自分を自由にするお金の話 / お金は無駄を省いて自分が快適になることにだけ使う

世の中お金がどの程度あれば幸せなのかは、個人の考えとライフスタイル次第なのでどれほどのお金が必要なのかは人それぞれです。

ただ、今まで色々と自分で経験した感じだとお金が有り余っていても幸せそうに思えない人もいるし、お金がなくて辛い思いをしている人もいて十人十色です。

お金に振り回されずにその人らしく暮らせるのが一番ですし、何と言ってもここ20年ほどの日本は歴史的にもてもこんなに安全快適で社会保障の充実ぶりは世界に類を見ない状況で、格差・貧困問題も問題視されていますが、世界的に見るとまだましな方だと思っています。

お金は貯めるもの？

貯蓄はあればあるほど良いのでしょうか。

確かにそうですね、、あった方が良い気もします。

どのぐらい？銀行に１００万円あれば嬉しい人もいますし、１０００万円あっても不安な人もいます。

お金がありすぎて使い道に困っておかしな道に入り込んで人生をダメにしてしまう人もワイドショーを賑わしていますね。あの人たちは幸せだったのでしょうか。

貨幣は人類が安定して暮らしていく為に生み出した究極のシステムです。

物々交換の時代に生きていく上で必要なものが明日食べられないかもしれない不安を共通の基準（お金）を作って様々なものと交換できるようにしたのです。

しかも、腐らずに貯めておけて後から使うこともできるようになって、安定した生活を送ることができるようになったのです。

お金は貯めておくものではない？

そもそもお金は硬貨は金属ですし、紙幣は紙です。

よく考えるとそのままでは何の価値もないんです。

価値を生むのは使うとき。使って初めてお金に価値が生まれると思っています。

では何の為に貯めるのでしょう。

答えは簡単で、「使うため」に貯めるのです。

何か欲しいものがあるけど、今はその対価を払えないときはその対価に見合うまで貯めてたまったら交換するというのが本質だと思います。

ですから、お金を貯める為に貯めるのではなくて、何か目的を持って貯蓄をするのが本質だと思います。

そのお金の使い方で自分が快適になる？

お金は自分の意思で自分が快適になることに使うようにしましょう。

他人の為にお金を使うことが幸運を引き寄せるポイント！ということも言われます。

それは確かに真実で他人の為に使うことで「信用」が生まれてその「信用」が次のステップの足がかりになります。

言い換えればお金より大切なものは「信用」です。

お金は人がそれを国家や他人が「信用」しているから価値があるのです。

しかし、人はそんな急に純粋にはなれません（笑）

やっぱり自分が可愛いのでまずは単純に自分の為に使うのが快適なんです。

その上で自分の心が安定した時に少しでも他人の為に使うようにすれば良いと思います。

それも見返りは気にせずに寄付するぐらいの気持ちの余裕が必要です。

いずれそれが人の信用になる時がきっと来ます。

他人が喜ぶのを見るのは嬉しいものです。

見栄ではなく、素直に他人を喜ばすことも自分の幸せになるのであれば他人の為に使うのも良いですし、そんな人が増えていくと世の中がもっと素敵になっていくのでしょう。

無駄な出費かどうかを考えてお金を使いましょう。

ストレスから解放する為に散財するのは自分が快適になることに使ったのかというと実はそうでもないんです。

これって辛いことから逃れる為に止むを得ず使ったお金なので浪費になる人もいますね。

当面はお金を使う時に少し立ち止まって考える癖をつけるのが良いでしょう。

そんな余裕なんてないよ〜という人もいるでしょうが、ちょっと立ち止まるぐらいはタダですし、時間も数秒です。

それができないのであれば自分をわざわざ不快な方向に導くことになります。

人によって何が幸せなことがは違います。

逆に、世間と同じようにしなければ、、他人の目もあるし、、というなんとなく自分の意思に反したことに仕方なく使うのは自分の意思に反していますから幸せな使い方ではないですね。

他人に合わせる必要はありません。

お金の奴隷にならないように気をつけましょう。

不思議なものでお金は使い方次第でいくらあっても足りないですが、なければないで幸せに暮らしている人もいます。

お金ですべて決まってしまうわけではないので、主人は自分と発想を切り替えてうまくお金をコントロールできるようにした方が幸せな生活を送ることができるのではないでしょうか。