遅いです。マザーボードのボタン電池が切れて一度入れ替えました(この話がわかる人はPCに詳しい人ですね(笑))
でも一応Window10が動いてるし、ストレージ管理ぐらいは困りません。さすがに起動ディスクは2年前にSSDに入れ替えましたが、、
スマホも発売された初期は毎年のように性能や出来ることが増えていきましたが、ここ数年はだいぶ落ち着いていますので本当に困ってきたときや壊れたら買い替えどきでしょう。
(2017年7月追記)とうとうデスクトップPCを買い換えました!
起動も少しコツがいるようになりまして、とうとう動作が不安定になってきました。もう寿命ですね(笑)
というわけで、最新のPCに買い換えました。
インテルi7 16GBメモリ、500GB SSDであればフォトショップもアドビLLもサクサク動きます(笑)
ついでにストレージもRAID仕様のHDDが5台入るものを買ってこれでしばらく快適に過ごせそうです。
買うことが目的ではありません、使うことが目的です。
高いものでも安いものでも使い続けてこそ、そのものの価値が出るのです。すり減ってどうにもならなくなったら買い替えて使い続けていくうちに、本当に自分に必要なものが見えてきます。使いこなしてこそ自分にとって価値があるかどうかがわかるのです。
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